札幌記念2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年8月23日、札幌競馬場で札幌記念(GⅡ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるラッキーライラック、ノームコア、ブラックホール、アドマイヤジャスタ、ポンデザールらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

函館開催だった2013年を除く、過去10年のデータを参考にする。


札幌記念の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着は5回、3着は2回。1倍台の馬は4頭すべて2着と勝ち切れていない。偶然なのか、はたまた当然の結果なのか。

10倍台以上の伏兵馬が5勝しており、無視はできないが、残り5勝はそれなりの人気馬が勝っている。ある意味二極化しているという見方もできる。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走GⅠ組の取捨選択

前走GⅠ組(4- 6- 7-21)
勝率 10.5% │ 複勝率 44.7%

去年は超豪華メンバー、今年はGⅡでも少し層が薄いのではないかと思えるメンバーだが、前走GⅠ組の成績がこれだけいいと、さすがにここから買いたくなるか。

前走掲示板に入った馬、コンマ2秒負け、前走がダービーなど、それがここ数年の傾向で、さらに前となると宝塚記念で1秒前後の負けだった馬がトレンドになっていた。

ただどちらのトレンドでもラッキーライラックは消しの対象になる。前走の負けがあまりにも不可解。その中で人気に推されるとすれば非常に危険だが。

予想参考データ② 函館記念組の取捨選択

サマー2000シリーズを占ううえで重要な一戦になる札幌記念だが、その前哨戦が函館記念。数字上は微妙で、ちゃんと取捨選択をしないと厳しい。

トレンド的には函館記念で結構な差をつけて負けた組が多い。ただ8番人気9着、12番人気7着など微妙なところで、1人気で大敗した馬の巻き返しなどは見受けられない。

微妙さでいえばトーラスジェミニは面白そうだが、それ以外はどうか。函館記念自体が大波乱だっただけに、この組そのものが信用できないという見方もできる。

予想参考データ③ 牝馬の取捨選択

短距離路線の牝馬は強いのだが、このレースでも牝馬は強い。ブエナビスタやハープスターなど有力馬が走った影響は当然あるだろう。

そのため、ここ5年はモズカッチャン以外は1頭も来ていない。データ的にそこまで牝馬は推せないことになるが、ちなみにモズカッチャンの前走はドバイシーマクラシックだった。

大敗から巻き返す牝馬もいなかったわけではないが、ラッキーライラックほどではない。逆に言えば宝塚記念の負けをノーカウントにするかどうか、そこが大きな分かれ目となりそうだ。

2020年の危険な人気馬は?

ラッキーライラックは人気になる見込みだが、やはり前走の負けが気になる。信じがたい負けが見られるのが宝塚記念の特徴なので、ノーカウントにしてもいいレベルなのだが、わざわざそれをするリスクもある。これだけ人気が被るようでは。札幌記念の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、アドマイヤジャスタは2つ目の消しデータに合致している。前走は確かに見事だったが、斤量3キロ増で57キロ。言い方は悪いが、サマー2000シリーズのポイント稼ぎで、優勝賞金狙いかもしれず、前走勝ってじゃあここもとはなりにくい。

反対にノームコアは危険なデータに一つも当てはまらない。言い方は悪いが、消去法で残さざるを得なかったというのが本音。ただ2000メートル実績もあり、GⅠでも健闘しているので、勢いを考えればここか。洋芝はハービンジャー、この格言も生きる。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ノームコアと言えそうだ。

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