(C)Yushi Machida‏

2018年4月1日、阪神競馬場で大阪杯(GⅠ/芝2000m)が行われる。昨年よりGⅠに格上げされてより注目度が増し、ドバイ競争と日程が近いスケジュールでありながら多くのGⅠ馬が出走を予定している。今年は復活に懸けるサトノダイヤモンド、初のGⅠ獲りとなるか注目されるスワーブリチャード、昨年のJCに次いで2つ目のGⅠ獲りを狙うシュヴァルグランなどが登場する。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
11ブラックタイドサクラバクシンオー
27ディープインパクトクロフネ
34キングカメハメハグラスワンダー
12ディープインパクトエルコンドルパサー
25ブラックタイドサクラバクシンオー
34ディープインパクトフレンチデピュティ
14ディープインパクトStorm Cat
21ディープインパクトStorm Cat
36ジャングルポケットサンデーサイレンス
12ディープインパクトStorm Cat
26ゴールドアリュールマルゼンスキー
31シンボリクリスエススペシャルウィーク
11ステイゴールドメジロマックイーン
22マンハッタンカフェStorm Cat
35キングズベストプラティニ
16マンハッタンカフェStorm Cat
21エンパイアメーカーサンデーサイレンス
32ジャングルポケットノーザンテースト
11マンハッタンカフェラムタラ
28ダンスインザダークPrivate Account
33キングズベストプラティニ
16オペラハウスブライアンズタイム
29フジキセキノーザンテースト
31ステイゴールドメジロマックイーン
13ステイゴールドメジロマックイーン
21アグネスタキオンChief's Crown
34キングヘイローSeattle Slew
11アグネスタキオンノーザンテースト
27フレンチデピュティWoodman
34ホワイトマズルサンデーサイレンス

解析・分析:注目血統は?

GⅠ昇格以前よりサンデーサイレンス系中心の傾向があり、特にディープインパクト産駒の活躍が顕著である。サンデー系は他にブラックタイド、ステイゴールド、マンハッタンカフェ、ゴールドアリュールが近年の好走馬の父となりハーツクライなどは苦戦傾向にある。非サンデー系ではミスタープロスペクター系やナスルーラ系種牡馬産駒の好走が見られる。二アークティック系は2011年以降は上位に絡んでおらず、近年の傾向からは減点が必要だろう。

一方で父サンデー系産駒の母系に注目すると

2017年 ステファノス(母父クロフネ)
2016年 ショウナンマイティ(母父フレンチデピュティ)
2015年 ラキシス(母父Storm Cat) / キズナ(母父Storm Cat)
2014年 キズナ / トウカイパラダイス(母父マルゼンスキー)
2013年 ショウナンマイティ(母父Storm Cat)
2012年 ショウナンマイティ
2011年 ヒルノダムール(母父ラムタラ)
2010年 ゴールデンダリア(母父ノーザンテースト)
2009年 ディープスカイ(母父Chief's Crown)
2008年 ダイワスカーレット(母父ノーザンテースト)

といったように母父ニアークティク系の活躍が目立つ。今年の該当馬としてはサトノダイヤモンド、スマートレイアーが挙がる。

父ミスタープロスペクター系ではダンビュライトが2012年好走馬のフェデラリスト同様に母父サンデーサイレンスのパターンにあたるので警戒が必要だろう。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
ディープインパクト32-27-20-12715.5%38.3%
ステイゴールド13-13-7-7911.6%29.5%
スクリーンヒーロー0-1-0-30.0%25.0%
ハーツクライ13-21-14-909.4%34.8%
ルーラーシップ4-2-1-1320.0%35.0%
タートルボウル0-0-0-20.0%0.0%
ハービンジャー10-11-17-6010.2%38.8%
メイショウサムソン4-3-1-457.5%15.1%
ゴスホークケン0-0-0-30.0%0.0%
トーセンホマレボシ0-0-0-30.0%0.0%
ゼンノロブロイ6-3-8-499.1%13.6%
キングカメハメハ19-13-13-9114.0%33.1%
シンボリクリスエス4-2-6-506.5%19.4%

集計期間:2013.1. 1 ~ 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

ディープインパクトが優れた数字を残しているがキングカメハメハ・ハービンジャー・ハーツクライもこれに劣らない成績を残しているのが分かる。今年の出走予定馬で人気の中心となりそうな馬たちもほぼこれらの産駒となり、実績通りの活躍が期待できそうだ。

出走頭数の少ない種牡馬のなかではルーラーシップの成績が素晴らしいと言える。堅実な走りを見せるダンビュライトが上位人気馬相手にどのような走りをみせるのかにも注目したい。

おすすめの記事