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ゴールドシップがジャパンカップで勝つために必要な“たった1つの条件”とは?

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芦毛の勇者を見られる機会も、あと2回となった。

今年の有馬記念を最後に引退を表明しているゴールドシップ(牡6)が、ジャパンカップに参戦する。

「東京が苦手、中山が得意」という見方が一般に定着しているため、「有馬記念への叩き台」という声もあるが、ファンとしては残り少ない競走の両方で勇姿を見たいところ。

そこで今回はゴールドシップがジャパンカップで勝つために必要な要素を考えてみた。


「東京が苦手」は本当か?

まずゴールドシップの東京での戦績を振り返ってみよう。

共同通信杯 2番人気1着
日本ダービー 2番人気5着
ジャパンカップ 2番人気15着

3回走って1勝。ただし、2回は人気を裏切っている。特にジャパンカップでは見せ場を作れなかったため、「東京は苦手」というイメージが定着していると考えられる。

もっとも、ここで一つの疑問が生じる。

今年、同じように「苦手」とされていた京都で天皇賞春を勝ったのだ。京都では菊花賞を除くと(0−0−0−3)と全く走らず、人気を裏切り続けていたが、天皇賞春では豪快なマクリの競馬で天皇盾を手にした。


また、今年の1月には「得意」と言われる中山のアメリカジョッキークラブカップで1番人気7着と惨敗している。

この2つの事実を見ると、一概に「東京と京都が苦手。だから走らない」と結論付けるのは時期尚早に思えてくる。

では、ゴールドシップがジャパンカップで勝つために必要なこととは一体何なのだろうか?

【次のページヘ】実は勝つために必要な要素は一つしかない?

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ゴールドシップは引退レースを“伝説の有馬記念”にするために壮大な前振りをしたに違いない

(C)masakin0712

はじめに書いておこう。この記事はほぼほぼ、妄想だ。

筆者の頭の中だけで繰り広げられている何の根拠もないストーリーである。

だから事実しか受け入れられない現実主義者の方は今すぐウインドウを閉じていただきたい。きっと、この記事を読む4、5分はアナタの人生にとって無駄な時間になる。映画館に入って10分で「うわ、やべぇ、失敗した」という作品を見続けて面白かったなんてことは、めったにないはずだ。

余談だが僕は某SF映画の世界観に全くついていけず、30分が過ぎたところで「あと1時間くらいだろう、我慢するか」といって見続けた結果、2時間半近くおしりの痛みと格闘する羽目になったことがある。地球を救えた喜びより、おしりの痛さで涙が出た。

皆さんにはそんな経験をしてほしくない。だから最初に引き返す道を提示しよう。さぁ、引き返すんだ。

妄想好きの諸君、あるいは人生の貴重な4、5分を無駄にしようとする果敢な勇者たち、ようこそ、妄想の世界へ。

そんな書き出しをしたが、皆の衆には分かってほしい。競馬というエンターテインメントを見る上で、どれほど妄想することが大事かということを。競馬は妄想のスポーツだ。妄想するからこそ、夢が持てる。夢が持てるからこそ、競馬は面白い。


妄想ができない競馬なんて、必殺技のないドラゴンボールみたいなものだ。かめはめ波もファイナルフラッシュもないドラゴンボールなんて! 確実に面白さ半減だ。キングカメハメハやエイシンフラッシュがいない競馬が楽しくないのと一緒だ(違)。

というわけで今回は宝塚記念で圧倒的な1番人気を裏切ったゴールドシップを主人公として物語を組み立てていこう。僕の脚本によれば、今回の“歴史的事件”は、壮大な物語の“前振り”にすぎない。

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ゴールドシップが宝塚記念で僕たちに教えてくれた3つのこと

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宝塚記念で3連覇を狙ったゴールドシップとファンたちの夢は、ゲートが開いた瞬間に潰えた。

6月28日に阪神競馬場で行われた宝塚記念(GI/芝内回り2200m)で1.9倍の支持された“芦毛の怪物”はゲートで大きく立ち遅れたことが原因でブービーの15着に終わった。

ある意味“彼らしい負け方”だったわけだが、馬券的にも競馬というスポーツを見る上でもゴールドシップが教えてくれたものはたくさんあった。

そう感じられる宝塚記念だったのではないだろうか?


出遅れるリスクがある圧倒的1番人気は買うな

タイトルで書きたいことが終わってしまったが、馬券を買う者なら全員が頭に刻み込むべきだろう。

ゴールドシップの出遅れが今回が初めてというなら仕方がない。しかし、彼の“失態”は初めてではない。もともとゲートはうまくないし、昨年の天皇賞春のように致命的な出遅れをしたこともあった。

2連覇中の宝塚記念ということで単勝オッズは1.9倍。応援票があったことは間違いないが、それでも出遅れるリスクが高い単勝1倍台の馬を買うというのは、あまり得策ではない。

3000m超重賞激走後の反動

今回の敗因は誰の目から見ても明らかであるため、深い考察は必要ない。というか、出遅れ以外に敗因を求められない。

ただし、それでも何か今後の教訓を見つけようとするなら、「3000m超重賞激走後の反動」ではないだろうか。


●参照
ゴールドシップは宝塚記念で鉄板なのか?天皇賞馬にチラつく3つの不安要素
ゴールドシップが宝塚記念で負ける可能性は低くない!?2つの不安要素とは…

ゴールドシップは阪神大賞典、天皇賞春と長距離重賞を2走連続でこなしていた。しかもどちらも1着と、全力で走りきっていた。

その疲れがメンタルを不安定にし、ゲートの失敗につながったのではないか、というわけだ。

思い返してみると、今年の天皇賞春にしてもゲート入りで散々苦労し、出遅れるリスクはあった。さらに昨年の天皇賞春の大出遅れも、前走阪神大賞典と、長距離重賞をこなした後だった。

単純に比較はできないが、野球で例えるなら180球を2試合連続で投げた後の登板、のようなもの。“見えない疲労”が失態につながったという憶測も決して“こじつけ”ではないはずだ。

【次のページヘ】ゴールドシップが教えてくれた3つ目のことって?

