“ゆとり調教”のレッドレイヴンは危険?函館記念で買いにくい3つの理由

馬にやさしい藤沢和雄厩舎のデメリット

藤沢和雄調教師は“馬なり調教”、“馬にやさしい調教”をする調教師として知られている。

必要以上にレースに使わず、消耗させないことで古馬になってからも走れるようなマネジメントをするというスタンスをとっている。

この是非についてはここで問わない。ただ、一つ確実に言えるのは厳しい調教を行っていないことでレースが厳しい展開やタフな条件になった時、馬が萎えてしまう傾向にあることだ。

なぜそう言えるかというと、流れが緩くなりやすいOP特別での成績が高い反面、流れが厳しくなる重賞になるとパフォーマンスを下げる傾向にあるのだ。

2010年以降、藤沢和雄厩舎所属馬のOP特別とGIIIにおける成績の差を比較してみよう。

OP特別
(11−18−7−57)
勝率12%
複勝率39%
単勝回収値38
複勝回収値88

GIII
(7−3−6−73)
勝率10%
複勝率23%
単勝回収値47
複勝回収値51

ご覧のとおり、GIIIの成績が極端に下がっている。もちろんクラスが上がるのだから多少数字が落ちるのは仕方がない。ただ複勝率が16%も落ちているのは見過ごせない傾向だ。

レッドレイヴンがOP特別で走り、重賞で勝てていないのは厩舎の調教内容によるところが大きいと考えられるわけだ。

まとめ

・常に過剰人気
・相手強化でパフォーマンスを下げる
・重賞で期待値が下がる藤沢和雄厩舎所属馬

以上の理由からレッドレイヴンを積極的に買うのは危ないといえるだろう。

ただし、好走の可能性があることは否定しない。力がある馬だし、重賞でも好走した経験を持っている。

レッドレイヴンがジンクスを打ち破れるのか、それとも今までの傾向通り、馬群に沈むのか、注目してみていくと面白いかもしれない。

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