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2017年12月9日、中京競馬場で中日新聞杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。ミッキーロケット、マウントロブソン、メートルダールらが出走するが、どんなレースが展開されるのだろうか?

2012年から昨年まで3月に開催されていたが、今年から2011年以前と同じ12月の開催に戻った。ハンデ戦で波乱の要素も十分。今年最後となる中京の重賞では、どんな戦いが繰り広げられるか。

今回は、好走が期待される2頭の有力馬に焦点を当てていこう。


マウントロブソンの評価は?

まず実績、勢いともに魅力なのが、マウントロブソンだ。

期待① 実績上位

重賞で6戦しているが、意外にもGⅢに出走するのは初めて。昨年はスプリングSを制し、クラシック3冠戦でも⑥⑦⑦着と善戦した。今回のメンバーならGⅡ勝ちの実績は光る。

それだけにハンデは57.5kgを課せられたのは、仕方ないところだろう。57kgより重い斤量を背負うのは初めてだが、伯父にクロフネがいるように母系はパワー型で、大きなマイナス材料にはならないだろう。

期待② 得意の距離

芝2000mは【3・2・0・2】と得意。負けた2戦は一線級と対戦した皐月賞と札幌記念で、それ以外のレースではすべてメンバー中2位以内の上がり3Fをマークしているように、この距離なら確実に差してくる。

加えて石橋騎手とのコンビでは2戦2勝。前走のオクトーバーSでも、今回と同じ左回りの芝2000mできっちりと答えを出した。石橋騎手は翌日の阪神JFでも有力馬のラッキーライラックに騎乗するだけに、気合いが入るところだろう。

ロードヴァンドールの評価は?

ロードヴァンドールも妙味は十分で、積極的に狙ってみたい。

期待① 舞台適性

こちらは重賞未勝利だが、同舞台の金鯱賞で2着に好走した実績が光る。その後の3戦は全て掲示板外に敗れているが、前走と3走前はGⅠ。2走前の札幌記念は6着ながら、勝ち馬から0.4秒差と大きくは負けていない。

今回はハンデ56kgと、前3走より軽い斤量で走れるのも好材料だ。前走は2か月ぶりで馬体重16kg増だっただけに、叩き2戦目で上積みも見込める。

期待② 展開と鞍上

先手を奪えればしぶといタイプで、何と言っても魅力なのが展開面。今回は他に確固たる逃げ馬がおらず、すんなりとハナを奪えそうだ。
しかも鞍上は、逃げの名手・横山典騎手。最終追い切りで栗東に駆けつけたほど、熱が入っている。金鯱賞のような単騎逃げがかなえば、鮮やかな逃げ切りのシーンが見られるかも知れない。

2頭とも、今後のさらなる飛躍が期待できる実力馬。重賞制覇のチャンスは十分だ。

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