7月26日に函館競馬場で行われた函館2歳ステークス(GIII/芝1200m)はディープインパクト産駒のブランボヌール(牡2)が1番人気に応えて1着となった。

道中中団でレースを進めると、4コーナーで徐々に進出を開始。直線では追いすがるメジャータイフーンらを置き去りにし、3馬身半差の圧勝劇を演じた。

ブランボヌールの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。


血統評価は?

ブランボヌールは父ディープインパクト、母ルシュクル、その父サクラバクシンオーという血統。

ディープインパクトは種牡馬としてJRA全10場重賞勝利という快挙を達成した。同馬の特徴は母系の良さを活かすこと。ブランボヌールの場合は母ルシュクルの特徴を色濃く受け継いでいる。

ルシュクルは函館芝1200mの新馬戦で快勝。函館2歳ステークスこそ6着に敗れたが、次走のすずらん賞(OP/札幌芝1200m)で勝った。2歳時に洋芝で走ったキャリアを持っていたわけだ。ちなみにキャリア3勝はすべて洋芝という馬だった。

その父のサクラバクシンオーは言わずと知れたスプリント王。母系のスプリント色が濃かったからこそ、ディープインパクト産駒が苦手とするスプリント重賞で勝てたのだと考えられる。

なお、ルシュクルは新潟大賞典などを勝ったダコールの半姉にあたる。さらに2頭の母アジアミーティアは米国で種牡馬として成功を収めたアンブライドルズソングの全妹という良血馬だ。

重賞級の才能を秘めた血統であることは間違いない。

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