2025年6月9日、Mトーナメント2025の予選1stステージE卓が開催され、岡本壮平(最高位戦日本プロ麻雀協会)が首位通過を果たした。
ネット麻雀「天鳳」出身の注目プレイヤーが、プロ入り3年目にして初の大舞台で実力を証明した。
第1試合|親番で炸裂したタンヤオ・赤・ドラ2
第1試合は、藤崎智(連盟)、岡本壮平、二階堂亜樹(EX風林火山・連盟)、猿川真寿(BEAST X・連盟)の並びで開始。東2局の親番、岡本は8筒をポンしテンパイ。待ちをカン三萬に変更すると、これが見事に亜樹から放たれ、12000点のアガリを決めた。冷静な打ち回しで連荘を重ね、デビュー戦ながら+66.8ptで1着となった。
第2試合|逆境からの逆転で通過確定
第2試合は南3局時点でラス目。しかし岡本は中をポンし、赤5索をツモって4000点。さらに南4局にはダブ南・ドラの5200点を加点し、2着に浮上。2戦連続でポイントを積み上げ、トータル+75.1で首位通過を決めた。
視聴者の反応と本人コメント
「この舞台で打てることがうれしい」と語った岡本は、普段は会社員として働きながら麻雀に向き合う異色の存在。「1秒でも長く自分の麻雀を見ていただけるよう頑張ります」と意気込みを語った。
試合結果|Mトーナメント2025 E卓
第1試合
- 1位:岡本壮平(最高位戦)/46,800点/+66.8
- 2位:猿川真寿(連盟)/33,000点/+13.0
- 3位:藤崎智(連盟)/13,900点/−26.1
- 4位:二階堂亜樹(連盟)/6,300点/−53.7
第2試合
- 1位:猿川真寿(連盟)/34,400点/+54.4
- 2位:岡本壮平(最高位戦)/28,300点/+8.3
- 3位:藤崎智(連盟)/18,800点/−21.2
- 4位:二階堂亜樹(連盟)/18,500点/−41.5
最終通過順位
- 1位通過:岡本壮平(最高位戦)/+75.1
- 2位通過:猿川真寿(連盟)/+67.4
今後の展望|2ndステージでも注目
Mトーナメント2025でのさらなる活躍が期待される岡本壮平。プロ雀士として、そしてネット麻雀の伝説として、次のステージでも躍動する姿に注目したい。