勢力図を予想

ブランボヌール(牝2)

ディープインパクト産駒であり、このレースと同条件の新馬戦をメジェルダとの叩き合いを制して勝利した。負かしたメジェルダが次走の同条件の未勝利戦を圧勝したことと、新馬戦のタイムが稍重の馬場としては優秀だったことがこの馬の能力の高さを裏付けている。このレース6着に敗れた母の無念を晴らすことができるか。

ドナルチア(牝2)

父マリブムーンは北米のトップ種牡馬、母は米ダート短距離GI2勝、半兄エイシンスパルタンは4勝の現役馬という良血馬。新馬戦は道中で楽に位置をとると早め先頭から押し切った。米国産馬だけあってパワーのある走りを見せており、函館の洋芝の馬場はあっているようで、ここも好勝負は必至だ。

メジェルダ(牝2)

こちらもディープインパクト産駒で、前述のブランボヌールと叩き合いを演じた馬だ。ブランボヌールに敗れたとはいえクビ差であり、逆転のチャンスは十分にある。前走の未勝利戦では他馬を全く問題にしない3馬身差の圧勝だった。重賞の舞台でブランボヌールに借りを返す。

オデュッセウス(牡2)

ここまであげた馬は全て牝馬であったが牡馬の筆頭格はこの馬だ。開幕週だったとはいえ、新馬戦でこの馬が記録したタイムを上回った馬はいなかったことから、この馬の能力の高さがうかがえる。イタリアのファルヴラブ産駒で洋芝適性も高いようだで、父に久々の重賞タイトルをプレゼントすることができるか。

他には、抽選馬だが良い切れ味を持っているシャドウアプローチ(牡2)、ダイワメジャー産駒のヒルダ(牝2)辺りも圏内か。

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