種牡馬ランキング2016年世界編、データ一覧や産駒の成績は？

2016年に活躍した世界の種牡馬リーディングサイアーランキングを紹介していきます。

競馬は“血のドラマ”であり、血統によって命運が分かれるエンターテイメントです。

果たして、最も活躍した種牡馬、産駒が良い成績を残したサイアーとは？

種牡馬ランキング上位に入ったのは……

見ていくと、日本の大種牡馬ディープインパクトとキングカメハメハがワンツーという結果となっています。

要因は2つあると考えられます。

世界に誇れる日本の種牡馬

1つは、当然2頭の種牡馬としての能力がとても優秀だということ。

ディープインパクト、キングカメハメハともに日本のみならず、世界で活躍する馬を輩出しています。ディープインパクトはジェンティルドンナやエイシンヒカリ、リアルスティールが世界でGIを制しました。

キングカメハメハにしても、ロードカナロアが世界のスプリント王として君臨し、ルーラーシップが香港のクイーンエリザベス2世カップを勝っています。（いずれも2016年に限りませんが。）世界に誇れる種牡馬が日本にいる、ということですね。

ダントツの賞金！日本競馬の特殊さ

2つ目は日本の競馬が特殊、という点にあります。海外の競馬は、日本に比べて賞金が低い。よって、賞金ベースのランキングになると、どうしても賞金を多く稼いでいる日本の種牡馬が上位に来る、というわけです。

海外のレースはドバイ・ワールドカップやペガサス・ステークス、凱旋門賞のように一部の超高額レースが目立つものの、他のレースの賞金は極端に低い。重賞なんて、日本の1000万や準オープンくらいの賞金しか出ないというのがザラですからね。

要するに、この2つの要因によって、日本の種牡馬が世界のトップに立っているわけです。

以下が、世界の種牡馬ランキング、一覧になります。

2016年度 リーディングサイヤー（種牡馬ランキング）