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2018年12月23日、中山競馬場で有馬記念(GⅠ/芝2500m)が行われる。オジュウチョウサンの挑戦やキセキの巻き返し、ミッキーロケットの春秋グランプリ制覇など見所はたくさんあるが、ここで注目したいのがやはり天皇賞秋を制したレイデオロである。この馬がそれなりの人気を集めるだろう。

レイデオロの前走の天皇賞秋を振り返ると、キセキが同じようなペースで逃げ続け、レイデオロは5番手で競馬を進めた。最後の直線、キセキの脚は衰えを見せなかったが、速いペースで流れた分、レイデオロにとってはレースがしやすく、1分56秒8という驚異的なタイムで勝ってみせた。

オールカマーを勝つなどもう死角はないように思う。しかし、天皇賞秋と同じパフォーマンスが果たして有馬記念でも見せられるのか。そのあたりを見ていきたい。


不安① 天皇賞秋1着からの直行

レイデオロは本来適鞍であるジャパンカップをパスして有馬記念に臨んだが、前走天皇賞秋組は2009年にドリームジャーニーが勝って以来3着以内もない。これだけ結構嫌なものだが、もっと嫌なデータは天皇賞秋で1着の馬がジャパンカップをパスして有馬記念に臨んだケースでは天皇賞秋が2000メートル戦になって以降ただの1頭も勝っていない。普通はジャパンカップを使うものだが、色々と都合があったのだろう。

確かにミッキーロケットもマカヒキもジャパンカップを回避せざるを得ない状況に追い込まれ、使いたいレースが使えなかった。それを思えばレイデオロも同じ。ただ過去に例がないということは覚えておきたい。ルメール騎手が乗れなかったから回避したというのであればちょっと微妙な感じもする。

不安② 2500メートルへの対応

レイデオロに関して言えば多少不安なのは距離だろう。ダービーも勝ってるのに距離も何もないという話だが、2400メートルと2500メートル、この100メートルの違いは相当大きいばかりか、東京での2400と中山での2500は求められるものがだいぶ違う。中山の直線は310メートル、オールカマーはなんとかクビ差交わしてゴールしたように、中団で運んで最後の直線でどうにかという競馬では下手すると伸びない可能性がある。

まして今回はキセキがおり、おそらく天皇賞秋とジャパンカップでやったようなレースを行うだろう。その際にどこかで捕まえに行かないと直線で差し届かなくなる可能性も出てくる。ディープインパクトのように満を持して動いて堂々と差し切るイメージではない。テンションが上がって出遅れというのも考えられる。それが起こった時に巻き返すだけのパワーがあるのかは疑問である。

不安③ 血統面での不安

父キングカメハメハは中山2500での結果が伴っていない。出走回数も単勝回収率もちょっと厳しい感じになっている。求められるものが違うというのはあるだろうが、父方の血は少なくとも中山2500向きではないことが分かる。一方母方の血も決して中山2500向きではない。母ラドラーダは明らかなマイラーである。

レイデオロはダービーを勝ったが、父キングカメハメハがダービー向きの血統であり、そこに母のスピードが上乗せされた形だ。しかし、中山2500はスピード勝負ではない。求められるのはパワーとスタミナ、最後の最後にスピードである。このパワーとスタミナ勝負でどうにもならないとスピードは生かせない。そう考えると一抹の不安を感じずにはいられない。

まとめ

穴という穴がないという評価がレイデオロへの評価ではあるが、細かなところを見ていくと穴はいくつもある。重箱の隅を突くものかもしれないが、結局先週のグランアレグリアもあれだけ穴がなかったように見せて、結局牝馬の単独参戦の難しさを感じさせた。10回やって9回はレイデオロが勝つかもしれない。しかし、1回の負けを引く可能性は十分にある。その想定はしておきたい。

負けるなら大外に入ることや出遅れでルメール騎手のまくりが不発に終わること、道中で追い出しをかけにくくなり差し届かないことなど色々と挙げられる。まして今回はオジュウチョウサンがいる。どんなレースになるのかやってみなければわからない。そうならば、わざわざ人気から買うのではなく、ロマンを信じて穴狙いがいい。レイデオロにはそれなりに穴がある。

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