Mリーグのトッププロや各団体の注目選手が激突する麻雀界の一大トーナメント「Mトーナメント2025」がついに開幕した。ABEMAでの生中継を中心に、白熱した対局が展開される中、当記事では各卓の対局結果速報と勝ち上がり状況をリアルタイムで更新する。
また、放送予定や見逃し配信、注目選手の活躍など、最新情報も網羅的に解説。Mトーナメント2025をより深く楽しむための完全ガイドとなっている。
【速報】最新の結果&勝ち上がり状況まとめ
※以下の対局情報は随時更新。放送予定と結果が確定し次第、反映。
予選1st

A卓
1位 #二階堂瑠美 +22.3🏅
2位 #三浦智博 +5.5🏅
3位 #岡田紗佳 ▲12.7
4位 #石井一馬 ▲15.1
第1試合は、開局から二階堂瑠美のキレのある攻撃が冴えた。親番で迎えた東2局では、ドラを絡めた12000点の直撃を石井から取り切り、一気にリードを広げる。続く東3局では4000オールのツモアガリで他家を突き放し、安定感ある打ち回しでトップを確保した。
第2試合では三浦智博が本領を発揮。中盤まで均衡が続く中、終盤の南場で冷静なリーチと手堅い押し引きから8000点のアガリを決めてトップをもぎ取る。岡田は好配牌を活かせず苦しい展開が続き、石井も果敢に攻めたが、要所での放銃が響き浮上のきっかけを掴めなかった。
B卓
1位 #白鳥翔 +79.7pt 🏅
2位 #河野高志 +41.0pt 🏅
3位 #渡辺太 ▲60.0pt
4位 #逢川恵夢 ▲60.7pt
第1試合、東1局にチンイツ・ドラ2・赤1のバイマンをツモアガった河野が、序盤から大きくリードを奪う。東場を支配した河野だったが、南場に入ると白鳥が反撃。南場で逆転を許す場面もあった。しかし、河野は自身の親番で白鳥から【白】・ドラ1・赤1の5800点を直撃。これが勝負の分水嶺となり、最終的に河野が第1試合をトップで制した。
続く第2試合では、第1試合で大きく沈んだ逢川が序盤から積極的に仕掛け、試合を引っ張る展開となった。南入時点でトップを走っていた逢川だったが、南2局に白鳥の親番が回ると、試合は急変。白鳥はピンフ・234三色・高めタンヤオの【6ソウ】【9ソウ】待ちをリーチし、高めの【6ソウ】をツモアガり、6000オールを決めた。この一撃で白鳥がトップに躍り出ると、そのまま逃げ切りに成功した。

C卓
1位 #近藤誠一 +33.2🏅
2位 #高雲飛 +25.6🏅
3位 #松本吉弘 +20.2
4位 #中田花奈 ▲79.0
第1試合は、開局から近藤誠一の爆発力が光った。東1局の親番でリーチ・ツモ・三暗刻の4000オールを叩き出し、Mリーグスタジオの空気を一変させる。その後も中田、松本の鋭い攻勢を冷静にいなしながら、持ち味である柔軟な対応力と局回しでトップの座を死守した。
第2試合では、中国出身の高雲飛が勝負強さを見せつけた。南場の競り合いで果敢なリーチを仕掛け、8000点のアガリを決めて2位に滑り込む。松本は堅実な打ち回しでポイントを伸ばし3位。一方、中田はリーチに踏み切る場面もあったが、放銃やアガリ逃しが響き、大きくポイントを失う苦しい内容となった。
D卓
1位 #仲林圭 +227.8pt 🏅
2位 #金宮じゅん ▲54.2pt 🏅
3位 #清水香織 ▲77.5pt
4位 #阿久津翔太 ▲96.1pt
序盤から仲林の勢いが止まらなかった。東3局、七対子のリーチで一発ツモ、阿久津から9600点を獲得し先手を取る。その後も安定した加点を重ね、大きなリードを保ったままオーラスへ。
親番リーチを仕掛けた阿久津に対し、清水が仲林の現物を差し込み試合終了。仲林が大トップで1戦目を終えた。僅差で2位につけた清水も勝ち上がり圏内をキープしたが、金宮・阿久津は厳しいポイント状況に。
第2試合も仲林が主役となった。東4局の親番で6000オールを決めると、その後は連続加点で10本場まで突入。開始時点で仲林の持ち点は123,800点、他の3名が全員箱下という異常事態に。
終盤には金宮が清水から5200は8200点の直撃を決めて2着争いに浮上。オーラスも制した金宮が2位通過を確定させた。
仲林は最終的に134,000点で試合を終え、Mリーグにおける史上最高スコアを叩き出す圧巻のパフォーマンスで予選突破を決めた。

