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リアルインパクトが引退!11年安田記念と豪GIジョージライダーSの勝ち馬

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2011年の安田記念を制したディープインパクト産駒のリアルインパクト(牡7)が引退することが分かった。キャロットファームが公式HPで発表している。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬になる予定。

リアルインパクトは父ディープインパクト、母トキオリアリティー、その父Meadowlakeという血統。兄弟にアイルラヴァゲインやレアリスタがいる。

2010年の秋にデビュー勝ちを果たすと、暮れの2歳GI朝日杯フューチュリティステークスで2着と健闘。さらにNHKマイルカップでも3着となった。迎えた安田記念では9番人気の低評価ながら1着でゴール板を駆け抜け、3歳馬として初めて春のマイル王に輝いた。

その後はGI戦線でこそ奮わなかったものの、阪神カップを連覇するなど要所で活躍。そして今春のオーストラリア遠征ではGIジョージライダーSで1着、GIドンカスターマイルで2着となり、異国の地で足跡を残した。

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レアリスタが2戦2勝!兄リアルインパクトの血統馬は“呪縛”に打ち勝てるのか?

(C) Yusuke Tsutaya

注目の良血馬がデビュー2連勝を飾った。

6月14日に東京競馬場で行われた500万条件で、ステイゴールド産駒のレアリスタ(牡3)が1番人気に応えたのだ。

兄に安田記念馬リアルインパクトやNHKマイルカップ3着の実績を持つアイルラヴァゲインを持つ良血馬。どの程度出世するか、という点も気になるところだが、どのような路線を歩んでいくのか、という興味の尽きない馬である。

どんな種牡馬をつけても……

というのも、レアリスタの母トキオリアリティーの仔たちはどんな種牡馬をつけても短距離馬になる傾向にある。

特に重賞クラスで戦う馬になると、リアルインパクトやアイルラヴァゲインのように、1200〜1600mを主戦場とするケースがほとんどなのだ。

アイルラヴァゲイン(父エルコンドルパサー)
NHKマイルカップ3着。7勝はすべて1400m以下

アドマイヤフッキー(父フジキセキ)
3勝はすべて1200m以下

フサイチリニモ(父ジャングルポケット)
1勝は1300m

ウィルパワー(父キングカメハメハ
4勝はすべて1400m以下

リアルインパクト(父ディープインパクト
安田記念1着。5勝はすべて1600m以下

ディープインパクトキングカメハメハ、ジャングルポケットはダービー馬、そしてエルコンドルパサーはジャパンカップを勝って凱旋門賞で2着になった中距離馬だ。しかし、兄弟はほとんどがスプリンターやマイラーになっている。唯一、1歳上のネオリアリズム(父ネオユニヴァース)は2000mで2勝を挙げているが、かなり稀な例といっていい。

レアリスタはデビュー戦が2000m、2戦目が1800mと、いずれも中距離で勝っている。果たしてトキオリアリティーの仔たちの“呪縛”を打ち破り、中距離以上で活躍できるようになるのか、興味は尽きない。

【次のページヘ】デビュー2連勝だが内容は……?

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(C)Minafl

春のマイル王決定戦、安田記念(GI/芝1600m)が6月7日に東京競馬場で行われる。

今年もハイレベルな馬たちが集まった。最も勢いがあるのは3連勝中のモーリスで、一気にマイル王の座を狙う。また、3年前に当レースの覇者でオーストラリアのGIを制覇したリアルインパクトや、昨年のNHKマイルカップの勝ち馬ミッキーアイルら、実績馬も虎視眈々と頂点を目指す。

予想される人気と、出走を予定している主な有力馬はを見ていこう。

人気予想

1番人気 モーリス
2番人気 フィエロ
3番人気 ミッキーアイル
4番人気 ヴァンセンヌ
5番人気 リアルインパクト

中穴人気…ダノンシャーク、レッドアリオン、サクラゴスペル、サンライズメジャーなど

※独自のアルゴリズムを用いて集計しています

勢力図を予想

モーリス
適正:★★★★☆
能力:★★★★★
安定感:★★★☆☆

目下3連勝中と勢いに乗っている。特に前走のダービー卿チャレンジトロフィーで見せた末脚は強烈なものだった。今回は直線の長い東京競馬場で、その末脚をさらにいかせそうだ。先週の日本ダービーを同厩舎のドゥラメンテが制すなど、厩舎の勢いも抜群。初のGI挑戦で戴冠となるか。

