京都金杯2018の競馬予想分析...スズカデヴィアス重賞制覇へ4つの期待
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明けて7歳もまだまだ戦える――。

2018年1月6日、京都競馬場で京都金杯(G3/芝 1600m)が行われる。中山金杯に続いて新年の幕開けとなるレースだが、ラビットランやレッドアンシェルなどの有力馬が出走する。

スズカデヴィアスは近走大崩れしておらず、明けて7歳もまだまだ若輩に負けない力強さが見える。予想オッズでは2桁人気であり、ここでは期待されていない。しかし、ここまで力の差があるとは考えにくく、人気落ちしたこの馬の好走への期待について考えていきたい。


期待① 近走の内容

近5走における勝ち馬とのタイム差を見てみると、0.6-0.0-0.4-0.4-0.3であるように大崩れしていないことが分かる。特に2走前の福島記念では4角外に出したいタイミングで蓋をされてしまい、外の馬に体当たりして無理やり進路を作った。直線ではしっかり伸びて勝ち馬とクビ差の2着だった。

この結果を受けて中日新聞杯で注目した人も少なくないだろう。しかし、ここでも競馬ファンを納得させるような騎乗ではなく、力を十分に引き出せたとは到底言えない騎乗だった。

前走9着で人気落ちしたここを狙い目として期待するのも面白い。近走の内容から人気ほど力に差はない。ここに賭けて勝負するのも...。

期待② 冬の京都と言えば大王

キングカメハメハ産駒は冬の京都にめっぽう強い。特に1~3月の京都の強さは注目だ。日経新春杯(京都1月)4勝、京都牝馬S(京都2月)3勝と結果を残している。

また昨年の京都金杯の勝ち馬であるエアスピネルも大王の息子であり、スズカデヴィアスにとっても期待できるデータである。重賞という枠を取り払ってもキングカメハメハ産駒は京都での勝鞍が多いのが特徴である。

今回出走するキングカメハメハ産駒はスズカデヴィアスとクルーガー。冬の京都は大王の庭であることは間違いなく、好走が期待される。

期待③ マイルへの転向

2000mを中心に3000mを超える距離からマイルまで様々な距離を走ってきたスズカデヴィアス。マイルは2016年12月リゲルS以来の2戦目となる。この時は5着に終わったが、出遅れて最後方から直線一気に追い込んでの結果である。

前述したようにマイルはここが2戦目だが、出遅れることなくしっかり流れに乗って競馬ができれば十分勝負ができるのではないか。逃げ先行だけでなく差す競馬もできるため、ペースに合わせた競馬に期待。

期待④ 斤量

近10年の連対馬20頭に絞って負担重量を見てみると、56kg以下と56.5kg以上でデータが分かれる。20頭のうち12頭はハンデが56.5kg以上だった。複勝率も33.3%とハンデの軽い馬の12.6%を大きく上回っている。

ハンデの重い有力馬が堅実に結果を出しているレースと言えるだろう。スズカデヴィアスは56.5kg背負う。ブラックムーン、クルーガー、ウインガニオンなどが56.5kg以上のハンデで出走するが、データ的にはスズカデヴィアスにも十分に勝機はあるのではないか。

まとめ

前走の結果からか、7歳という年齢からか、2桁人気が想定されているスズカデヴィアス。ラビットランやレッドアンシェルなど相手は揃ったが、近走の成績からまだまだ重賞制覇を狙えるのではないか。

冬の京都は大王の庭とはよく言ったもので、その成績の良さは今年も期待が持てる。ここで中山金杯に向かわずマイルに転向したのも陣営の考えがあってのものだろう。このように決して悪い条件ばかりではない。もう一度ここでスズカデヴィアスの走りに注目してみるのも面白いのではないか。

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