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2018年6月2日、阪神競馬場で金鯱賞(GⅢ/芝2000m)が行われる。トリオンフ、トリコロールブルー、サトノノブレス、ストレンジクォーク、マルターズアポジーらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望を振り返っていこう。


日程・概要

2018年 6月 2日(土) 3回阪神1日目 12頭 [仮想出馬表] 【11R】  第71回鳴尾記念
3歳以上・オープン・G3(別定)(国際)(特指) 芝2000m・内 (A)

出走予定馬・登録馬

前走の新潟大賞典では1番人気を裏切ってしまったトリオンフだが、直線が短くなりコーナーで仕掛けられる阪神コースに変わるのは好材料。巻き返しを狙っている。

圧勝した小倉大賞典、そして果敢に攻めて古馬一線級にも勝負できる地力の片鱗を見せた大阪杯の内容から、前走の新潟大賞典では1番人気に支持された。道中は先団を見る形でのレース。追ってからの反応も悪くなかったが、やはり直線で切れる印象が浮かばなかった通り、最後は脚色が一緒になってしまった。やはり早めの仕掛け、コーナーでの勝負で前を潰す形があっている同馬。この舞台ならチャンスは十分だ。

今年に入って1600万下、前走のオープン特別(大阪城S)をいい内容で連勝してきたステイゴールド産駒のトリコロールブルーが続く。

昨秋果敢に挑戦した菊花賞でも穴人気を集めたものの大敗。休養でしっかり立て直した印象だ。本質的には2000m前後の距離が合いそうで、坂のある阪神コースも悪くはない。ステイゴールド産駒にしては気性面もそれほど問題なく、条件さえ揃えば自分の脚は確実に使う1頭。成長力ありそうで今後も含め期待ができる。

対しては古豪・サトノノブレス。前走の大阪杯は流石にG1レベルでは厳しい戦いになってしまったが、調教の動きからは急激な衰えまでは感じられない。加齢とともに粘りがなくなり淡白な走りになってしまってはいるが、展開さえハマればまだまだやれる。あまりキレるタイプではないので、阪神の2000mは歓迎するところだ。大敗の後でも、相手さえ弱くなればしっかりと巻き返すタイプで、ここは警戒が必要か。

ストレンジクォークも巻き返しの可能性は十分にある。前走の小倉大賞典は小島太厩舎のラストイヤーということもあり若干押せ押せで使われた印象で、いつものような反応がなかった。立て直せばこのメンバーなら十分通用の余地はある。

マルターズアポジーはマイル戦線に矛先を向けていたが、やはり警戒されハナを取り切れないパターンが目立ってきた。距離延長は悪くなく、自分の競馬さえできれば単騎逃げそのままのパターンもあるか。

他にも、休み明け叩いて上積みあればのストロングタイタン、昨夏の重賞連勝は鮮やかだったタツゴウゲキ、時計がかかれば出番のあるアメリカズカップ、前走天皇賞で見せ場はあったヤマカツライデン、前走で重賞でも展開次第でというところを見せたナスノセイカンなどが続く。

登録馬は以下の通り。

馬名S性齢斤量
アメリカズカップ牡456
サトノノブレス牡856
ストレンジクォーク牡656
ストロングタイタン牡556
タツゴウゲキ牡656
テイエムイナズマ牡856
トリオンフセ456
トリコロールブルー牡456
ナスノセイカン牡656
マルターズアポジー牡656
モンドインテロ牡656
ヤマカツライデン牡656

想定・予想オッズ

7番人気アメリカズカップ17.7倍
3番人気サトノノブレス3.9倍
8番人気ストレンジクォーク28.6倍
9番人気ストロングタイタン41.2倍
5番人気タツゴウゲキ10.5倍
12番人気テイエムイナズマ330.8倍
2番人気トリオンフ3.3倍
1番人気トリコロールブルー2.9倍
10番人気ナスノセイカン82.5倍
4番人気マルターズアポジー4.3倍
11番人気モンドインテロ94.4倍
6番人気ヤマカツライデン16.8倍
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