(C)MAZIMICKEY

2018年3月3日、中山競馬場でオーシャンS(GⅢ/芝1200m)が行われる。レーヌミノル、ナックビーナス、ロードクエスト、ネロ、ビップライブリー、リエノテソーロ、スノードラゴンらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?


ポイント1 極端な人気薄は消し!

春のスプリント王決定戦GⅠ・高松宮記念へ向けてのステップレースの一つであるオーシャンSではあるが、昨年2017年を除いて三連単は毎年万馬券と順当に収まることが少ない。

それでも、人気別に集計した場合、二桁人気になるような馬の成績は奮わない。

人気着別度数
10-16人気0- 2- 1- 67/ 70
人気勝率複勝率単回値複回値
10-16人気0.0%4.3%093

集計期間:2008. 3. 8 ~ 2017. 3. 4

過去10年の結果から見ると、直近3年では馬券圏内に入ってきた馬はおらず、2014年に単勝11番人気で3着に入ったスノードラゴンが最後となっていて基本的には消しと判定していいだろう。

※以降、9番人気以内を対象に集計

ポイント2 母父・ニアークティック系は消し!

血統からポイントを探すと母父・ニアークティック系の出走馬の成績が奮わない。

ニアークティック系といえば現在の代表種牡馬はトランセンドだが、どちらかと言うと「ダート」「中距離」が得意分野ということもあり、種牡馬がどの系統であろうとオーシャンSでは結果を残せていない。

母父系統着別度数
ニアークティック系0- 1- 5-24/ 30
母父系統勝率複勝率単回値複回値
ニアークティック系0.0%20.0%084

集計期間:2008. 3. 8 ~ 2017. 3. 4

3着であれば何とか食い込むこともあるが、直近5年で見ると2014年のレッドスパーダのみとなっていて基本的には消しと判断していいだろう。

ポイント3 ノーザンファーム生産馬は消し!

馬産地について注目をすると、クラシック戦線で中心となる距離になるとノーザンファームが現在の日本競馬界を席巻していて、中小の個人牧場の生産馬が馬券圏内に食い込んでくるのはなかなか難しいが、スプリント・マイル路線ではその傾向は薄れる。

生産牧場着別度数
ノーザンファーム0- 0- 1- 7/ 8
生産牧場勝率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム0.0%12.5%030

集計期間:2008. 3. 8 ~ 2017. 3. 4

2015年の3着馬ベステゲシェンクが唯一の該当馬ではあるもののベステゲシェンクは重賞勝馬になることも叶わなかったこともあり、ノーザンファームからの活躍馬はまだオーシャンSでは誕生していない。

ポイント4 前走先行・中団以外は消し!

前走で逃げや追込みなどの極端な戦法を取った馬はオーシャンSでは活躍できない傾向にあり、突出した人気馬がなかなか出走せず実力が伯仲していることや距離が短距離であることなど様々な要因があると考えられる。

前走脚質着別度数
先行・中団以外1- 2- 4-20/27
前走脚質勝率複勝率単回値複回値
先行・中団以外3.7%25.9%2561

集計期間:2008. 3. 8 ~ 2017. 3. 4

逃げ馬を目標に前につけられる先行馬・レース展開により自在に位置を変えやすい中団馬を検討の際には優先的に考え、それ以外の馬は思い切って消しと判断していいだろう。

ポイント5 前走1着以外は消し!

実力が伯仲しやすいオーシャンSだが、前走1着から調子を上げてきている馬のほうが前走2着以下だったが馬に比べると確実に活躍できている。

前走着順着別度数
1着以外4- 7- 9-54/74
前走着順勝率複勝率単回値複回値
1着以外5.4%27.0%7896

集計期間:2008. 3. 8 ~ 2017. 3. 4

他のポイントと比べると数字上は前走2着以下でも馬券圏内に入っている馬も多いし、複勝率もそれなりに高いが意外と絞りきれない部分もある。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
6- 1- 0- 0/ 7
勝率複勝率単回値複回値
85.7%100.0%644250

集計期間:2008. 3. 8 ~ 2017. 3. 4

なんと、好走率は10割、回収率も450%を弾き出し極めて優秀な成績となった。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

おすすめの記事