弥生賞2018の競馬予想データ分析…4つの注目点から浮上する激走馬とは?


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2018年3月4日、中山競馬場で弥生賞(GⅡ/芝2000m)が行われる。ダノンプレミアム、ワグネリアン、オブセッション、ジャンダルム、サンリヴァルらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

春のクラシック第一弾・GⅠ皐月賞と同じ競馬場同じ距離で皐月賞の1ヶ月前という好ローテーションで行われていることから、古くからクラシック戦線に直結する最重要なステップレースとして行われている弥生賞。

近年こそ、同じ厩舎や同じ馬主の有力馬がステップレースで競合するのを避けて先日行われた共同通信杯含めて様々なレースに分散するようになったが、それでも弥生賞からはディープインパクトをはじめ数々の名馬がクラシック戦線に挑んでいる。

配当傾向を過去10年で見てみると、単勝1番人気が5勝、2番人気が3勝と実力馬が上位人気に支持され実力通りの結果を見せることが多いものの、時折、高配当となることもあり2013年は三連単で461,810円となっている。

2018年はどのような決着となるのか。

今回は過去10年の弥生賞の結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。


過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順馬名
20172マイスタイル
20153タガノエスプレッソ
20131カミノタサハラ
20132ミヤジタイガ
20121コスモオオゾラ
20112プレイ
20103ダイワファルコン
20093モエレエキスパート
20083タケミカヅチ

注目点① 人気薄を狙うかどうかは慎重に

該当馬のリストを見てもわかるように、過去10年で馬券圏内に入った30頭のうち単勝6番人気以下が9頭となっていて、年によっては該当馬がいないことすらある。

やはり、クラシックに向けての重要な一戦であり、勝ち抜け戦の様相が強いことからも実力馬が実力通りの結果を出していることを反映しているといえる。

それでも、該当馬がまったくいないというわけではないので、極端な人気薄を狙わずに単勝6番人気から10番人気までの馬であれば検討に値する。

なお、単勝1番人気と2番人気の結果が突出しているものの3番人気以下は奮わないことから1強もしくは2強対決の年が多いことが伺えることも覚えておきたい所だ。

人気別集計 弥生賞 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1番人気5- 2- 0- 3/ 1050.0%70.0%
2番人気3- 1- 2- 4/ 1030.0%60.0%
3番人気0- 1- 1- 8/ 100.0%20.0%
4番人気0- 2- 0- 8/ 100.0%20.0%
5番人気0- 1- 3- 6/ 100.0%40.0%
6番人気1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%
7番人気0- 1- 3- 6/ 100.0%40.0%
8番人気0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%
9番人気1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%
10番人気0- 1- 1- 8/ 100.0%20.0%
11番人気0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
12番人気0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%
13番人気0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%
14番人気0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
15番人気0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
16番人気0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名人気
2017マイスタイル8
2015タガノエスプレッソ10
2013カミノタサハラ6
2013ミヤジタイガ10
2012コスモオオゾラ9
2011プレイ7
2010ダイワファルコン7
2009モエレエキスパート7
2008タケミカヅチ7

注目点② 父・ロイヤルチャージャー系に注目!

直近5年で単勝6番人気以下で3着以内に入った馬はすべてが父・ロイヤルチャージャー系種牡馬となっている。

やはり、クラシック戦線王道となる有力レースではディープインパクトやステイゴールドなどの日本競馬を代表する種牡馬たちの血統であるロイヤルチャージャー系が活躍することが多い。

たとえレース実績などから弥生賞で人気を落としていても侮ってはいけない。

種牡馬系統別集計 弥生賞 過去10年

チェック種牡馬着別度数勝率複勝率
ロイヤルチャージャー系8- 5- 5-63/819.9%22.2%
ニアークティック系1- 4- 0-13/185.6%27.8%
ネイティヴダンサー系1- 1- 4-13/195.3%31.6%
ナスルーラ系0- 0- 1- 6/ 70.0%14.3%

集計期間:2008年 ~ 2017年
ソート:着別度数順

馬名父系統種牡馬
マイスタイルロイヤルチャージャー系ハーツクライ
タガノエスプレッソロイヤルチャージャー系ブラックタイド
カミノタサハラロイヤルチャージャー系ディープインパクト
ミヤジタイガロイヤルチャージャー系ネオユニヴァース
コスモオオゾラロイヤルチャージャー系ロージズインメイ
プレイニアークティック系ロックオブジブラルタル
ダイワファルコンナスルーラ系ジャングルポケット
モエレエキスパートネイティブダンサー系マジックマイルズ
タケミカヅチロイヤルチャージャー系ゴールドアリュール

注目点③ 今年一度は出走!

年明け初戦を弥生賞にする実力馬は多く、上位人気に支持され実際に結果を残すことも多いが、単勝6番人気から馬券圏内に入ってくる馬は年明け既に一度は出走し地道に実力をつけてきた馬が結果を残していることがわかる。

間隔別集計 弥生賞 過去10年


間隔着別度数勝率複勝率
連闘0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
2週0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
3週1- 3- 1- 17/ 224.5%22.7%
4週0- 0- 2- 14/ 160.0%12.5%
5~ 9週4- 1- 4- 31/ 4010.0%22.5%
10~25週5- 5- 3- 22/ 3514.3%37.1%
半年以上0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名レース間隔
マイスタイル3
タガノエスプレッソ11
カミノタサハラ5
ミヤジタイガ6
コスモオオゾラ3
プレイ3
ダイワファルコン3
モエレエキスパート8
タケミカヅチ4

注目点④ 前走は先行か中団脚質馬が活躍!

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った9頭中9頭すべてが前走で先行か中団からのレースをしていた。

脚質がまだまだ定まりきれない時期であるとは言え、逃げや追込みなどの極端な戦法を取っている馬の巻き返しはなかなかできていないことがわかる。

前走脚質別集計 弥生賞 過去10年

前走脚質着別度数勝率複勝率
逃げ0- 0- 0- 14/ 140.0%0.0%
先行4- 5- 2- 26/ 3710.8%29.7%
中団4- 3- 7- 38/ 527.7%26.9%
後方2- 2- 1- 15/ 2010.0%25.0%
マクリ0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走脚質
マイスタイル先行
タガノエスプレッソ中団
カミノタサハラ中団
ミヤジタイガ先行
コスモオオゾラ先行
プレイ先行
ダイワファルコン中団
モエレエキスパート先行
タケミカヅチ中団

まとめ

ここまでの4つの注目点から、人気薄で激走する可能性のある馬を選定すると次の1頭が該当する。

リビーリング

ただし、堅い決着となることが多いことからも、大穴狙いは得策とはいえず、基本的には今回の該当馬を軸もしくは相手にして上位人気の馬との流しかフォーメーション馬券を検討すると良さそうだ。

また、本原稿は最終登録の段階で執筆しているため、仮に今回の該当馬が出走を回避した場合などは、人気薄が上位に食い込む可能性は低いと見て、素直に上位5番人気までの堅い決着を予想してボックス買いする方法もありそうだ。

後は予想時点での単勝人気やオッズも確認の上、検討を加えていくのも、面白いのではないだろうか。



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