ボクシング界で圧倒的な存在感を放つ井上尚弥。統一王者として世界の頂点に立つ彼の次戦に関心が高まっている。
本記事では、井上尚弥の2025年の次戦日程や予想される対戦相手、視聴方法、年間スケジュール予想まで網羅的に解説する。
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目次
井上尚弥の次戦はいつ?2025年の試合スケジュール
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の次戦は、2025年9月14日(土)に名古屋・IGアリーナで開催予定とされている。
対戦相手はWBAスーパーバンタム級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)で、既に契約も締結済み。
英プロモーターのエディー・ハーン氏が明かしており、正式発表は時間の問題とみられる。
予想される次の対戦相手
アフマダリエフはアマチュア時代にリオ五輪銅メダル、世界選手権銀メダルを獲得した実力者。プロでは14勝(11KO)1敗の戦績を持ち、2020年にはWBA・IBF王座を獲得。岩佐亮佑をTKOで下した統一戦のインパクトも記憶に新しい。
さらに、2025年5月31日にメキシコで開催されたノンタイトル戦では、ルイス・カスティージョに8回TKO勝利を収め、井上戦に向けた調整試合をクリア。フィジカルに優れたサウスポーで、「MJ」のニックネームを持つように軽快なステップワークとリードジャブを武器とする。
井上尚弥|試合スケジュール一覧
■ 2025年
試合 | 概要 | 日程 | 会場 |
---|---|---|---|
井上尚弥 vs. ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン) | WBA同級暫定王者との対戦(予定) | 2025年9月 | 未定(名古屋IGアリーナ予定) |
井上尚弥 vs. ラモン・カルデナス(アメリカ) | 4団体統一世界Sバンタム級タイトルマッチ | 2025年5月4日(現地) 2025年5月5日(日本時間・月祝) | T-モバイル・アリーナ(米国ネバダ州ラスベガス) |
井上尚弥 vs. キム・イェジュン(韓国) | 4団体統一世界Sバンタム級タイトルマッチ ※当初サム・グッドマン予定→負傷で変更、試合日も延期 | 2025年1月24日(金) | 有明アリーナ(東京都江東区) |
■ 2024年
試合 | 概要 | 日程 | 会場 |
---|---|---|---|
井上尚弥 vs. テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド) | 4団体統一世界Sバンタム級タイトルマッチ | 2024年9月3日(火) | 有明アリーナ(東京都江東区) |
井上尚弥 vs. ルイス・ネリ(メキシコ) | 4団体統一世界Sバンタム級タイトルマッチ | 2024年5月6日(月・祝) | 東京ドーム(東京都文京区) |
■ 2023年
試合 | 概要 | 日程 | 会場 |
---|---|---|---|
井上尚弥 vs. マーロン・タパレス(フィリピン) | WBA・WBC・IBF・WBO世界Sバンタム級王座統一戦 | 2023年12月26日 | 有明アリーナ(東京都江東区) |
井上尚弥 vs. スティーブン・フルトン(アメリカ) | WBC・WBO世界Sバンタム級タイトルマッチ | 2023年7月25日 | 有明アリーナ(東京都江東区) |
【延期】井上尚弥 vs. スティーブン・フルトン(アメリカ) | ※怪我により延期された試合(本来の予定) | 2023年5月7日 | 横浜アリーナ(神奈川県横浜市) |
井上尚弥|戦績・試合結果・対戦成績
1993年4月10日、神奈川県座間市に生まれた井上尚弥は、県立新磯高校(現・相模原青陵)時代にアマチュア7冠を達成。2012年、ライトフライ級でプロテストに合格し、大橋ボクシングジム所属としてプロのキャリアをスタートさせた。
プロデビュー戦は2012年10月2日、フェニックスバトルで行われ、フィリピンのクリソン・オマヤオを4回KOで下して鮮烈なスタートを切った。以降、無敗をキープしながら階級を上げ、歴史に残る4階級制覇と複数回の統一戦を制してきた。
