2018年12月28日、中山競馬場でホープフルS(GⅠ/芝2000m)が行われる。サートゥルナーリア、ブレイキングドーン、ヴァンドギャルド、ニシノデイジー、アドマイヤジャスタらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?
当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年(2014~16年はGⅡ、13年以前はオープン特別)を対象とする。
目次
データ① 実績
勝ち馬10頭中7頭がそれまで無敗。残る3頭中2頭は複勝率100%だった。例外の1頭はデビュー2戦目から連勝中だった。
また、勝ち馬全10頭中6頭が芝2000mで勝ち、残る4頭中3頭は芝1800mで勝っていた。
データ② 前走
勝ち馬10頭中8頭が前走1着。残る2頭の前走もオープンクラスで3着以内だった。
また、勝ち馬10頭中9頭が前走で3番人気以内で、うち5頭が1番人気だった。
データ③ 所属
美浦【5・7・7・74】(勝率 5.4%、連対率12.9%)
栗東【5・3・3・39】(勝率10.0%、連対率16.0%)
データ④ 性別
牡・騸馬【10・10・9・101】(勝率 7.7%、連対率15.4%)
牝馬 【0・0・1・ 14】(勝率 0.0%、連対率 0.0%)
データ⑤ 人気
1番人気【4・2・0・4】
2番人気【1・1・4・4】
3番人気【1・2・1・6】
結論
中心となるのはアドマイヤジャスタ。ここまで3戦2勝2着1回の戦績で、前走の紫菊賞で単勝1.8倍の圧倒的人気に応えて1着。3連勝での戴冠に期待できる。
サートゥルナーリアは芝1800mでデビューから連勝。初戦が単勝1.1倍、2戦目が単勝1.2倍と、ともに圧倒的な支持を受けていた。半兄にエピファネイア(父シンボリクリスエス)、リオンディーズ(父キングカメハメハ)がいる超良血で、今回も有力になる。
ブレイキングドーンはデビュー戦を快勝し、2戦目の前走で2着。京都2歳S2着からの参戦は、昨年の優勝馬タイムフライヤーと同じだ。
重賞連勝中のニシノデイジー、東京芝2000mの未勝利戦を1番人気で勝ったジャストアジゴロにもチャンスがある。