安田記念2017の予想データ分析…オススメの1頭と3つの強調材料とは?

(C) Yusuke Tsutaya

明日はいよいよ、東京競馬場で春のマイル王決定戦・安田記念(GI/芝1600m)が行われる。

開催に際し、競馬TIMES編集部では“オススメの1頭”をピックアップ。今回は、その馬がなぜ強調できるのか、という点を解説していく。

どのようなレースになるのだろうか? その馬が激走する可能性が高い理由とは? 検証を開始していこう。

オススメの1頭とは?

その馬の名は……

ブラックスピネル

である。

プロフィール〜血統・誕生日・馬主・調教師・生産者〜

タニノギムレット
モルガナイト
母の父 アグネスデジタル
母の母 タンザナイト
性別
馬齢 4 歳
生年月日 2013年2月14日
毛色 黒鹿毛
馬主 (有)サンデーレーシング
調教師 音無秀孝(栗東)
生産牧場 ノーザンファーム
産地 安平町
馬名意味 黒い尖晶石

では、なぜブラックスピネルが強調できるのか? その理由を挙げていく。

オススメの理由1 フィルターに合致

競馬TIMESでは、安田記念の開催に際し、いくつかの検証を行ってきた。その内の一つの考察で、「5つの消し」というものがあった。ブラックスピネルはこの条件に一つも当てはまっていない。

ポイント1 高齢馬は消し!
ポイント2 キャリア過多な馬は消し!
ポイント3 馬体重が軽い馬は消し!
ポイント4 距離延長馬は消し!
ポイント5 父サンデーサイレンス系は消し!

※詳細は記事にて。

明確なマイナス要素がない、という点は一つの強調材料だろう。

オススメの理由2 タニノギムレット産駒×安田記念

安田記念の歴代好走馬を見ていくと、タニノギムレット産駒が多く含まれていることが分かる。

日付 馬名 着順 人気
2013.6.2 スマイルジャック 15 18
2012.6.3 スマイルジャック 18
2011.6.5 スマイルジャック 3
2010.6.6 スマイルジャック 5
2010.6.6 アブソリュート 12 13
2009.6.7 ウオッカ 1
2009.6.7 スマイルジャック 5
2009.6.7 アブソリュート 13 8
2008.6.8 ウオッカ 2

ウオッカが圧倒的な力で連覇を達成し、スマイルジャックも2年連続で好走を果たしている。

一桁人気に支持された場合の好走率は実に66.7%。単勝回収値98、複勝回収値166と、非常に優秀な成績となっている。

安田記念はタフさとスピードの両方が求められるレースだ。タフさのないサンデーサイレンス系が成績を極端に落としていることが、その証拠である。

タニノギムレット産駒はタフさとスピードをバランスよく兼ね揃えている。普段はサンデーサイレンス系の後塵を拝しているが、こと安田記念となれば立場は逆転するわけだ。

オススメの理由3 非サンデー系×前走上がり1位

ブラックスピネルは前走、マイラーズカップで4着に敗れた。しかし、上がり32秒8という凄まじい上がりを使った。この点に着目したい。

安田記念はタフさが求められる。だから非サンデー系の成績がいい。だが、だからといって直線の長い東京コースを惰性で粘り込むようなことはできない。

つまり……

瞬発力のある非サンデー系

この特徴を持った馬は非常に強調できるのだ。

実際に数字を見てみることにしよう。父非サンデー系の前走上がり別の成績を見てみると……

前走脚質 着別度数
3F 1位 4- 1- 1- 5/11
3F 2位 2- 1- 2- 7/12
3F 3位 0- 0- 0- 3/ 3
3F ~5位 0- 0- 1- 6/ 7
3F 6位~ 1- 3- 1-30/35
前走脚質 勝率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 36.4% 54.5% 123 133
3F 2位 16.7% 41.7% 171 232
3F 3位 0.0% 0.0% 0 0
3F ~5位 0.0% 14.3% 0 51
3F 6位~ 2.9% 14.3% 105 125

凄まじい成績を残していることが分かる。上がり2位以内だった馬の成績はなんと複勝率48%、単復回収値は150%を超えている。

ブラックスピネルの臨戦過程は非常に強調できるわけだ。

まとめ

いかがだっただろうか? ブラックスピネルには強調材料がいくつもあることが分かった。

唯一、懸念点があるとすれば58キロ実績がないことだが、この点も血統的な観点から楽観視できる。

タニノギムレット産駒重賞で58キロ以上(牝馬は56キロ)を背負った場合の成績を見てみると……

着別度数
3- 2- 5- 8/18
勝率 複勝率 単回値 複回値
16.7% 55.6% 47 104

※一桁人気が対象

ご覧の通り、非常に高い成績を残していることが分かる。ウオッカ、スマイルジャック、そしてオールザットジャズが複数回好走しているのだ。

もともとロベルト系は斤量を苦にしない傾向にあるだけに、58キロ実績がないことを大きく割り引かなくても良さそうだ。

馬券の軸にするもよし、相手に加えるもよし。どんな扱いにするにせよ、気にかけてみるのがいいのではないだろうか。



この著者の最新の記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Facebookもチェック!

競馬TIMESについて

keiba_times_atoz1

投稿・執筆者募集

093524

公式Twitter&FB

Twitter_logo_blue FB-f-Logo__blue_72

カテゴリー

アーカイブ

写真提供

競馬TIMESでは以下の写真家の方々にご協力いただいております

写真家一覧

※写真提供は随時募集しております。お問い合わせフォームからご連絡いただければ幸いです

ページ上部へ戻る