安田記念2017の予想データ分析…凡走した人気馬11頭の共通点とは?

(C) Yusuke Tsutaya

今週は東京競馬場で春のマイル王決定戦の安田記念(GI/芝1600m)が行われる。

今回は安田記念でポイントになってきそうな人気馬の取捨選択方法について触れていく。どの人気馬を信用し、どの人気馬を疑うべきなのか?

過去の安田記念を見ていくと、人気を裏切った馬たちのほとんどに“ある共通点”があったことが浮かび上がってくる。その共通点とは、一体何なのだろうか?


過去10年で凡走した人気馬(3番人気以内)

日付 馬名 着順
2016.6.5 サトノアラジン
2016.6.5 リアルスティール 11
2015.6.7 フィエロ
2014.6.8 ワールドエース
2014.6.8 ミッキーアイル 16
2013.6.2 グランプリボス 10
2012.6.3 サダムパテック
2012.6.3 グロリアスデイズ 14
2011.6.5 アパパネ
2011.6.5 ダノンヨーヨー 10
2010.6.6 トライアンフマーチ
2010.6.6 キャプテントゥーレ
2010.6.6 リーチザクラウン 14
2009.6.7 スーパーホーネット
2008.6.8 スーパーホーネット
2008.6.8 グッドババ 17
2007.6.3 スズカフェニックス

凡走した人気馬の共通点

安田記念でポイントになるのが斤量だ。安田記念の斤量設定は58キロ(牝馬はマイナス2キロ)。特に近年は斤量の改定がされたことで、JRAの競馬で58キロ以上の斤量を背負う機会はめったになくなった。

だからこそ、58キロに対応できない馬がどうしても出てくる。57キロではなんともなかった馬が、わずか1キロの違いで驚くほど走らなくなってしまう。

人間に置き換えてもそうだろう。履きなれた靴で100mを走るのと、普段より重い靴で走るのとでは結果が全く違ってくる。慣れれば問題なくなるが、レースの前にいきなり違う靴を渡されたら違和感を感じてしまうものだ。

競走馬にとっても、背負い慣れていない斤量に適応する時間が必要になる。しかし、レースでそんな時間はない。結果として、上位で入選することができなくなるわけだ。

克服のポイントは?

では、どういった馬が58キロの斤量を克服できるのか?

それは……

・生まれつき重い斤量に適性がある
・重い斤量に慣れている(好走した実績がある)

どちらかに当てはまらないと、好走するのは非常に難しい。特に生まれつき重い斤量への適応がある馬は少ないため、58キロを背負った実績があるかどうかはポイントになってくる。

人気を裏切った馬の実績は?

実際に3番人気以内に支持されながら馬券に絡むことができなかった馬たちに焦点を当て、斤量実績があったかどうか、見ていくことにしよう。(※3歳馬と外国馬は除く)

サトノアラジン(3番人気4着)
初の58キロ

リアルスティール(2番人気11着)
初の58キロ

フィエロ(2番人気4着)
2度目の58キロ。一度目は馬券圏外

ワールドエース(3番人気5着)
初の58キロ

グランプリボス(2番人気10着)
58キロで好走歴あり

サダムパテック(1番人気9着)
初の58キロ

アパパネ(1番人気6着)
2度目の56キロ。1度目は馬券圏外

ダノンヨーヨー(2番人気10着)
初の58キロ

リーチザクラウン(1番人気14着)
初の58キロ

トライアンフマーチ(2番人気4着)
初の58キロ

キャプテントゥーレ(3番人気7着)
58キロで好走歴あり

リーチザクラウン(1番人気14着)
初の58キロ

スーパーホーネット(1番人気8着/3番人気7着)
58キロで好走歴あり

スズカフェニックス(1番人気5着)
初の58キロ

過去10年で凡走した人気馬(日本馬のみ)14頭のうち、実に11頭が58キロ実績がなかった。

そしてうち9頭は初めての58キロだった。明らかに初めての58キロに対する戸惑いがあった、と推測することができるだろう。

斤量を苦にしないタイプの馬もいるため、初めて58キロを背負う馬がすべてダメというわけではない。しかし、少なくとも強調材料でないことは知っておいて損はないはずだ。



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