北九州記念2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬の共通点とは?

2018年8月19日、小倉競馬場で北九州記念(GⅢ/芝1200m)が行われる。CBC賞上位組のアレスバローズ、ナガラフラワー、セカンドテーブルやアイビスSD上位組のダイメイプリンセス、ラブカンプー、ナインテイルズなどが激突する。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
13キングヘイローグラスワンダー
214ショウナンカンプサンデーサイレンス
315スウェプトオーヴァーボードトニービン
18サクラバクシンオーサンデーサイレンス
21サクラバクシンオーボストンハーバー
33オレハマッテルゼスターマン
12サクラバクシンオーボストンハーバー
21サクラバクシンオーKingmambo
34スウェプトオーヴァーボードサンデーサイレンス
18Closing ArgumentBuddha
213オレハマッテルゼジェイドロバリー
317マンハッタンカフェコマンダーインチーフ
16ハーツクライKingmambo
25グラスワンダーアドマイヤベガ
32ディープインパクトDixieland Band
12サクラバクシンオーブライアンズタイム
24クロフネブライアンズタイム
31ダイワメジャーCozzene
18キングカメハメハGreen Forest
22フレンチデピュティサンデーサイレンス
31ファルブラヴサンダーガルチ
15ホワイトマズルトニービン
23サクラバクシンオーWild Again
36サクラバクシンオージェイドロバリー
18サクラバクシンオージェイドロバリー
22ブライアンズタイムKingmambo
31サクラバクシンオーWoodman
11クロフネNureyev
23ダンスインザダークMiswaki
34Selkirkデインヒル

解析・分析:注目血統は?

近年はナスルーラ系がサンデーサイレンス系を凌ぐ活躍を見せている。父系だけでなく母系にナスルーラを含む血統に注目したい。

2017年 ナリタスターワン(父ショウナンカンプ)/ラインスピリット(母父トニービン)
2016年 バクシンテイオー(父サクラバクシンオー)/ベルカント(父サクラバクシンオー/母父ボストンハーバー)
2015年 ベルカント/ビッグアーサー(父サクラバクシンオー)
2012年 スギノエンデバー(父サクラバクシンオー)/エピセアローム(母父Cozzene)
2010年 メリッサ(母父トニービン)/スカイノダン(父サクラバクシンオー)/サンダルフォン(父サクラバクシンオー)
2009年 サンダルフォン/カノヤザクラ(父サクラバクシンオー)

人気を問わず活躍を見せるサクラバクシンオー−ショウナンカンプの系統からは今年もナリタスターワンが出走する他にラブカンプー、グレイトチャーターが出走を予定している。母父ナスルーラの血を持つ馬はアレスバローズ、トウショウビストが出走を予定しており、こちらも注目だ。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
スタチューオブリバティ1-0-0-214.5%4.5%
Stormy Atlantic2-1-0-066.7%100.0%
ディープインパクト11-15-6-1227.1%20.8%
ロードカナロア1-1-2-412.5%50.0%
ダノンシャンティ2-1-3-246.7%20.0%
サクラバクシンオー18-14-6-11311.9%25.2%
シニスターミニスター1-0-2-233.8%11.5%
スペシャルウィーク5-4-3-419.4%22.6%
トワイニング1-1-0-136.7%13.3%
キングヘイロー8-6-4-5710.7%24.0%
デュランダル2-3-3-682.6%10.5%
ヨハネスブルグ13-5-9-7912.3%25.5%
ローエングリン3-3-7-297.1%31.0%
ダンスインザダーク0-1–0-160.0%5.9%
ショウナンカンプ0-3-4-490.0%12.5%
アドマイヤムーン18-14-10-11711.3%26.4%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

ヨハネスブルグ、キングヘイロー、アドマイヤムーン、サクラバクシンオーが勝率・複勝率共に優れた数字を残している。特に昨年に続く連覇を目指すダイアナヘイロー、アイビスSDに続く重賞2連勝を狙うダイメイプリンセスなどのキングヘイロー産駒には特に注目したい。

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