6月28日の新馬戦を圧勝したポルトフォイユ(牡2)が右前脚屈腱炎を発症したことが分かった。管理するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。
ポルトフォイユはデビュー戦で武豊騎手を鞍上に5馬身差の圧勝劇を演じ、将来が注目されていた。父ディープインパクト、母ポルトフィーノ、その母クロフネという血統で、母母にエアグルーヴ、母母母にダイナカールがいる日本を代表する超良血一族でもある。一つ上の全兄ポルトドートウィユは重賞戦線で活躍し、日本ダービーに出走したほど。
また、武豊騎手とのコンビも注目を集めた要因の一つだった。同騎手はディープインパクトをはじめとして母、母父、母母とすべての馬が武豊騎手とコンビを組み、勝ち星を挙げている“武豊血統”だった。
なお、先日は兄のポルトドートウィユも屈腱炎を発症して戦線を離脱。相次ぐ悲報となってしまった。
【関連記事】
●ポルトフォイユの血統や将来性は?武豊騎手で新馬戦勝ちの素質馬に迫る
●“武豊血統”ポルトドートウィユに凝縮された競馬の魅力
●トーセンビクトリーと武豊騎手はローズSで買い!?血統馬の未来予想図
●武豊騎手と社台グループの現在地とは?確執や絶縁説はオカルトだった?
●彼女欲しけりゃペルーサになれ!稀代の愛され馬から学ぶ4つのモテテク