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2019年6月22日、阪神競馬場で宝塚記念(GⅠ/芝2200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのは、キセキ、レイデオロ、リスグラシュー、アルアインらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象として出走予定馬が少ないため穴馬の対象は2頭とした。


宝塚記念の配当傾向

過去10年を見ると、三連単の最高額配当は2015年の528,510円で、その他に10万馬券は2018年(492,560円)・2014年(251,440円)を含めた3年で出ている。それ以外の年も全て万馬券決着となっており波乱の傾向が強く、積極的に穴馬を狙いたい。

単勝オッズは最高配当が2010年(3,780円)で、その他に2016年(2,510円)、2011年(1,360円)や2018年(1,310円)で人気薄の馬が勝利しておいる。人気馬が優勝するケースの方が少ない傾向にある。

馬連は最高配当が2015年(12,900円)で、その他に2018年(9,200円)や2014年(8,990円)などで高配当が出ており、こちらも積極的に人気薄の馬を入れていきたい傾向にある。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 好走血統に注目

父系では勝ち馬こそ出ていないが、毎年のように上位馬を出しているディープインパクトはやはり注目すべき存在だろう。他のサンデー系では複数の勝ち馬を出しているステイゴールド、非サンデー系では昨年のミッキーロケットに代表されるようにキングカメハメハが活躍しているのがわかる。

サンデーサイレンス系で活躍が目立つ母系としてノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系の組み合わせだろう。
2017年 ミッキークイーン(母父Gold Away[Nureyev系]/母母父Procida[ミスタープロスペクター系])
2015年 デニムアンドルビー(母父キングカメハメハ[ミスタープロスペクター系]/母母父[Nureyev系])
2014年 ヴィルシーナ(母父Machiavellian[ミスタープロスペクター系]/母母父Nureyev[Nureyev系])
2013年 ジェンティルドンナ(母父Bertolini[Danzig系]/母母父リファーズスペシャル[Lyphard系])

キングカメハメハでは母父サンデー系との相性が近年の傾向からは良いことがわかる
2016年 ドゥラメンテ(母父サンデーサイレンス)
2015年 ラブリーデイ(母父ダンスインザダーク)

予想参考データ② 追い込み馬に注目

逃げ・先行馬より人気薄の差し・追い込み馬が激走するケースが近年は多く注目したい。以下に人気と道中の位置取りを挙げた。

2018年 ワーザー(10人気/12-14-13-13)/ノーブルマーズ(12人気/10-9-7-7)
2016年 マリアライト(8人気/11-11-10-6)
2015年 デニムアンドルビー(10人気/15-15-14-14)/ショウナンパンドラ(11人気/7-6-6-7)
2012年 ショウナンマイティ(6人気/15-15-16-14)
2010年 ナカヤマフェスタ(8人気/10-11-8-6)

予想参考データ③ 前哨戦に注目

激走馬のローテーションに注目すると天皇賞(春)、ヴィクトリアマイル、鳴尾記念、目黒記念組が圧倒的に多く、大阪杯や海外遠征組は少ない。今年もこの傾向に注目したい。

2018年 ミッキーロケット(7人気/天皇賞(春)4着)/ノーブルマーズ(12人気/目黒記念2着)
2016年 マリアライト(8人気/目黒記念2着)
2015年 ショウナンパンドラ(11人気/ヴィクトリアマイル8着)
2014年 カレンミロティック(9人気/鳴尾記念4着)/ヴィルシーナ(8人気/ヴィクトリアマイル1着)

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはエタリオウ、ノーブルマーズだ。

エタリオウは血統背景としてサンデー系×母父ノーザンダンサー系・追い込み馬・ローテーションも天皇賞(春)経由と条件は合致する。前走は人気を裏切る形となったがここで激走となるか。

ノーブルマーズは昨年も同レースで3着に激走している。今年も鳴尾記念からの参戦で昨年の再現となるか注目だ。

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