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2019年1月26日、中京競馬場で愛知杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるノームコア、レッドジェノヴァ、ランドネ、ウラヌスチャーム、コルコバードらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

ちなみに、愛知杯は中京競馬場の馬場改修後過去6回のデータを対象とする。


愛知杯の人気馬成績

過去6回のデータを見ると、1番人気が勝ったのは2回、2着0回で3着1回となっており、ハンデ戦の信頼度としては可もなく不可もなくといったところか。

ただ、2番人気と3番人気は未勝利となっており、特に3番人気は1回も3着以内がなく、ハンデ戦ならではの大荒れなレースばかりだ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 明け5歳馬が強い

愛知杯は2014年まで12月、2015年がお休みとなり、2016年から1月の開催となっている。それを踏まえて年齢別の成績を見ると、明け5歳の世代が6回中6回勝利している。

一方、明け4歳、12月開催では3歳だった世代の成績はこの6回で2着と3着が1回ずつあるのみだ。

18頭中8頭が3歳馬だった2013年の愛知杯ですら1頭も3着以内に入っていない。来るとすれば52キロや53キロの軽ハンデの馬である。

ちなみに7歳以上の馬もこの6回で一切3着以内に絡んでいない。特定の世代だけが突出して強い、それがここ6回の傾向である。

予想参考データ② やはり牝馬は格より勢い!

この6回の愛知杯において必ず前走条件戦だった馬が3着以内に絡んでおり、勢いがある方が愛知杯で好走しやすいことを印象付ける。

条件戦組は1着かコンマ2秒以内の負けが求められる。条件戦でそれなりの競馬をしないといくらハンデ戦とはいえきついということか。

一方、前走重賞だった組は長期休養明けのバウンスシャッセを除き、6頭がコンマ7秒以内、4頭がコンマ3秒以内だった。

この中にはエリザベス女王杯も含まれており、格を求めるならそれなりの実績がないと勢いを抑えられない。

予想参考データ③ 斤量減が強い!

ハンデ戦なので、小倉開催や以前の中京競馬場での開催だった愛知杯のデータを含めてその傾向を見ないといけない。斤量減が過去10回で6勝を挙げている。

斤量減 ( 6- 7- 3-89)
勝率 5.7% │ 複勝率 15.2%

数字的にはパッとしないが、過去10回で13連対をしており、無視はできない。中でも3キロ以上の斤量減が3勝を挙げており、ハンデ戦ならではの結果が出ている。

一方、斤量増は過去10回で1回しか勝っていない。特に1キロ台の増加は過去24頭いて、未勝利で2着1回3着3回という状況だ。

大きく斤量を減らすのは条件馬に多い。格より勢いとなりやすいのはそのあたりも影響をしていそうだ。

2019年の危険な人気馬は?

ノームコアは紫苑ステークスを制するなど、人気に支持される見込みだが、前走のエリザベス女王杯は斤量に恵まれたがコンマ6秒差の5着。斤量が1キロ増でやや見込まれた形。愛知杯の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、コルコバードは2つ目の消しデータに合致している。エリザベス女王杯ではコンマ7秒差の8着。2キロ減で可能性はありそうだが、どこまでやれるか。

反対にレッドジェノヴァは危険なデータに一つも当てはまらない。前走はエリザベス女王杯でコンマ5秒差の4着、突出した成績を残す5歳馬でもある。斤量は1キロ減でノームコアより恵まれた。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、レッドジェノヴァと言えそうだ。

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