クイーンカップ2018の競馬予想分析、結果発表!回収率130超のデータ該当馬とは?

2018年2月12日、東京競馬場でクイーンカップ(GⅢ/芝1600m)が行われる。マウレア、フィニフティ、オハナ、レッドベルローズ、ツヅミモン、ソシアルクラブ、テトラドラクマらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップした。では、人気、血統、枠順、ローテーションなどから導き出したデータに合致するのはどの馬なのか?

5つの消しフィルターを通したとき、残る馬を探っていくことにしよう。


目次

消しデータまとめ

今回、ピックアップしたデータは以下だ。
ポイント1 極端な人気薄は消し!
ポイント2 父・ネイティブダンサー系は消し!
ポイント3 前走平場・OPEN特別出走馬は消し!
ポイント4 前走先行・中団脚質以外の馬は消し!
ポイント5 前走からのレース間隔4週未満は消し!

※詳細は過去の記事を参照

一つずつ、見ていくことにしよう。

ポイント1 極端な人気薄は消し!

近年、3月のトライアルレースを使わず桜花賞などのGⅠレースに直行する馬も増えているクイーンカップは、2歳から続く勝ち抜き戦の様相を呈していることから、基本的には人気と実力を兼ね備えた馬が上位に入線する堅い決着になりやすいレースだ。

馬名人気予想オッズ
アトムアストレア15397.2
アルーシャ715.2
オハナ36.1
キャッチミーアップ16712.5
ソシアルクラブ612.6
ツヅミモン23.8
テトラドラクマ819.0
ナラトゥリス997.3
ハトホル10118.2
フィニフティ511.8
マウレア12.3
マルターズルーメン13361.6
モデレイト12148.6
ライレローズ11127.5
レッドベルローズ46.2
ロフティフレーズ14372.7

単勝9番人気以下の出走馬は……

アトムアストレア
キャッチミーアップ
ナラトゥリス
ハトホル
マルターズルーメン
モデレイト
ライレローズ
ロフティフレーズ

まずはこの馬たちが消える。

ポイント2 父・ネイティブダンサー系は消し!

血統からポイントを探すと父・ネイティブダンサー系の血統が不振の傾向にある。

ネイティブダンサー系の代表種牡馬はキングカメハメハで、どの競馬場でもどの距離でも比較的成績を残す万能型であるが、クイーンカップにおいては未だに結果を残すことはできていない。

馬名父・血統分類
アトムアストレアロイヤルチャージャー系
アルーシャロイヤルチャージャー系
オハナロイヤルチャージャー系
キャッチミーアップロイヤルチャージャー系
ソシアルクラブネイティヴダンサー系
ツヅミモンロイヤルチャージャー系
テトラドラクマネイティヴダンサー系
ナラトゥリスネイティヴダンサー系
ハトホルネイティヴダンサー系
フィニフティロイヤルチャージャー系
マウレアロイヤルチャージャー系
マルターズルーメンロイヤルチャージャー系
モデレイトロイヤルチャージャー系
ライレローズロイヤルチャージャー系
レッドベルローズロイヤルチャージャー系
ロフティフレーズネイティヴダンサー系

父・ネイティブダンサー系は……

ソシアルクラブ
テトラドラクマ
ナラトゥリス
ハトホル
ロフティフレーズ

ここではこの馬たちが消える。

ポイント3 前走平場・OPEN特別出走馬は消し!

クラシック直結のクイーンカップにおいては、既に重賞に出走して勝ち抜いてきた、もしくは好走してきた馬が活躍することが多く、なんとかクラシックに間に合わせようとして遅めにデビューした馬や重賞ではなくオープン特別に出走した馬にとって厳しい結果となっている。

なお、前走500万下特別戦に出走した馬は、クイーンカップで活躍しかろうじてクラシックに間に合う馬もいるので消しという判断には至らない。

馬名クラス前走レース名
アトムアストレア新馬・牝
アルーシャ未勝利
オハナ500万下菜の花賞
キャッチミーアップ500万下
ソシアルクラブGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ
ツヅミモンGⅢシンザン記念
テトラドラクマGⅢフェアリーS
ナラトゥリス500万下赤松賞
ハトホルGⅢフェアリーS
フィニフティ新馬・牝
マウレアGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ
マルターズルーメン未勝利
モデレイト500万下つわぶき賞
ライレローズGⅢフェアリーS
レッドベルローズGⅢフェアリーS
ロフティフレーズ新馬

前走平場・OPEN特別出走馬は……

アトムアストレア
アルーシャ
キャッチミーアップ
フィニフティ
マルターズルーメン
ロフティフレーズ

ここではこの馬たちが消える。

ポイント4 前走先行・中団脚質以外の馬は消し!

東京競馬場の芝1600mでは、枠順や脚質による有利不利が出ることはあまりみられないが、クイーンカップにおいては、極端な逃げや追込の戦法を取った馬が活躍することは少なく、先行中団での戦い方が中心の馬が活躍するレースである。

馬名前走脚質
アトムアストレア先行
アルーシャ先行
オハナ先行
キャッチミーアップ追込
ソシアルクラブ後方
ツヅミモン先行
テトラドラクマ中団
ナラトゥリス追込
ハトホル追込
フィニフティ先行
マウレア差し
マルターズルーメン先行
モデレイト差し
ライレローズ中団
レッドベルローズ差し
ロフティフレーズ差し

前走先行・中団脚質以外の馬は……

キャッチミーアップ
ソシアルクラブ
ナラトゥリス
ハトホル
マウレア
モデレイト
レッドベルローズ
ロフティフレーズ

ここではこの馬たちが消える。

ポイント5 前走からのレース間隔4週未満は消し!

クラシック本番に向けて、間隔を詰めて出走する時期ではまだなく、休み明け初戦であったり、それなりの間隔を開けて出走したほうが結果がでていることをデータは示している。

馬名レース間隔
アトムアストレア5
アルーシャ7
オハナ4
キャッチミーアップ4
ソシアルクラブ9
ツヅミモン5
テトラドラクマ5
ナラトゥリス12
ハトホル5
フィニフティ13
マウレア9
マルターズルーメン8
モデレイト8
ライレローズ5
レッドベルローズ5
ロフティフレーズ3

前走からのレース間隔4週未満の馬は……

ロフティフレーズ

ここではこの馬が消える。

残った激走馬候補とは?

さて、ではいくつかの消しフィルターをくぐり抜け、ここまで残った馬はいるのだろうか? それは……

オハナ
ツヅミモン

今回の激走馬候補は2頭。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。

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