プロキオンS2019の競馬予想分析!5つのデータから導く勝ち馬候補

2019年7月7日、中京競馬場でプロキオンステークス(GⅢ/ダート1400m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるウインムート、サクセスエナジー、サンライズノヴァ、マテラスカイ、ミッキーワイルドなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

プロキオンステークスの勝ち馬傾向

過去10年のデータを見ると、勝ち馬10頭中8頭が5番人気以内。残る2頭は9番人気、12番人気で、波乱もある。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① ダート1400mでオープン勝ち実績があれば理想も…

まずオープン実績に目を向けると、勝ち馬10頭中6頭がオープンクラスのダート1400mで勝っていた。ただ、残る4頭はオープンで3着以内に入った経験がなく、オープンでの好走実績がなくとも問題ない。

予想参考データ② 前走はオープン特別か交流重賞

前走のクラス別成績は以下の通り。

1600万下(1-1-0-14)
勝率 6.3% │ 連対率12.5% │ 複勝率12.5%

オープン特別(6-4-9-61)
勝率 7.5% │ 連対率12.5% │ 複勝率23.8%

GⅢ(0-0-0-14)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

GⅡ(0-0-0-5)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

GⅠ(0-1-0-6)
勝率 0.0% │ 連対率14.3% │ 複勝率14.3%

交流重賞(3-3-1-26)
勝率 9.1% │ 連対率18.2% │ 複勝率21.2%

また、前走着順は以下の通り。

前走1着(2-5-5-32)
勝率 4.5% │ 連対率15.9% │ 複勝率27.3%

前走2着(4-1-1-11)
勝率 23.5% │ 連対率29.4% │ 複勝率35.3%

前走3着(0-2-1-9)
勝率 0.0% │ 連対率16.7% │ 複勝率25.0%

前走4着(1-1-1-11)
勝率 7.1% │ 連対率14.3% │ 複勝率21.4%

前走5着(1-1-0-10)
勝率 8.3% │ 連対率16.7% │ 複勝率16.7%

前走6~9着(2-0-0-23)
勝率 8.0% │ 連対率8.0% │ 複勝率8.0%

前走10着以下(0-0-2-27)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率6.9%

掲示板外から巻き返して優勝した2頭の前走は、ともに0.5秒差以内の6着。あまり大きく負けているようだと、巻き返しは厳しくなる。

予想参考データ③ 高齢馬は苦戦

年齢別成績は以下の通り。

3歳(0-0-0-4)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

4歳(4-2-1-14)
勝率 19.0% │ 連対率28.6% │ 複勝率33.3%

5歳(2-5-4-29)
勝率 5.0% │ 連対率17.5% │ 複勝率27.5%

6歳(4-1-1-26)
勝率 12.5% │ 連対率15.6% │ 複勝率18.8%

7歳(0-1-3-34)
勝率 0.0% │ 連対率2.6% │ 複勝率10.5%

8歳以上(0-1-1-19)
勝率 0.0% │ 連対率4.8% │ 複勝率9.5%

予想参考データ④ 牝馬に注目

牡・騸馬(8-8-9-120)
勝率 5.5% │ 連対率11.0% │ 複勝率17.2%

牝馬(2-2-1-6)
勝率 18.2% │ 連対率36.4% │ 複勝率45.5%

牝馬は単勝回収率1153%と妙味あリ。

予想参考データ⑤ 関東馬が好成績

美浦(2-0-0-12)
勝率 14.3% │ 連対率14.3% │ 複勝率14.3%

栗東(8-10-10-107)
勝率 5.9% │ 連対率13.3% │ 複勝率20.7%

2019年の主役候補は?

中心となるのは、関東馬のアルクトス。オアシスS、欅Sとオープン特別を連勝中。重賞でも、引き続き期待できる。

ウインムートは前走のさきたま杯を制覇。ダート1400mで交流重賞を2勝、オープン特別を3勝と、実績はメンバー上位だ。

そのさきたま杯で2着だったサクセスエナジーは、ダート1400mの交流重賞を3勝。4着だった昨年より1kg軽い斤量57kgで、当時以上の着順が望める。

ヴェンジェンスはポラリスS、天保山Sと、ダート1400mのオープン特別を連勝中。上昇度が魅力で、チャンスは十分。

昨年の覇者マテラスカイは、前走のドバイゴールデンシャヒーンで2着と、能力の高さを示している。今年も有力の1頭になる。

アディラートは全5勝をダート1400mでマークしている。海外GⅡ3着、オープン特別2着などの実績があり、オープン入り2戦目で前進が見込める。

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