D卓
1位 #岡本壮平 +75.1pt🏅
2位 #猿川真寿 +67.4pt🏅
3位 #藤崎智 ▲47.3pt
4位 #二階堂亜樹 ▲95.2pt
6月9日に行われたMトーナメント2025予選1st STAGE・E卓では、プロ入り3年目の岡本壮平(最高位戦)が見事な麻雀を披露し、首位通過を果たした。トップ・2着という安定した戦績で、2ndステージ進出を決定づけた。2位通過は猿川真寿(BEAST X/日本プロ麻雀連盟)。
第1試合では、藤崎智(連盟)、岡本、二階堂亜樹(EX風林火山/連盟)、猿川の並びでスタート。東2局の親番で岡本はドラ2索と赤5筒を含む好配牌から、ポンとツモを巧みに重ねて1万2000点を亜樹から直撃。このアガリで一気にリードを広げた。落ち着いた連荘でその後も加点を続け、最終的には+66.8ptの大トップで初戦を制した。
第2試合では南3局のラス目という状況から、鳴きとツモで着実にポイントを回復。中・赤・ドラの4000点ツモでラス抜けに成功すると、南4局ではダブ南・ドラの5200点を決め、安定感ある麻雀で2着を確保した。
E卓
1位 #前田直哉 +43.7pt 🏅
2位 #多井隆晴 +36.5pt 🏅
3位 #飯田雅貴 ▲21.5pt
4位 #松ヶ瀬隆弥 ▲58.7pt
予選1st STAGE・F卓では、松ヶ瀬隆弥(EX風林火山/RMU)、多井隆晴(渋谷ABEMAS/RMU)、飯田雅貴(協会)、前田直哉(連盟)の4名が激突した。
第1試合、注目を集めたのは前田の巧みな立ち回りだった。東4局、親番でカン7索待ちのリーチを敢行し、手詰まった多井から7700点を直撃。さらに南2局では、飯田から満貫をアガって大きくリードを広げた。
だが南3局、飯田が親倍満をツモアガり、一時は逆転される展開に。しかし南4局、わずか1100点差を追う前田は冷静に南をポンし、1・4筒待ちでテンパイ。多井からの1500点直撃で再逆転に成功し、さらに1本場でも飯田の放銃に助けられ、トップを死守した。
第2試合では、前田が南と三色同順による後付けテンパイから高目の南をツモ。4000点の加点でリードを築いた後は、要所で危険牌を切らずに回るなど高い守備力を発揮。放銃を避け続け、安定したゲームメイクで試合を締めくくった。
2戦を通しての放銃はわずか1回。鋼の守備と正確な判断力で、前田は見事F卓を首位通過した。

G卓
【総合結果】
1位 #小林剛 +54.4pt 🏅
2位 #日向藍子 ▲6.5pt🏅
3位 #矢島亨 ▲8.3pt
4位 #沢崎誠 ▲39.6pt
H卓
【総合結果】
1位 #魚谷侑未 +73.9pt🏅
2位 #園田賢 +12.4pt 🏅
3位 #福島佑一 ▲13.1pt
4位 #渋川難波 ▲73.2pt