井上尚弥のプロ戦績(主な試合)
- 2012年10月2日: ○(4RKO)クリソン・オマヤオ(フェニックスバトル)
- 2013年:
- 1月5日:○(1RKO)ガオプラチャン・チューワッタナ
- 4月16日:○(10RTKO)佐野友樹
- 8月25日:○(判定)田口良一(日本Lフライ級タイトル)
- 12月6日:○(5RTKO)ヘルソン・マンシオ(OPBFタイトル)
- 2014年:
- 4月6日:○(6RTKO)アドリアン・エルナンデス(WBC Lフライ級)
- 9月5日:○(11RTKO)サマートレック・ゴーキャットジム
- 12月30日:○(2RKO)オマール・ナルバエス(WBO Sフライ級)
- 2015~2017年:
- 2015年12月29日:○(2RTKO)ワルリト・パレナス
- 2016年:○ ダビド・カルモナ、ペッチバンボーン・ゴーキャットジム、河野公平
- 2017年:○ リカルド・ロドリゲス、アントニオ・ニエベス、ヨアン・ボワイヨ
- 2018年:
- 5月25日:○(1RTKO)ジェイミー・マクドネル(WBAバンタム級)
- 10月7日:○(1RKO)ファン・カルロス・パヤノ(WBSS準々決勝)
- 2019年:
- 5月19日:○(2RTKO)エマニュエル・ロドリゲス(WBSS準決勝)
- 11月7日:○(判定)ノニト・ドネア(WBSS決勝)
- 2020~2021年:
- ○ ジェイソン・マロニー、マイケル・ダスマリナス、アラン・ディパエン
- 2022年:
- 6月7日:○(2RTKO)ノニト・ドネア(統一戦)
- 12月13日:○(11RKO)ポール・バトラー(4団体統一)
- 2023年:
- 7月25日:○(8RTKO)スティーブン・フルトン(WBC・WBO Sバンタム)
- 12月26日:○(10RKO)マーロン・タパレス(4団体統一)
- 2024年:
- 5月6日:○(6RTKO)ルイス・ネリ(東京ドーム)
- 9月3日:○(7RTKO)テレンス・ジョン・ドヘニー
- 2025年:
- 1月24日:○(7RKO)キム・イェジュン
- 5月4日:○(8RTKO)ラモン・カルデナス
プロキャリアを通じて井上尚弥は、全勝(KO率も極めて高い)という驚異的な記録を築いており、2025年にはムロジョン・アフマダリエフとの世界戦も控えている。日本ボクシング界の至宝として、世界的にも評価されるレジェンドである。
井上尚弥の次戦を視聴するには?放送・配信予定まとめ
現時点で次戦の配信方法は発表されていない。
過去にAmazonプライム等で配信されたことがある。Amazonプライムでは過去の井上尚弥の試合を見ることも可能だ。
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井上尚弥とは?
井上尚弥(いのうえ・なおや)は、日本が世界に誇るプロボクサーであり、史上9人目となる男子プロボクシングの4階級制覇王者。WBA・WBC・IBF・WBOの世界主要4団体でスーパーバンタム級のベルトを統一し、2025年現在も無敗を維持している。
1993年4月10日、神奈川県座間市出身。アマチュア時代から国内外の大会で数々のタイトルを獲得し、2012年10月に大橋ボクシングジムからプロデビュー。デビュー戦から驚異的なKO勝利を重ね、その強さから「モンスター(Monster)」の異名を持つ。
世界戦では、メキシコやフィリピンなど強豪国の王者を次々と撃破し、2022年には世界バンタム級4団体統一を達成。さらに2023年からはスーパーバンタム級に転向し、再び4団体統一を実現した。
その攻撃力・テクニック・冷静な判断力は世界中のファンと専門家から高く評価されており、現役最強のボクサーのひとりとしてPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングでも常に上位にランクインしている。
まとめ|井上尚弥の次戦を見逃すな!
2025年も井上尚弥の一挙手一投足から目が離せない。最新情報が入り次第、本記事もアップデートしていく予定。視聴環境を整え、世界王者の戦いを見届けよう。
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