2025-26シーズンのMリーグが、いよいよ新たな幕を開ける。今シーズンも麻雀界のトッププロたちが集い、熱い戦いを繰り広げる注目のプロリーグとなる。ドラフトや移籍を経て、各チームの戦力バランスや戦術面にも変化が見られ、まさに“群雄割拠”のシーズンとなりそうだ。
本記事では、Mリーグに参戦する全チームの特徴、所属選手、そしてスポンサー情報までを一挙に紹介。推しチームを見つけたいファンから、これから観戦を始める初心者まで必見の内容だ。Mリーグをより深く楽しむためのガイドとして、ぜひ最後までチェックしてほしい。
Mリーグとは?
Mリーグとは、麻雀のプロリーグとして2018年に発足した頭脳スポーツ競技である。厳正なドラフト制度により選ばれたプロ雀士たちが、企業チームに所属して年間を通じたチーム対抗戦を繰り広げる。戦略・心理戦・確率計算が絡み合う高度なプレーは、観戦型コンテンツとしても大きな注目を集めている。
詳しくは、Mリーグの理念や設立背景、競技形式などを解説したこちらの解説記事を参照してほしい。

Mリーグ2025-26 チーム一覧
ここでは、Mリーグ2025-26シーズンに参戦する全チームの最新情報を紹介する。各チームの特徴や所属選手、監督、スポンサー情報をチェックし、今シーズンの勢力図を把握しておこう。
赤坂ドリブンズ

初代Mリーグ王者として知られる名門チーム。老舗広告代理店・博報堂DYグループの支援を受け、実力派選手を揃えながら堅実な麻雀で勝利を積み重ねている。ベテランの経験と新戦力の融合が、今シーズンも注目ポイントだ。
所属選手
- 園田賢(最高位戦日本プロ麻雀協会)
- 鈴木たろう(最高位戦日本プロ麻雀協会)
- 浅見真紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)
- 渡辺太(最高位戦日本プロ麻雀協会)
監督
越山剛(博報堂DYメディアパートナーズ)
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
- ※専属スポンサーはなし(オーナー企業支援により運営)
EX風林火山

テレビ朝日がオーナーを務める実力派チーム。チーム名は孫子の兵法“疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山”に由来し、その名の通り、攻守のバランスに優れた戦い方を信条とする。2018-19シーズンでファイナル進出、2020-21シーズンには悲願の初優勝を達成するなど、Mリーグ創設初期から安定して上位に名を連ねてきた。
所属選手は日本プロ麻雀連盟所属の実力者が中心であり、今シーズンはドラフトで戦力補強を行う。
所属選手
- 二階堂亜樹(日本プロ麻雀連盟)
- 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)
※2025-26期メンバーはドラフトにて決定
監督
二階堂亜樹 ※選手兼監督
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:テレビ朝日
KONAMI麻雀格闘倶楽部

ゲーム開発大手・コナミアミューズメントがオーナーを務めるMリーグ参戦チーム。アーケードゲーム「麻雀格闘倶楽部」の名をそのまま冠し、“格闘”の名に恥じない攻撃的な麻雀スタイルを持ち味とする。2018年創設以来、安定してファイナル進出を果たす実力派チームである。
所属選手
- 佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)
- 高宮まり(日本プロ麻雀連盟)
- 伊達朱里紗(日本プロ麻雀連盟)
- 滝沢和典(日本プロ麻雀連盟)
監督
※監督職は置かず、コナミアミューズメントの担当マネージャーがチーム運営を担当
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:株式会社コナミアミューズメント
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渋谷ABEMAS

サイバーエージェントがオーナーを務めるMリーグの中核チーム。「アベマくん」をモチーフとした親しみやすいブランドと共に、2018年創設以来、常に上位争いを続けており、2022‑23シーズンには悲願の初優勝を果たした。
所属選手
- 多井隆晴(RMU)
- 白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)
- 松本吉弘(日本プロ麻雀協会)
- 日向藍子(最高位戦日本プロ麻雀協会)
監督
塚本泰隆(ABEMAスポーツエンタメ局局長)
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:株式会社サイバーエージェント
- スポンサー:ABEMA(動画配信プラットフォーム)
セガサミーフェニックス

“不死鳥”精神を体現するセガサミーグループ所属チーム。男女混合の選手構成で多くのファンを魅了したが、2024年6月に魚谷侑未と東城りおが契約満了により退団した。
迎えた新シーズンでは新加入した竹内元太、MVPを獲得した醍醐大の活躍もあって悲願の初優勝を達成した。
近藤誠一監督の勇退に伴い、2025‑26シーズンは茅森早香が選手兼任監督としてチームを率いることに。その統率力と戦術眼に注目が集まっている。
所属選手
- 茅森早香(最高位戦日本プロ麻雀協会)
- 醍醐大(最高位戦日本プロ麻雀協会)
- 竹内元太(最高位戦日本プロ麻雀協会)
- 浅井堂岐(日本プロ麻雀連盟)
監督
茅森早香(選手兼任監督)
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:セガサミーグループ(セガサミーホールディングス)
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TEAM 雷電

