2018年11月25日、京都競馬場で京阪杯(GⅢ/芝1200m)が行われる。ダノンスマッシュ、アンヴァル、アレスバローズ、ダイメイフジ、ワンスインナムーンらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?
当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年を対象とする。
目次
データ① 実績
勝ち馬10頭中8頭が準オープンクラス以上の京都芝1200mで勝っていた。残る2頭は2走前に阪神芝1200mで準オープンを勝ち、芝1200mの重賞が初出走だった。
データ② 前走
勝ち馬10頭中7頭の前走が1200m。残る3頭の前走はいずれも京都芝1400mのレースだった。
データ③ 年齢
3歳 【2・2・1・30】(勝率 8.0%、連対率16.0%)
4歳 【3・4・2・22】(勝率 7.5%、連対率17.5%)
5歳 【3・4・3・47】(勝率 6.0%、連対率14.0%)
6歳 【2・0・4・32】(勝率 5.6%、連対率 5.6%)
7歳 【0・0・1・14】(勝率 0.0%、連対率 0.0%)
8歳以上【0・0・0・5】(勝率 0.0%、連対率 0.0%)
データ④ 性別
牡・騸馬【8・6・8・90】(勝率 7.1%、連対率12.5%)
牝馬 【2・4・3・50】(勝率 3.4%、連対率10.2%)
データ⑤ 所属
美浦【1・1・2・ 29】(勝率 3.0%、連対率 6.1%)
栗東【9・9・9・111】(勝率 6.5%、連対率13.0%)
データ⑥ 脚質
勝ち馬10頭中6頭が前走で4コーナー3番手以内と、先行馬が優勢。逃げた馬が4勝し、単勝回収率864%と妙味あり。
データ⑦ 人気
1番人気【1・2・0・7】
2番人気【2・0・1・7】
3番人気【0・4・0・6】
勝ち馬10頭中4頭が7番人気以下と、波乱含み。
結論
中心となるのは、3歳牝馬のアンヴァル。前走で京都芝1200mのオープン特別・オパールSを勝った。ロードカナロアとの父子制覇に期待できる。
もう1頭、京都芝1200mでオープン特別(2017年鞍馬S)を勝っているのがキングハート。あまり人気はなさそうだが、前走のスワンS(8着)で2番手から競馬をしており、先行馬という点は強調材料になる。
前走で京都芝1200mの準オープンを勝ったエスティタートは、京都芝1400mで重賞3着の実績がある。他にも、京都芝1200mで準オープンを勝っているグレイトチャーター、ナガラフラワー、フミノムーンも上位を狙える。
前走で芝1200mの準オープンを逃げ切ったオールポッシブル妙味十分。