@Pelusa214

2019年9月8日、阪神競馬場でセントウルステークス(GⅡ/芝1200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるタワーオブロンドン、ミスターメロディ、アンヴァル、ダイメイプリンセス、イベリス、マテラスカイらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考に予想を進める。


セントウルステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは3回、2着は5回、3着は1回と連軸にはいいが、勝ち切れるというほどでもない。

2番人気もアベレージが高く、人気サイドで決まりやすい。一方でサマースプリントシリーズ優勝を狙う組もおり、伏兵の一発も期待できる。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 牝馬の取捨選択

牝馬(4- 3- 6-38)
勝率 7.8% │ 複勝率 25.5%

短距離、残暑厳しい9月となると、まだ牝馬が活躍できる。アベレージは牡馬より良く、十分戦える。問題はその取捨選択だ。

掲示板以内でコンマ5秒負けまで、もしくは2番人気に支持されていたか。これが1つの目安となりそうだ。

意外とこれで牝馬は絞れるが、イベリスは前走のNHKマイルカップをどう捉えるか。人気馬なだけに扱いは難しい。

予想参考データ② 先行馬天国

開幕週でありながら、ここ最近は芝の手入れを変えたようで、これまでに比べるとより芝が成長していることが考えられ、状態はいい。

また阪神1200メートルは内回りなので、直線が短い。開幕週も手伝って前が残りやすく、逃げ馬はこの10年で3勝、先行馬は5勝とアベレージは高い。

一方で、後方から勝負する馬にはしんどく、上がり最速タイムをマークしても過去10年未勝利という状況を見る限り、前に行く馬から狙うしかないだろう。

予想参考データ③ 夏の馬と春の馬、それぞれの取捨選択

北九州記念組が結果を出し、他は大きな傾向はみられない。ただ、夏に活躍する馬がここでも活躍するという事実はしっかりと示されている。

しかし、夏出走した馬が全部狙いにはならない。例えば札幌からの参戦組は過去10年で8頭すべて着外、函館も未勝利。北海道を使った組が残暑厳しい本州でどこまでやれるか。

休み明けの馬では、高松宮記念組の取捨選択だが、前走勝っていれば十分やれる。58キロも大したことではない。他の休み明けも前走重賞で1着くらいは欲しい。

2019年の危険な人気馬は?

タワーオブロンドンは人気になる見込みだが、涼しい北海道で連戦、それでも勝ち切れなかったところに限界がある。ここで勝てばサマースプリントシリーズ優勝だが、馬主はゴドルフィン。そこに重きを置くか微妙。やはりもう少し長い方がいいだろう。セントウルステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、イベリスは1つ目の消しデータに合致している。タワーオブロンドンと違い、距離短縮はいいだが、言うほど逸材というわけでもない。マイルでは逃げられたが、さすがにここでは逃げられないだろう。牝馬は勢いという格言からも離れる。

反対にミスターメロディは危険なデータに一つも当てはまらない。前目で競馬ができ、速い時計も大歓迎。休み明けで多少割引は必要かもしれないが、GⅠウィナーである以上、そんな言い訳は通じない。春秋スプリント制覇に向けて形は残したい。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、ミスターメロディと言えそうだ。

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