セントウルS2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬の共通点

2018年9月9日、阪神競馬場でセントウルS(GⅡ/芝1200m)が行われる。スプリンターズSの前哨戦として重要な一戦である。今年は春秋のスプリントGⅠ連勝に臨むファインニードルを筆頭に夏の短距離戦線で善戦してきたラブカンプー、重賞2勝馬ダイアナヘイローなどが出走する。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
11アドマイヤムーンMark of Esteem
26メイショウボーラーオース
34アルデバランⅡサンデーサイレンス
11サクラバクシンオーKingmambo
22ヨハネスブルグサンデーサイレンス
39マイネルラヴタマモクロス
110スタチューオブリバティアグネスタキオン
21ディープインパクトフレンチデピュティ
35ディープインパクトDixieland Band
14Closing ArgumentBuddha
21アドマイヤムーンサクラバクシンオー
32ダイワメジャーCOzzene
12アドマイヤムーンサクラバクシンオー
21キングカメハメハStorm Cat
33ロージズインメイマイネルラヴ
16ダイワメジャーCozzene
21キングカメハメハStorm Cat
312マンハッタンカフェStorm Cat
12ファルブラヴサンダーガルチ
25DubawiGreen Desert
31サクラバクシンオーMiswaki
14サクラバクシンオーMiswaki
22Catbirdラストタイクーン
35ホワイトマズルトニービン
15フジキセキトニービン
21クロフネNureyev
310Formal DinnerCrusader Sword
13サクラバクシンオーWoodman
211Grand LodgeLinamix
39サクラバクシンオートニービン

解析・分析:注目血統は?

ディープインパクトや二アークティック系(Storm Cat系)の活躍も見られるが、基本的にはミスタープロスペクター、ナスルーラ系が主流のレースであることがわかる。母系も合わせるとミスタープロスペクター系×ナスルーラの組み合わせが相性が好く狙うべきだろう。

2017年 ファインニードル(父アドマイヤムーン[ミスタープロスペクター]×母父Mark of Esteem[ナスルーラ])
2016年 ビッグアーサー(父サクラバクシンオー[ナスルーラ]×母父Kingmambo[ミスタープロスペクター])/ラヴァーズポイント(父マイネルラヴ[ミスタープロスペクター]×母父タマモクロス[ナスルーラ])
2014年 ハクサンムーン(父アドマイヤムーン[ミスタープロスペクター]×母父サクラバクシンオー[ナスルーラ])
2013年 ハクサンムーン
2011年 ダッシャーゴーゴー(父サクラバクシンオー[ナスルーラ]×母父Miswaki[ミスタープロスペクター])
2010年 ダッシャーゴーゴー
2008年 カノヤザクラ(父サクラバクシンオー[ナスルーラ]×母父Woodman[ミスタープロスペクター])

今年の出走予定馬の中では連覇のかかるファインニードルの他にラインスピリット、ラブカンプー、レジーナフォルテが該当しており、好走に期待したい。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
スタチューオブリバティ1-0-1-133.3%66.7%
Stormy Atlantic0-0-0-00.0%0.0%
ハーツクライ1-0-1-185.0%10.0%
ロードカナロア0-0-0-30.0%0.0%
ロージズインメイ2-0-3-618.2%45.5%
サクラバクシンオー10-9-5-6611.1%26.7%
ステイゴールド0–2–0-170.0%10.5%
キングヘイロー4-0-0-2116.0%16.0%
ヨハネスブルグ2-5-4-235.9%32.4%
アドマイヤムーン13-9-6-3919.4%41.8%
Fastnet Rock0-1-0-10.0%50.0%
オレハマッテルゼ2-1-0-1511.1%16.7%
スウェプトオーヴァーボード4-3-0-3010.8%18.9%
ショウナンカンプ0-2-0-160.0%11.1%
アルデバランⅡ0-3-2-70.0%41.7%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

アドマイヤムーンの成績が優れているのがわかる。ついでサクラバクシンオーとなっており、重賞路線でもこの2頭の信頼度は揺るぎないだろう。出走数は少ないがロージズインメイも複勝圏内ではこれらを凌ぐ成績を残しており軽視は禁物だろう。

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