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ゴールドシップが宝塚記念で負ける可能性は低くない!?2つの不安要素とは…

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今年の宝塚記念の見どころは何といっても、「芦毛の怪物」ゴールドシップが史上初の同一GI3連覇、そして史上最多タイのGI7勝を達成するか否かだろう。

父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという、競馬ファンにはあまりにも有名すぎる「黄金配合」で誕生したゴールドシップは皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念2回、そして記憶に新しい今年の天皇賞(春)と、GI6勝を積み重ねてきた。

長距離、内回り、ハイペース……もうゴールドシップの特徴は誰もが分かっているだろうから、ここではゴールドシップの不安要素を挙げてみたい。


ローテーションと天皇賞(春)からみる蓄積疲労

追いきりの動きを見れば、そんなものは皆無に思える。しかし、今年の天皇賞(春)は、ゴールドシップの横山典弘騎手が「向こう上面で早めに押し上げ、3角手前で1度抑え、直線でもう1度スパートをかける」という、ゴールドシップの持つ無尽蔵のスタミナを最大限に活かした伝説的な騎乗をし、近年で最もタフなレースだったことを忘れてはならない。現に2着のフェイムゲームはレースの疲れを理由に宝塚記念を使わずに休養を選択している。

また、過去2年は前年の有馬記念後、阪神大賞典→天皇賞(春)というローテーションをとってきたが、今年は阪神大賞典の前にAJCCを挟んでいる。AJCCがスローペースでほとんどレースをしていない、という見方もあるだろうが昨秋のフランス遠征から休みなく使われていることは頭に入れておきたい。目には見えない蓄積疲労が溜まっている「かもしれない」。

過去2年の勝因と有馬記念の敗因からみえてくること

ゴールドシップが有馬記念(中山芝2500m)と、宝塚記念(阪神芝内回り2200m)のコースに高い適性があることは間違いないが、宝塚記念を2連覇しているのに対して有馬記念は1着→3着→3着だ。1着だった2012年は相手筆頭とされていたルーラーシップの大出遅れがあり、ジェンティルドンナやオルフェーヴルという超一線級の馬は出走していなかった。

また、過去2年の宝塚記念の勝因は……

① 有馬記念が16頭立てであるのに対し、宝塚記念は2013年が11頭立て、2014年が12頭立てと、捲り脚質のゴールドシップにとって捲りやすい頭数だったこと。

② 2013年、2014年ともに、良馬場という発表以上に時計の掛かるコンディションであり、人気を分け合っていたフェノーメノやジェンティルドンナが苦手とする馬場状態だったこと。


という2点が考えられる。

今年は16頭立てで、人気を分け合うであろうラキシスは重馬場の産経大阪杯を制した実績がある。過去2年よりも条件は楽ではないはずだ。「天皇賞(春)を勝ったから」という理由で安易に信頼するのは危険「かもしれない」

このように不安要素を書き並べてみたが、「何言ってんの、阪神は俺の庭だって~」と楽々遺業を達成するゴールドシップが見たくないわけでもない。とにかく日曜日が待ち遠しい。

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ゴールドシップは宝塚記念で鉄板なのか?天皇賞馬にチラつく3つの不安要素

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こんなタイトルをつけておいてなんだが、ゴールドシップが3連覇を達成する可能性は高い。

宝塚記念で連覇を果たし、求められる要素が酷似している有馬記念で1度の制覇を含む3度の好走経験がある。適正に疑いの余地はなく、嫌える要素はない。「十中八九勝つ」と予想しても誰も疑わないはずだ。

ただし、今更ゴールドシップが買える理由をつらつら並べていっても面白くない。そういう記事を書いたら「バイエルンがブンデスで3連覇する!( ー`дー´)キリッ」とドヤ顔で言うくらい、周りから冷ややかな視線を送られるのは確実だろう。そんな勇気、僕にはない。

よって、これから不安要素を“こじつけ”ていきたい。言い切ろう。これから書くのは“こじつけ”だ。

とはいえ、競馬というのは案外“こじつけ”が正解だったりする。「まぁ買える要素しかないけど大外だから飛ぶんじゃね?」と半ば予想を放棄して買った時に限って単勝1.4倍の1番人気が12着になったりする。

ということで、「こじつけるのも競馬における大事な予想ファクターの一つ!」という強引な理論のもと、ゴールドシップの不安要素を探っていこう。


稀代の気分屋!走れる気分になるとは限らない

もう競馬ファンなら誰もが知っている。ゴールドシップは稀代の気分屋だ。

自分が走りたいと思えば走るし、「飽きたなぁ」「今日ダルいなぁ」と思えば走らない。ミュージックステーションのタトゥーばりに自分の部屋に閉じこもって出てこない。そんな時はオルフェーヴルという名のミッシェルガンエレファントが代わりに“伝説”を作ってくれるから競馬は面白いわけだが、兎にも角にもゴールドシップは気分屋で走らない時は走らない。

よって、いきなり理論をぶっ飛ばして恐縮だが「気分乗らなかったら走らないんじゃね?」という暴論が成り立ってしまう。


そう、気分が乗ると思えば1着固定で買えばいいし、乗らないと思ったら1円も買わなくていい。戦績を見てもそうだ。

(13−3−2−6)

2、3着が少なすぎる。勝つときは勝つし、勝たない時は馬券圏内にすら来ない。それがゴールドシップというタトゥー、じゃなかった、馬なのだ。

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