中山金杯2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年1月5日、中山競馬場で中山金杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるクレッシェンドラヴ、ザダル、トリオンフ、ギベオン、カデナらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考にしていく。


中山金杯の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が4勝、2着が1回、3着が3回。ハンデ戦としては優秀な成績と言えるが、2倍台が3勝、3倍台が勝ちきれないというのが何かを物語る。

ハンデ戦だが、良績は5番人気までに集中し、それ以下はチラホラ。荒れるは荒れるが、なかなかつかみどころがないレースと言えなくもない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 脚比べは不利

上がり3F 1位(1- 0- 1-9)
勝率 9.1% │ 複勝率 18.2%

元々上がりの脚一発でどうにかなる競馬場ではない中山。冬開催は芝も重くなり、後方待機で勝負なんて行為はもはや無謀、よほどの力量差がないと難しい。

4コーナー13番手で3着に来た馬もいるが、2013年のジャスタウェイ。後に世界レーティング1位をマークする馬だ。そういうポテンシャルがないと厳しい。

ここ5年は3番手にいた馬が必ず3着以内に絡んでいる。中団待機の馬も同じように絡んでいるので、狙うなら先行馬と中団待機、このあたりではないか。末脚を武器にする馬はしんどい。

予想参考データ② 前走GⅠ出走馬を狙うなら

GⅠ出走馬を狙う、複勝率などを見ればそれは間違いないのだが、問題はどのGⅠを使った馬かということになる。ここで狙いたいのはマイルチャンピオンシップ組だ。

去年のウインブライトもそうだったが、1勝2着2回をマークする。共通点は、1秒以内の負けであること。ウインブライトは9着ながらコンマ4秒負け、ロゴタイプはコンマ5秒負け、キョウエイストームはコンマ7秒負けだった。

もう1例の天皇賞秋組も同様で、ジャスタウェイがコンマ5秒負けだった。いくら前走GⅠを使っていたからといって、1秒以上負けるような馬にお声はかからないということか。

予想参考データ③ 斤量増が激熱!

ハンデ戦の中山記念、斤量増で臨んだ馬は実に9勝を挙げ、複勝率は6割を超える。ちなみに斤量1キロ台の増加が6勝と狙うならここだろう。

ちなみに斤量別の成績は57キロが優秀で、57.5キロ、58キロも申し分ない。要するに前走56キロや57キロで1キロ増で臨むのがいいようだ。

逆に斤量減は意外と好走しない。特に1キロ台の斤量減は34頭いながら未勝利。勝ち馬が出るのは2キロ台だが、それでも斤量増の馬より見劣りするデータとなっている。

2020年の危険な人気馬は?

カデナは人気になる見込みだが、天皇賞秋は2秒2負け。弥生賞を勝つなどコース実績こそあるが、2年前のこのレースは大敗。その時は56キロだったが今年は57キロ。復調気配とはいえ、さすがにここでは厳しいのではないか。中山金杯の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ザダルは2つ目の消しデータに合致している。いくら菊花賞だからといって2秒負け。中山で結果を残しており、あっさり勝ってもおかしくはないが、初めての別世代の馬との対戦。実はサッパリという可能性も十分に考えられる。

反対にギベオンは危険なデータに一つも当てはまらない。ここ何戦かは負け続きだが、2000メートルは決して長いわけではない。ジリ脚なのでうまく押し上げていく形であれば勝機はある。そこはフォーリー騎手の腕に期待するしかないだろう。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ギベオンと言えそうだ。

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