拝啓「競馬はギャンブルだから嫌い」と言って宝くじを買うあなたへ

宝くじは完全なギャンブル、競馬は予想ができる

さらに宝くじがギャンブルと言い切れるのは、宝くじを購入する以外、自分にできることが何もないからだ。

「◯◯の売り場から1等が何口も出た!」という話を聞くし、もしかしたらそこに法則があるのかもしれない。ただ、そういった“キャンペーン”はほとんどオカルトの域と言っていい。

買う前に特にできることはない。買ったらあとは当選番号の発表を待つのみ。宝くじとはそういうものだ。

一方、競馬は自分で予想ができる。予想ができるということでギャンブル性は一気に薄まる。

例えば18頭立てのレースの1着馬を当てる時、単勝馬券をランダムで購入するなら100%ギャンブルになる。しかし、実際には勝つ可能性がある馬というのは限られている。だから購入者は勝つ可能性がある馬、5、6頭の中から自分の理論のもと、馬券を購入できる。これが完全なギャンブルといえるだろうか? 疑問を禁じ得ない。

この記事に書いてあるが……

●詳細→競馬が単なる賭博・ギャンブルと違う理由を冷静に分析する

ギャンブル(=博打)の定義は「偶然の成功をねらってする危険な試み」であり、何らかの法則がある時点で、それはギャンブルではなくなる。(少なくとも「何の因果関係もなく、予期しないことが起こること」を意味する「偶然」の定義に当てはまらなくなる)

・開幕週は内枠に入った馬の成績がいい
・ディープインパクト産駒は京都でよく走る

こういった何らかの法則を導き出せる時点で、競馬は単なるギャンブルではなくなるのだ。

よって、宝くじがギャンブルであることに疑いの余地はない。一方、そもそも「競馬=ギャンブル=嫌い」という方程式は、必ずしも成り立たないのである。

まとめ

もう一度書くが、宝くじを買うことを否定しているわけではない。僕だって、宝くじに当たるなら、当たりたい。GACKTになって芸能人格付けチェックに出たい。

この記事で主張したいのはとにかく「宝くじをギャンブルと認識していない方が『競馬はギャンブルだから好きじゃない』という風潮を何とかしたい」ということだけだ。それ以外の他意はない。

もしギャンブルが嫌いなら、宝くじを買うのは間違っている。

もし宝くじを買うなら、競馬が嫌いな理由を「ギャンブル」と言うのはやめていただきたい。極端な話、嫌いならもっと別の理由を持ってきてほしい(笑)。

拝啓「競馬はギャンブルだから嫌い」と言って宝くじを買うあなたへ。

そういうことだから、どうせギャンブルやるなら、お馬さんがカワイイ競馬やりなよ(´・ω・`)

なお、2015年のサマージャンボ宝くじは7月8日より発売開始だ! Coming Soon!

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