シンザン記念2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年1月12日、京都競馬場でシンザン記念(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるルーツドール、サンクテュエール、タガノビューティー、オーマイダーリン、カバジェーロらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考にしていく。


シンザン記念の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が3勝、2着はなし、3着が1回。単勝2倍台の信頼度が低く、唯一の勝利はアーモンドアイ。人気通りの結果にはなりにくいか。

11番人気までそれなりに可能性があり、9番人気は過去10年で2着4回。単勝20倍台は過去10年で16頭いて3勝2着2回3着1回。人気馬の取捨選択が非常に重要なレースだ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 脚質の傾向が変わった?

脚質・逃げ(2- 1- 2-5)
勝率 20.0% │ 複勝率 50.0%

この数字を見ると、逃げ馬有利なのか、前に行く馬から買えばいいかと思うだろうが、過去10年のデータであり、これを最近5年で絞ると、(0-0-2-3)となる。

去年のヴァルディゼールは4コーナー7番手、アーモンドアイは9番手、キョウヘイは12番手、2016年2着ジュエラーは16番手。中団にいた馬3頭で決まるケースもあり、過去10年で捉えるのはこの場合危険だろう。

芝の手入れも変わり、開幕週は逃げ、後半は追い込みなんて考え方は古くなりつつある。まだポテンシャル1つでどうにかなるだろう。

予想参考データ② 牝馬の取捨選択

牝馬はこれまでに18頭参戦し、2勝2着2回3着1回。さすがにここまでくると無視できず、しかも、シンザン記念で好走した馬は牝馬クラシックでも走る。

非常に面白い傾向が出ており、3着以内に入った5頭ともに未勝利戦もしくは新馬戦だった。さらに面白いのは未勝利戦だった組が2頭とも勝利、新馬戦組は2着以下という結果。

12年のジェンティルドンナはコンマ6秒勝ち、18年のアーモンドアイもコンマ6秒勝ち。それぞれ阪神と東京のマイルで勝っており、このあたりがポイントになりそうだ。

予想参考データ③ 朝日杯組の取捨選択

先日発表されたJRA賞で、朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬が最優秀2歳牡馬に選ばれない事態が起きた。ホープフルステークスの方が上になる時代が来つつあるのかもしれない。

朝日杯組の信頼度は、はっきり言えば微妙で可もなく不可もなく。中山開催時代よりもやや分が悪いぐらい。朝日杯で好走した馬より1秒前後の負けだった馬が来る。

着差で見るなら今年の2頭は該当すると言えるが、着順的にもう少し負けているぐらいがよく、ここも微妙。特にタガノビューティーはやや過剰な人気になりそうで、ここは慎重さがほしい。

2020年の危険な人気馬は?

サンクテュエールは人気になる見込みだが、アルテミスステークス2着はいいにして、勝ち馬が阪神ジュベナイルフィリーズで惨敗。新馬戦で戦ってきた馬たちの勝ち上がり具合も悪く、馬柱の成績とそのレベルはマッチしていない可能性があり、傾向からも外れているので厳しいか。シンザン記念の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、タガノビューティーは3つ目の消しデータに合致している。朝日杯はそれなりに健闘を見せた。とはいえ、やはりダートの勝ちっぷりが目立ち、これなら勝負になるという感じには見えず、まだ両面待ちな部分がある。ダート路線で花開いてもおかしくはないのだが。

反対にカバジェーロは危険なデータに一つも当てはまらない。母ラベは仕上がり早の馬でこの時期に2連勝目をマーク、オープン特別2着もある。上位人気馬に何かとケチがついていく中でこの馬にそれがなかった。人気の盲点で思わぬオッズになることも考えられ、ここは面白い。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、カバジェーロと言えそうだ。

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