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世代屈指と言われた馬、再び大舞台に立つための大きな一歩。

2017年12月2日、阪神競馬場でチャレンジカップ(チャレンジC/GIII/芝 2000m)が行われる。骨折による11ヶ月休養から菊花賞を使って2走目のブレスジャーニー。一時は世代最強とまで言われた同馬の完全復活へ、心を躍らせるファンも少なくない。

しかし、ブレスジャーニーがチャレンジCを制するためには、長期休養という大きな壁を乗り越えなければならない。負かした馬が古馬相手に圧倒的な強さを見せた今、もう一度、彼と肩を並べるためには今後に繋がる勝負を見せたいところだ。

今回はブレスジャーニーがチャレンジCに臨む上でのポイントについて考察していこう。


ポイント① 骨折による長期離脱

クラシック戦有力候補だったブレスジャーニーは、今年3月に右橈骨遠位端骨折を発症し、長期休養を余儀なくされた。これによって肩を落としたファンも少なくないだろう。

11ヶ月という長期離脱のブランクをどう埋められるか、どこまで復調させることができるかが大きなカギとなる。復帰明けは雨の激闘となった菊花賞に出走、不良馬場の3000mは復帰戦としては厳し過ぎる条件であり、離されて12着での入線となった。

東京スポーツ杯2歳Sで負かしたスワーヴリチャードは日本ダービーで2着、そして先のアルゼンチン共和国杯では古馬を一蹴しての完勝だった。かつてブレスジャーニーが世代屈指と言われた実力は間違いないことが証明された。

休養前のポテンシャルを十分に発揮することができれば完勝してもおかしくないブレスジャーニー。完全復活と見るか、復調はまだ先と見るかは非常に難しい判断となる。

ポイント② 鞍上 柴田善臣

ブレスジャーニーは新馬戦から復帰戦の菊花賞まで継続して柴田善騎手とコンビを組んでいる。チャレンジCでも継続騎乗となるがこの選択も重要なポイントとなる。

ブレスジャーニーには新馬戦からずっと柴田善騎手が騎乗しているため、お互いを知り尽くしていることはメリットと言えるだろう。しかし、騎乗技術に陰りの見える元騎手クラブ会長が、勝負どころで思い切った騎乗ができるかも一つの判断材料ではないか。

今年の成績は28日現在、15勝でリーディング56位、重賞では勝利していない。昨年の重賞2勝はいずれもブレスジャーニーで勝ったものである。

ブレスジャーニーの手綱を取る柴田善騎手はどのような騎乗を見せるのか、これについて注目するのも面白いだろう。

まとめ

チャレンジCはブレスジャーニーにとって再起をかける一戦となる。休み明け菊花賞で使って再上昇となるか、それとも復調はまだ先か、何れにしても厳しい条件は変わらない。

果たしてブレスジャーニーは、株が急上昇中の3歳世代の主役として、もう一度大舞台に立つことはできるのか。チェレンジCは、12月2日午後3時45分にスタートが切られる。

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