I卓
1位 #勝又健志 +28.0pt🏅
2位 #菅原千瑛 +16.5pt🏅
3位 #忍田幸夫 +11.8pt
4位 #坂井秀隆 ▲56.3pt
J卓
1位 #相川まりえ +37.2pt🏅
2位 #内川幸太郎 +23.4pt 🏅
3位 #本田朋広 +20.8pt
4位 #滝沢和典 ▲81.4pt

K卓
1位 #鈴木大介 +80.1pt 🏅
2位 #伊達朱里紗 +72.8pt 🏅
3位 #鈴木優 ▲76.3pt
4位 #小川光 ▲76.6pt
L卓
1位 #高宮まり +63.5pt🏅
2位 #鈴木たろう +40.7pt🏅
3位 #萩原聖人 ▲34.2pt
4位 #東城りお ▲70.0pt

M卓
1位 #堀慎吾 +69.8pt 🏅
2位 #瑞原明奈 +8.4pt 🏅
3位 #桑田憲汰 ▲32.4pt
4位 #黒沢咲 ▲45.8pt
N卓
1位 #村上淳 +79.2pt🏅
2位 #佐々木寿人 +2.8pt🏅
3位 #瀬戸熊直樹 ▲10.1pt
4位 #浅見真紀 ▲71.9pt
予選2nd
A卓
1位 #仲林圭 +71.4pt🏅
2位 #近藤誠一 +56.5pt🏅
3位 #河野高志 ▲40.2pt
4位 #二階堂瑠美 ▲87.7pt
B卓
1位 #醍醐大 +63.9pt 🏅
2位 #高雲飛 +46.2pt 🏅
3位 #白鳥翔 ▲46.1pt
4位 #三浦智博 ▲64.0pt
C卓
1位 #岡本壮平 +60.8pt🏅
2位 #小林剛 +33.0pt🏅
3位 #魚谷侑未 ▲20.0pt
4位 #多井隆晴 ▲73.8pt
D卓
1位 #猿川真寿 +47.5pt🏅
2位 #前田直哉 +12.8pt🏅
3位 #日向藍子 ▲1.0pt
4位 #茅森早香 ▲59.3pt
E卓
1位 #鈴木大介 +122.7pt🏅
2位 #鈴木たろう ▲6.4pt🏅
3位 #内川幸太郎 ▲10.6pt
4位 #勝又健志 ▲105.7pt
F卓
1位 #相川まりえ +40.8pt🏅
2位 #伊達朱里紗 +15.2pt🏅
3位 #菅原千瑛 +13.5pt
4位 #浅井堂岐 ▲69.5pt
G卓
堀慎吾、佐々木寿人、金宮じゅん、高宮まり
H卓
竹内元太、瑞原明奈、村上淳、園田賢
決勝・準決勝・トーナメント形式と勝ち上がりルール
Mトーナメント2025は、全16卓に分かれて実施される予選ラウンドを経て、決勝トーナメントに突入。各卓から1名が勝ち上がる方式を採用しており、最終的には準決勝・決勝を通じて優勝者が決定する。
- 予選期間:2025年6月2日〜7月18日
- 決勝トーナメント1回戦:7月21日〜25日
- 準決勝:7月28日
- 決勝:8月1日
見逃し配信&視聴方法まとめ
今大会はABEMAで生中継されており、放送形式は以下の通り:
- 毎週月曜日:無料視聴可能(地上波なし)
- 毎週金曜日:ABEMAプレミアムおよび広告付きプレミアム限定
見逃し配信もプレミアムユーザーなら無制限で視聴可能。途中参加でも十分に楽しめる。
ABEMAプレミアムのプラン比較
プラン | 料金(税込) | 特徴 |
---|---|---|
ABEMAプレミアム | 月額1,080円 | 全試合見放題/広告なし/同時視聴可 |
広告付きABEMAプレミアム | 月額580円 | 広告あり/全試合視聴可 |
注目選手と話題の対局
今年の注目は、MリーグMVPの醍醐大をはじめ、現鳳凰位の白鳥翔、3冠達成の石井一馬など。SNSでも盛り上がりを見せている注目卓の情報も、今後随時追記予定。