京王杯SC2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年5月16日、東京競馬場で京王杯スプリングカップ(GⅡ/芝1400m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるタワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、ステルヴィオ、グルーヴィット、レッドアンシェルらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考にする。


京王杯スプリングカップの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着も3着もそれぞれなし。人気が割れやすく、2倍台は過去10年で2頭しかおらず、いずれも着外。

30倍台から40倍台の馬が2勝する他、4倍台も面白い。やや人気が割れたところを狙うというのがいいのかもしれない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 高松宮記念組の取捨選択

前走高松宮記念組(3- 0- 2-25)
勝率 10.0% │ 複勝率 16.7%

距離短縮か延長か、1400メートルの重賞はいつも頭を悩ませるが、延長組の成績としては少し微妙な印象を覚える。

傾向として、高松宮記念でパッとしなかった馬の巻き返しが強い。前走馬券圏内でここも馬券圏内だった馬はレッドファルクスしかおらず、前走は1番人気3着。あとは着外からの巻き返しだけ。

タワーオブロンドンはまさに巻き返しの期待度が熱い条件。それはダノンスマッシュにも言えるし、高松宮記念組のほとんどは当てはまるのだが、果たして。

予想参考データ② 断然距離短縮

距離別の成績を見ると、明らかに短縮組が強い。連対率も複勝率も段違いだ。延長組の3勝はいずれも高松宮記念組で、それ以外の組は相当厳しい。

マイルからだと東京新聞杯組が激熱で、6頭すべて馬券に絡んでいる。その次がダービー卿チャレンジトロフィー組、こちらはコンマ2秒までという目安がある。

ちなみに同距離はそこまで多くないが、重賞は連対以上、オープン以下は1着であればいい。これでだいぶ絞れるか。

予想参考データ③ 32秒台の末脚

ヴィクトリアマイルの勝ちタイムが強烈で、スピード競馬全盛を思わせているが、となると、前日に行われる京王杯スプリングカップも同様の傾向が出る。

32秒台の上がりがバンバン出ており、32秒4という次元の違う走りが見られる。これだけの脚がないと、なかなか差し切れないのかもしれない。

意外と苦しいのがダノンスマッシュ。2年前の京阪杯、33秒6が一番速い。これだとどうか。1400も久しぶりで、超高速馬場に耐えられるか。

2020年の危険な人気馬は?

レッドアンシェルは人気になる見込みだが、前走はシルクロードステークス、予期せぬ惨敗に終わってしまった。鉄砲はさほどきかず、距離延長組は高松宮記念組以外厳しいとなると、サマースプリントシリーズを見据えた動きとみてもいいだろう。京王杯スプリングカップの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ダノンスマッシュは3つ目の消しデータに合致している。久しぶりの1400メートルで、末脚もそこまで強烈ではない。1200ならトップクラスなのは認めるが、1400ではそこまでか。

反対にグルーヴィットは危険なデータに一つも当てはまらない。ここ何回かはパッとしないが、前走はコンマ3秒負け6着と大健闘。雨が降る可能性があり、馬場が渋ればチャンスだし、1400メートルとの相性もそれなり。あまり人気にならないかもしれないが、面白い存在だ。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、グルーヴィットと言えそうだ。

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