紫苑S2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬の共通点

2018年9月8日、中山競馬場で紫苑S(GⅢ/芝2000m)が行われる。重賞に格上げされた近年はディアドラやヴィブロスがここをステップに秋華賞を制しており注目のレースだ。今年はマウレア、パイオニアバイオ、ノームコア、レッドベルローズなどが出走を予定している。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去9年(新潟で開催された2014年を除く)、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
11ハービンジャースペシャルウィーク
26ステイゴールドCape Cross
34ダイワメジャーファスリエフ
11ディープインパクトAcatenango
23ディープインパクトMachiavellian
35メイショウサムソンサンデーサイレンス
18マンハッタンカフェIn Excess
25クロフネサンデーサイレンス
36ハーツクライ>Indygo Shiner
16シンボリクリスエスサンデーサイレンス
22チチカステナンゴサンデーサイレンス
37ネオユニヴァースChichicastenango
13ディープインパクトStuka
24ゼンノロブロイボストンハーバー
38タヤスツヨシオペラハウス
14シンボリクリスエスエアジハード
26リンカーンジェイドロバリー
312ソングオブウインドマルゼンスキー
12トーセンダンスタイトスポット
26キングカメハメハサンデーサイレンス
31ゼンノロブロイシングスピール
111シンボリクリスエスShirley Heights
24スペシャルウィークカーネギー
35キングカメハメハサンデーサイレンス
14ゴールドヘイロータイトスポット
22ボストンハーバーNashwan
31マンハッタンカフェスキャン

解析・分析:注目血統は?

昨年はハービンジャー産駒のディアドラが優勝しているが、サンデーサイレンス系種牡馬産駒が優勢な傾向にあるだろう。サンプル数は少ないがディープインパクト産駒では母父ミスタープロスペクター系との相性が良い印象を受ける。

2016年 ヴィブロス(母父Machiavellian)
2012年 パララサルー(母父Stuka)

今年の出走予定馬の中ではオハナ、レッドベルローズが該当する。

また、他のサンデー系産駒では母父ナスルーラ系に注目したい。

2015年 クインズミラーグロ(母父In Excess)/エバーシャルマン(母父Indygo Shiner)
2013年 モモトンボ(母父チチカステナンゴ)
2012年 ブリッジクライム(母父ボストンハーバー)
2008年 レッドアゲート(母父スキャン)

今年はハーレムラインが該当しており、波乱を引き起こすか注目したい。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
Redoute's Choice0-0-0-10.0%0.0%
ディープインパクト34-21-25-14415.2%35.7%
ハービンジャー14-12-7-9610.9%25.6%
ルーラーシップ5-3-5-1816.1%41.9%
オルフェーヴル0-0-0-80.0%0.0%
マンハッタンカフェ6-9-4-786.2%19.6%
サムライハート1–2-2-283.0%15.2%
ディープブリランテ1-1-0-108.3%16.7%
Blame0-0-0-00.0%0.0%
ロードカナロア0-0-0-10.0%0.0%
ヴィクトワールピサ6-2-1-3812.8%19.1%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

この条件では実績上ディープインパクトが最有力となりうるが、出走頭数で劣るもののルーラーシップが匹敵する成績を残している。重賞路線でも同様の成績を示せるか注目したい。今年はパイオニアバイオ、クイーングラス、ロサグラウカの3頭が出走を予定している。

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