秋への飛躍を占うエプソムカップ(GIII/東京芝1800m)。
武豊騎手はエイシンヒカリに騎乗する。前走の都大路ステークスでは初コンビながら鮮やかな逃げ切り勝ちを収めた。このレースで初の重賞タイトルを狙う。
そんな武豊騎手とエプソムカップの歴史を振り返ってみよう。
飛躍を遂げたあの名馬とともに
武豊騎手は8回騎乗して1勝を挙げている。
エプソムカップを制したのは1996年のことだ。この年は、自身が全レースで手綱を取ったマーベラスサンデーに騎乗した。マーベラスサンデーは重賞初挑戦にもかかわらず、1番人気に支持された。レースでは中団の外めを進み直線で外に持ち出すと、鋭く伸びて残り200mで先頭に立ち、ユウセンショウの猛追を振り切り1着でゴール板を駆け抜けた。
しかしそれ以降は勝ち星に恵まれず、2008年と2009年はいずれもヒカルオオゾラに騎乗し、僅かな差で2着に敗れている。
マーベラスサンデーと同様にここを勝って秋の飛躍へとつなげられるよう、天才がいかにエイシンヒカリを導くのか、注目だ。
武豊騎手│エプソムカップ全成績
馬名 | 性齢 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|
メイショウカンパク | 牡5 | 10 | 7 |
ヒカルオオゾラ | 牡5 | 1 | 2 |
ヒカルオオゾラ | 牡4 | 1 | 2 |
インマイアイズ | 牡6 | 13 | 14 |
サイレントディール | 牡5 | 1 | 4 |
イシノミューズ | 牝6 | 11 | 8 |
マーベラスサンデー | 牡4 | 1 | 1 |
メイショウレグナム | 牡5 | 6 | 10 |
集計期間:1993. 6.12 ~ 2012. 6.10
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