世界麻雀TOKYO2025は、リーチ麻雀の世界大会として世界中から注目を集めるビッグイベントだ。
アース製薬100周年記念として、過去最大規模で開催される本大会。本記事では、大会日程・参加国・ルール・注目ポイント・視聴方法までを網羅して解説する。
目次
世界麻雀TOKYO2025とは?
「アース製薬100周年記念 世界麻雀TOKYO2025(第4回リーチ麻雀世界選手権)」は、世界中のリーチ麻雀プレイヤーが集結する国際大会である。主催はWorld Riichi Limitedおよび日本プロ麻雀連盟。大会は東京・日本橋三井ホールで開催され、アース製薬がタイトルスポンサーを務める。
大会スケジュールと構成【7月1日〜6日開催】
「アース製薬100周年記念 世界麻雀TOKYO2025」は、6日間にわたって東京・日本橋三井ホールで開催される、リーチ麻雀の世界一を決める国際大会である。
以下は日別の大会スケジュールである。
- 7月1日(火):レセプション
- 7月2日(水):国別対抗チーム戦(団体戦)
- 7月3日(木):個人戦予選(前半)
- 7月4日(金):個人戦予選(後半)
- 7月5日(土):個人戦ベスト32〜16
- 7月6日(日):個人戦ベスト8〜決勝戦+表彰式
団体戦は各国4人1組のチーム編成で行われ、1日限りのポイント勝負で優勝国を決定。個人戦は世界各国から集まった260名が出場し、最大18半荘を通じて実力を競い、真の世界一が決定される。
出場者の中には、オンライン麻雀ゲーム(「麻雀格闘倶楽部 Extreme」「セガNET麻雀 MJ」「龍龍」など)の予選を突破したプレイヤーも含まれ、一般麻雀ファンの夢舞台ともいえる構成となっている。
各日の詳細なタイムテーブルや進行スケジュールは、大会公式サイトおよびABEMA番組ガイドにて順次発表される予定である。
大会ルールと勝敗決定方法
「世界麻雀TOKYO2025」では、WRCルールが採用されている。以下に大会で使用される主なルールと勝敗決定方法の詳細を紹介する。
基本ルール
- 喰いタン、後づけ:あり
- 喰い替え:なし
- 一発、裏ドラ、槓ドラ:あり
- ノーテン罰符:場に3,000点
- 王牌:14枚残し
- アガリ優先順位:上家優先
- サイコロ:すべて一度振り
- アガリやめ:なし
リーチ関連ルール
- リーチ後の取り消し:不可
- リーチ後のアガリ選択:可能(以後フリテン扱い)
- ノーテンリーチ:流局後チョンボ扱い
- リーチ棒:オーラス終了時は供託
- ツモ番なしでもリーチ可能
流局と連荘
- ノーテン:親流れ
- 形式テンパイ:可
- 途中流局:なし
カンに関するルール
- 槓ドラ・槓裏:あり
- 大明槓の嶺上開花:責任払いなし
- 嶺上開花と海底:重複不可
- リーチ後の暗槓:手牌構成が変わらなければ可(手役の増加は認める)
役満のパオ(責任払い)
- 対象:大三元、大四喜、四槓子
- 対象牌を鳴かせた者が責任払い
- ツモアガリ:全額責任払い
- 出アガリ:放銃者と折半(積み場は放銃者が負担)
フリテン・チョンボ
- 同巡内アガリ選択:不可
- フリテンリーチ:あり
- 誤ロン・誤ツモ:発声のみでもチョンボ
- 錯ポン・錯チー・多牌・少牌:チョンボ(発声ミスはアガリ放棄)
アガリ点と符計算
- 30符4翻:満貫に切り上げ
- 11翻以上:三倍満、数え役満なし
- 純粋な役満重複:ダブル・トリプル役満認定
- 連風牌の雀頭:2符
- 嶺上牌ツモ:2符加算
- 緑一色:發なしでも成立
順位点(ウマ)
持ち点は30,000点、30,000点返しで、着順に応じて以下の順位点(ウマ)が加算または減算される。
- 1着:+15
- 2着:+5
- 3着:▲5
- 4着:▲15
同点の場合は該当順位の点数を分け合う方式が採用される。
このように細部まで厳密にルールが定められており、公平でハイレベルな戦いが展開されることが期待されている。
出場国と日本代表メンバー
世界40カ国以上から選手が参加。日本は下記の通り8つの代表チームを編成して出場する。
- フル代表チームA:多井隆晴、伊達朱里紗、鈴木たろう、竹内元太
- フル代表チームB:佐々木寿人、仲林圭、瑞原明奈、本田朋広
- フル代表チームC:勝又健志、園田賢、醍醐大、逢川恵夢
- フル代表チームD:堀慎吾、白鳥翔、魚谷侑未、鈴木優
- 女性プロ代表チーム:浅見真紀、黒沢咲、日向藍子、二階堂亜樹
- Over60代表チーム:森山茂和、新津潔、沢崎誠、近藤誠一、灘麻太郎
- Under29代表チーム:桑田憲汰、阿久津翔太、有賀利樹、朝比奈ゆり
- プロ団体推薦チーム:瀬戸熊直樹、石井一馬、下石戟、河野高志、忍田幸夫
詳細はこちらの記事でも確認できる。
注目選手&見どころポイント
世界麻雀TOKYO2025の見どころは、何と言っても日本代表フル代表8チームによる豪華な顔ぶれである。多井隆晴、佐々木寿人、伊達朱里紗といったMリーグでもお馴染みのトッププロが勢ぞろい。彼らは様々な舞台で実力を証明してきた選手たちであり、戦術・経験・メンタルすべてにおいてハイレベルな麻雀を披露してくれるだろう。
さらに注目すべきは、若手精鋭が集まる「U-29代表チーム」や、60歳以上のベテランが集結した「Over60代表チーム」の存在だ。世代を超えた対決が、麻雀という競技の奥深さを際立たせる要素となっている。
世界各国の代表選手たちとのハイレベルな戦いは、まさに“知の総力戦”。頭脳と心理の駆け引き、1牌ごとの読み合い、そして一発逆転のドラマ──。全局から目が離せない、まさに麻雀ファン必見の一大イベントといえる。
ABEMAで全日程を生配信|視聴方法まとめ
大会の全24試合は、以下のメディアで視聴可能だ。
- ABEMA 麻雀チャンネルで生放送
ABEMAプレミアムで全試合視聴&見逃しも!
全試合リアルタイムで楽しみたい、または見逃し視聴を活用したい方には「ABEMAプレミアム」がおすすめ。
世界麻雀TOKYO2025をもっと楽しむために
大会の背景やルールを事前に知っておくことで、観戦がより楽しくなる。麻雀初心者に向けたルール解説記事や、上級者向けの戦術解説記事の活用もおすすめ。
まとめ|世界麻雀TOKYO2025は史上最高の麻雀イベントに
世界中のトップ雀士が集う国際大会「世界麻雀TOKYO2025」は、まさに“リーチ麻雀のW杯”。ABEMAでの生中継に加え、日本代表の活躍や国別対抗戦の戦略など見どころ満載だ。