電通がオーナーを務める「雷電」は、創設以来一人もメンバーの入れ替えを行っていないチームだ。2022-23・2024-25シーズンとファイナルに進出しており、今シーズンもさらなる飛躍が期待される。
また、勝利者インタビューで発せられる決め台詞「雷電の麻雀は面白いんです!」(略語:RMO)は、ファンの間でも親しまれる象徴的なフレーズとなっている。
所属選手
- 萩原聖人(日本プロ麻雀連盟)
- 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)
- 黒沢咲(日本プロ麻雀連盟)
- 本田朋広(日本プロ麻雀連盟)
監督
高柳寛哉(電通第9ビジネスプロデュース局)
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:株式会社電通
U-NEXT Pirates

U-NEXTホールディングスがオーナーを務めるU-NEXT Piratesは、Mリーグ屈指の“デジタル麻雀”を信条とする知将集団である。2018年のリーグ創設から参戦し、2019-20シーズン、そして2023-24シーズンに優勝を果たすなど、史上初の複数回王者としてその名を刻んだ。
個人戦績でも高い実績を誇り、小林剛、瑞原明奈、鈴木優、仲林圭とメンバー全員が通算成績プラスを誇る。2025-26シーズンは、前シーズンの好成績を糧にさらなる躍進を狙う。
知性と戦術を武器に、Mリーグにおける“新時代の海賊”として注目を集める存在となっている。
所属選手
- 小林剛(麻将連合)
- 瑞原明奈(最高位戦日本プロ麻雀協会)
- 鈴木優(最高位戦日本プロ麻雀協会)
- 仲林圭(日本プロ麻雀協会)
監督
木下尚(U-NEXT Piratesチーム監督)
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:U-NEXTホールディングス
▶️ ABEMAでU-NEXT Piratesの試合をチェックする
KADOKAWAサクラナイツ

KADOKAWAがオーナー企業となり、2019年に設立されたサクラナイツ。埼玉・所沢の「ところざわサクラタウン」にちなんだチーム名と、“サクラのように美しく、ナイトのように誠実に”戦う姿勢はファンからの愛着も深い。
2021-22シーズンに初優勝を遂げ、創設からファイナル4回進出の実績を持つ強豪である 。
所属選手
- 岡田紗佳(日本プロ麻雀連盟)
- 堀慎吾(日本プロ麻雀協会)
- 渋川難波(日本プロ麻雀協会)
※新メンバーはドラフトにより決定
監督
森井巧(KADOKAWA Mリーグ運営室 室長)
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:株式会社KADOKAWA
▶️ ABEMAでKADOKAWAサクラナイツの試合をチェックする
BEAST X

2023年にBS10(旧BS Japanext)がオーナーとして参入した新鋭チーム。攻撃的な雀風が特徴だ。2024-25シーズンは最下位敗退となったが、鈴木大介が「最高スコア賞」を記録。
2025-26シーズンはメンバー入れ替えを行い、チームの建て直しを図っていく方針だ。
所属選手
- 中田花奈(日本プロ麻雀連盟)
- 鈴木大介(日本プロ麻雀連盟)
※新メンバーはドラフトにより決定
監督
高橋暁(BS10 麻雀チーム統括)
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:BS10(旧BS Japanext)
EARTH JETS(アースジェッツ)

アース製薬が2025年にオーナーとしてMリーグに新規参入した“10チーム目”のフレッシュユニット。チーム名は「EARTH JETS」、ロゴにはカメレオンをモチーフに“変幻自在な攻めと守り”を表現した意欲作である。
設立は2025年5月26日。社長・川端克宜氏は「麻雀を通じて世代や地域を超え、one earthの価値を広めたい」とコメントしており、企業理念と競技文化の融合も目指している。エンブレムは、2色のカメレオンと虫取り網、地球を融合させたデザインで、力強さと柔軟性を象徴している。
所属選手
- (ドラフト指名の男女各1名+α、2025年6月30日決定予定)
監督
—(未定)
メインスポンサー・オーナー企業
- オーナー企業:アース製薬株式会社
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Mリーグは、選手たちの真剣勝負と頭脳戦が交錯する極上のエンタメスポーツである。ABEMAでは、すべての試合を無料でリアルタイム&見逃し配信しており、どこでも気軽に観戦が可能だ。麻雀ファンはもちろん、初めてMリーグに触れる人にもぴったりの環境が整っている。
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まとめ|Mリーグ2025-26シーズンの熱戦に注目
各チームの戦力や戦術は年々進化しており、今シーズンも混戦が予想される。ファンとしては各チームの魅力を把握し、ABEMAを通じて観戦を楽しみたい。
麻雀を通じた頭脳スポーツの進化を、今こそ体感しよう。