日本ダービー2017の予想データ分析…2つの好走血統と不振種牡馬とは?

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今週は東京競馬場で牡馬クラシック第2戦の東京優駿・日本ダービー(GI/芝2400m)が行われる。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

なお、好走血統は過去10年、コース種牡馬成績は2014年以降(精度を高めるために1、2番人気の人気馬、および単勝100倍以上の人気薄、新馬戦、長期休み明けなどの不確定要素が多いレース=血統意外の要因で決着した可能性が高いレースは、集計から除外)を参考に考察していく。

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目次

過去10年好走馬血統

着順 種牡馬 母父馬
ディープインパクト フレンチデピュティ
ディープインパクト Orpen
ディープインパクト ブライアンズタイム
キングカメハメハ サンデーサイレンス
ディープインパクト Intikhab
Marju Rossini
ハーツクライ タイキシャトル
フジキセキ Cozzene
ブラックタイド グラスワンダー
ディープインパクト Storm Cat
シンボリクリスエス スペシャルウィーク
Big Brown Pure Prize
ディープインパクト Loup Sauvage
ステイゴールド Danehill
ディープインパクト ノーザンテースト
ステイゴールド メジロマックイーン
ハーツクライ Storm Bird
キングカメハメハ サンデーサイレンス
King’s Best Platini
キングカメハメハ サンデーサイレンス
ネオユニヴァース Machiavellian
ネオユニヴァース Cape Cross
スペシャルウィーク Seattle Slew
マンハッタンカフェ Kingmambo
アグネスタキオン Chief’s Crown
タニノギムレット サンデーサイレンス
クロフネ ウイニングチケット
タニノギムレット ルション
ホワイトマズル サンデーサイレンス
アグネスタキオン Caerleon

集計期間:2007. 5.27 ~ 2016. 5.29

解説・分析:注目血統は?

近年の日本ダービーの注目血統を挙げるとするなら……

・ディープインパクト産駒
・ノーザンダンサー系
・特にダンジグ系

この3つだろう。ディープインパクト産駒は2012年以来、1年を除く全ての年で馬券に絡んでいる。勝ち星も最多の3勝。THEクラシック血統だけあって、ダービーの舞台で無類の強さを発揮しているわけだ。

そして見逃せないのがノーザンダンサー系、特にダンジグである。

もともとこの血脈はダービーと関わりが深い。底力が問われるレースであるため、底力が豊富なノーザンダンサー系との相性が抜群なのだ。

中でも注目されるのがダンジグ系だろう。2008、2009年は母父ダンジグ系のディープスカイとロジユニヴァースが連覇を成し遂げたし、昨年のサトノダイヤモンドも母系にダンジグの血が流れていた。

そして何といっても今年のオークスは1着のソウルスターリングから4着のディアドラまで、すべての馬が3代以内にダンジグのラインを持っていた。

1着 ソウルスターリング 父母父デインヒル(ダンジグ系)
2着 モズカッチャン 父ハービンジャー(ダンジグ系)
3着 アドマイヤミヤビ 母母父デインヒル
4着 ディアドラ 父ハービンジャー

今年も見逃すことのできない血統と言えそうだ。

コース種牡馬別集計

種牡馬 着別度数
ディープインパクト 7- 3- 6-43/59
ハーツクライ 5- 4- 6-28/43
ステイゴールド 3- 4- 4-50/61
ハービンジャー 2- 1- 2-23/28
キングカメハメハ 2- 0- 1-25/28
マンハッタンカフェ 0- 2- 2-19/23
New Approach 0- 1- 0- 0/ 1
スクリーンヒーロー 0- 0- 0- 4/ 4
ルーラーシップ 0- 0- 0- 1/ 1
ディープスカイ 0- 0- 0- 1/ 1
種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
ディープインパクト 11.9% 27.1% 116 78
ハーツクライ 11.6% 34.9% 111 93
ステイゴールド 4.9% 18.0% 38 38
ハービンジャー 7.1% 17.9% 58 43
キングカメハメハ 7.1% 10.7% 44 20
マンハッタンカフェ 0.0% 17.4% 0 48
New Approach 0.0% 100.0% 0 210
スクリーンヒーロー 0.0% 0.0% 0 0
ルーラーシップ 0.0% 0.0% 0 0
ディープスカイ 0.0% 0.0% 0 0

集計期間:2014. 2. 1 ~ 2017. 5.21

解説・分析:注目種牡馬は?

