クイーンS2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年8月2日、札幌競馬場でクイーンステークス(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるフェアリーポルカ、スカーレットカラー、コントラチェック、ビーチサンバ、カリビアンゴールドらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

函館開催だった2013年を除く過去10年のデータを参考にしていく。


クイーンステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は4勝、2着は3回、3着は1回。人気としての信頼度はまずまずだが、そこまで鉄板ということでもない。

伏兵馬が勝ちやすい一方、馬連万馬券決着はたった1回。人気馬と伏兵馬の組み合わせが目立ち、びっくりする荒れ方を期待するのはどうか。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 斤量56キロの取捨選択

別定戦のクイーンステークスだが、斤量が重い馬も出てくる。斤量56キロで勝ち負けになった馬は、去年1着のミッキーチャームと2年前3着のソウルスターリングのみ。

いずれも洋芝実績があったというのがポイントで、1800メートルの実績があった。これだけで判断するには乏しさがあるが、洋芝で負け知らずだった2頭が少し不気味だ。

今年斤量56キロの馬は、フェアリーポルカとスカーレットカラー。不安なのはフェアリーポルカ。北海道遠征が初めてで、56キロへの対応も少し難しそうだが。

予想参考データ② 牝馬は勢い!とも言い切れず

牝馬は格よりも勢いとはよく言うが、前走1着だった馬の成績は、過去10年で26頭いて3勝、2着3着ともに1回ずつと、強調はしにくい。オープン以上で1着の場合は信頼度があり、下級条件だと急に下がる。勢いより格か。

クラス別成績を見ても、GⅠ組が強く、全体的な数値もいい。目立つのはヴィクトリアマイル組で、コンマ5秒前後の負けという微妙な感じが逆にいいようだ。

前走下級条件組を狙うなら函館を使っていた組。それ以外だと結構さかのぼらないといけないが、1着だった馬が少ないところがどうか。

予想参考データ③ 前走函館組は信用できず

洋芝から洋芝へ、札幌開催時のアドバンテージがありそうな感じもするが、前走が函館だった馬は、過去10年で24頭いるが、1勝2着2回3着1回と微妙なところ。

しかもこの中で前走勝っていた馬は2頭しかいない。トレンド的には外れているが、強いて傾向を探るなら、同距離で前走1着だった馬か、2000メートルで惜敗し距離短縮で臨む馬か。

カリビアンゴールドは、前走の巴賞が3着。傾向的には狙いにくい。まして年齢を重ねる馬が苦戦傾向のレースとなれば、果たしてどうか。

2020年の危険な人気馬は?

フェアリーポルカは人気になる見込みだが、斤量が軽い中で勝てた部分もあり、56キロへの対応が未知数。3か月以上の休み明けもパッとしない。小回りへの対応は問題ないが、乗り方を1つでも間違うと厳しそうだ。クイーンステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、カリビアンゴールドは3つ目の消しデータに合致している。去年は3着だったが、基本的にオープン以上、まして重賞ではまだ敷居が高く、55キロとなれば力負けする可能性がある。

反対にスカーレットカラーは危険なデータに一つも当てはまらない。GⅠではパッとしないが、それ以外のグレードならどうにか勝ち負けにはなる。去年2着で実績はあり、ケガ明けの岩田康誠騎手に手が戻る。56キロがどうかだが、明らかに長さを感じたエリザベス女王杯でコンマ6秒負けと健闘したと考えれば、ここは狙ってみてもよさそう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、スカーレットカラーと言えそうだ。

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