鳴尾記念2017の予想オッズは？過去5年のデータ傾向を徹底分析

2017年6月3日、阪神競馬場で鳴尾記念（GⅢ／芝2000m）が行われる。

近年ではフルゲート割れが多い当レース。今年も登録段階で12頭立て以下が確定しており、例年通りの少頭数。少頭数ながらも過去5年の3連単平均配当は102,360円と高額だ。配当妙味も見込める傾向にある一戦といえる。

出走馬のおさらいとともに、予想のポイント（過去の傾向、データ、血統、人気、枠順など）を考察していこう。

出走予定馬・登録馬

2017年 6月 3日(土)　3回阪神1日目　12頭　[仮想出馬表] 【１１Ｒ】　 第70回鳴尾記念
３歳以上・オープン・Ｇ３(別定)(国際)(特指)　芝2000m・内 (A)

想定・予想オッズ

過去5年好走馬

データ考察

過去5年のデータを抽出して傾向を探っていく(2012年から施行時期・距離が変更となっているため)。なお、週中には注目のデータをピックアップし、激走馬を導き出す考察を行っていく。そちらのチェックも見逃さないようにしよう！

人気別集計

勝ち馬は5番人気以内。フルゲートになることは多くなく、比較的少頭数で行われてきたことを踏まえると、やや荒れやすい傾向にあると捉えるべきかもしれない。

年齢別集計

基本的に4歳と5歳馬の成績が良い。単複いずれの回収値もプラスに出ていることからも、中心になるのはこの両世代と考えるのが無難か。

斤量別集計

別定戦ということもあって、軽い馬というのは存在しないが、57.5キロ以上を背負う馬は不利と考えたほうがよさそう。

馬体重別集計

馬体重が軽いほど、回収値が高い傾向にあるのは注目すべき点。通常、軽い馬には不利な傾向が出やすいのが日本の競馬だが、その傾向と逆のトレンドになっているのは面白いところ。

枠番別集計

馬番別集計

目立つところでは1番枠の不振。阪神の内回りコース、それも開幕週ということを踏まえると内が有利になりそうなものだが、このレースに関してはそうはならないようだ。

脚質上り別集計

中団以降につける馬の複勝圏内好走確率が高く出ているように、このレースでは、差・追込馬に注目する必要がありそう。

間隔別集計

基本的には中3週のローテがベスト。順調に使われてきた組が有利ということだろう。シンプルに、トラブルなく調整出来ている組がよさそうだ。

前走脚質別集計

前走で逃げている馬か、中団以降に控える競馬をしてきた馬が好調。

前走クラス別集計

単純に前走の格は素直に評価して良さそう。上がり馬にとってはやや不利なデータか。

前走距離別集計

好走率に差はないものの、回収値ベースで考えると距離延長組に有利な数値が出ている。穴をねらうなら今回延長組か。

前走レース名別集計