最も注目されるのはハーツクライ産駒だろう。

オークスでは不発だったものの、それでもアドマイヤミヤビが3着に食い込んできた。

1、2番人気を集計に含めていないにも関わらず、複勝率は34%にのぼる。単勝回収値は100を超えていて、得意さがうかがえる。

もともとハーツクライはJRAの種牡馬の中で屈指のスタミナを誇っている。そして競走馬時代の自身がダービーで上がり最速を叩き出したように、瞬発力も兼ね揃えた馬だ。「瞬発力が問われる長丁場」という舞台設定が一番得意なため、ここで強調できるわけである。

ダービーでは2011年にウインバリアシオンが大穴をあけ、2014年にワンアンドオンリーが栄光を手にしている。今年も注目されるところだ。

ディープインパクト産駒も悪くない。特に勝ち切る傾向にあり、単勝回収値の高さは特筆すべきところだ。

一方、ステイゴールドやキングカメハメハ、マンハッタンカフェ産駒あたりは苦戦を強いられている。

なお、以下が今回出走するメンバーの血統だ。考察を参考に、どの馬が当てはまるのか考えてみよう。

出走馬血統

アドミラブル
ディープインパクト
系統 ディープ系
スカーレット
母父 シンボリクリスエス
系統 ロベルト系
アメリカズカップ
マンハッタンカフェ
系統 サンデー系
ベガスナイト
母父 Coronado’s Quest
系統 ミスプロ系
アルアイン
ディープインパクト
系統 ディープ系
ドバイマジェスティ
母父 Essence of Dubai
系統 ボールドL系
ウインブライト
ステイゴールド
系統 サンデー系
サマーエタニティ
母父 アドマイヤコジーン
系統 グレイS系
カデナ
ディープインパクト
系統 ディープ系
フレンチリヴィエラ
母父 French Deputy
系統 ヴァイス系
キョウヘイ
リーチザクラウン
系統 サンデー系
ショウナンアネーロ
母父 ダンスインザダーク
系統 サンデー系
クリンチャー
ディープスカイ
系統 サンデー系
ザフェイツ
母父 ブライアンズタイム
系統 ロベルト系
サトノアーサー
ディープインパクト
系統 ディープ系
キングスローズ
母父 Redoute’s Choice
系統 ダンジグ系
サトノクロニクル
ハーツクライ
系統 サンデー系
トゥーピー
母父 Intikhab
系統 ロベルト系
ジョーストリクトリ
ジョーカプチーノ
系統 サンデー系
ジョーアラマート
母父 キングヘイロー
系統 リファール系
スワーヴリチャード
ハーツクライ
系統 サンデー系
ピラミマ
母父 Unbridled’s Song
系統 ミスプロ系
ダイワキャグニー
キングカメハメハ
系統 キングM系
トリプレックス
母父 サンデーサイレンス
系統 サンデー系
ダンビュライト
ルーラーシップ
系統 キングM系
タンザナイト
母父 サンデーサイレンス
系統 サンデー系
トラスト
スクリーンヒーロー
系統 ロベルト系
グローリサンディ
母父 エイシンサンディ
系統 サンデー系
ベストアプローチ
New Approach
系統 サドラーズ系
Sant Elena
母父 Efisio
系統 ハンプトン系
ペルシアンナイト
ハービンジャー
系統 ダンジグ系
オリエントチャーム
母父 サンデーサイレンス
系統 サンデー系
マイスタイル
ハーツクライ
系統 サンデー系
ファーストナイナー
母父 フォーティナイナー
系統 ミスプロ系
マイネルスフェーン
ステイゴールド
系統 サンデー系
マイネジャーダ
母父 Jade Robbery
系統 ミスプロ系
レイデオロ
キングカメハメハ
系統 キングM系
ラドラーダ
母父 シンボリクリスエス
系統 ロベルト系

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