フィエロ
適正:★★★★☆
能力:★★★★☆
安定感:★★★★☆

昨年のマイルチャンピオンシップではハナ差の2着と惜敗したが、能力の高さは示した。香港帰りで体調が万全ではなかった前走の読売マイラーズカップでも3着に健闘し、今回は叩き2走目で前走より状態は明らかに上向きだ。秋の悔しい思いを春に晴らすことができるか。

ミッキーアイル
適正:★★★★☆
能力:★★★★☆
安定感:★★★☆☆

昨年のNHKマイルカップを逃げ切って勝利したように、今回の条件は合っている。また、古馬になってからは番手で控える競馬を覚えたことで安定感が増した。前走の高松宮記念では決して望ましくない展開の中で3着に踏ん張っており、地力の高さが窺える。先行力をいかせる展開になれば、3歳マイル王者が真のマイル王者となりうる。

リアルインパクト
適正:★★★★★
能力:★★★☆☆
安定感:★★★★☆

前々走のジョージライダーステークスで1着、前走のドンカスターマイルで2着と、海外でその実力を遺憾なく発揮した。実績では抜けており、3年前にこのレースを制していて適性も十分だ。しかし海外帰りのため、体調面には不安が残る。それでも実力の違いから、凱旋勝利もありそうだ。

他には、もう一頭の上がり馬で東京コースを得意とするヴァンセンヌ、そのヴァンセンヌを京王杯スプリングカップで破ったサクラゴスペルや読売マイラーズカップを制したレッドアリオン辺りも圏内か。

また、昨年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬ダノンシャークは今年に入って好走していないが、一昨年は3着、昨年は4着と接戦を演じている。適性は高いだけに、侮れない存在と言えそうだ。

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リアルインパクトが示した豪州遠征の価値と賞金1億円

(C)arima0208

オーストラリアのロイヤルランドウィック競馬場で4月6日にドンカスターマイル(GI/芝1600m)が行われ、リアルインパクト(牡7)が2着に入った。地元オーストラリアの3歳牡馬カーマデックに敗れはしたものの、斤量差(5キロ差)を考慮すると“誇れる2着”だったと言っていい。

改めてリアルインパクトの遠征を振り返ると、同馬にとっても日本競馬界全体にとっても、大変有意義なものになったと感じられる。改めてこの7歳馬が示した“道筋”を振り返ってみよう。

新たな選択肢

まずオーストラリア遠征が“現実的な選択肢”であることを示した。

日本ではマイル路線なら安田記念まで、中距離路線なら宝塚記念まで大レースがない。距離適性の関係で高松宮記念や天皇賞春に出られない馬は、春の目標を一つしか設定できないことになる。また、ドバイは一部の有力馬しか選択できない。

となると、1600mや2000mの大レースがあり、ドバイほどレベルが高くないオーストラリアは“現実的な選択肢”と言える。

日本馬が通用することを証明

リアルインパクトはジョージライダーステークス(GI/芝1500m)で1着、ドンカスターマイルで2着となった。

こういっては何だが、リアルインパクトは日本のマイル路線における“トップ・オブ・ザ・トップ”というわけではない。安田記念に出れば中穴人気くらいの存在だろう。

そんな馬が、適性さえ合えばオーストラリア最高峰のレースで通用することが分かった。リアルインパクトのみならず、日本の競馬関係者は勇気を得たことだろう。

日本に匹敵する高額賞金

リアルインパクトはこの遠征で112万豪ドル(約1億円)を手にした。内訳はジョージライダーSで60万ドル(1着賞金)、ドンカスターマイルで52万ドル(2着賞金)だ。

もちろん、好走しなければ賞金を手にすることはできないが、1度でも上位に入れば(少なくとも)遠征費の回収くらいはできる。うまく行けば日本で走るより高額の賞金を手にできる。事実、ドンカスターマイルの1着賞金は180万豪ドル(約1億6000万円)。安田記念の1着賞金1億円よりはるかに高い。

しかもGIで好走したとなると、種牡馬としての価値も上がる。日本でGIIやGIIIを勝つよりメリットは多いのだ。(ちなみにワールドエースは結果を出せなかったが、ドンカスターマイルで8着賞金7万5000豪ドル(約685万円)を手にしている。遠征費の回収とはいかないだろうが、これだけあれば少なくない“補填”にはなるはずだ)

春の豪州遠征は“トレンド”になる?

以上のように、リアルインパクトはオーストラリア遠征が価値のあるものだと示してくれた。

また、リアルインパクトの他にもトーセンスターダムとトゥザワールドがそれぞれGIで2着となった。以前にはハナズゴールやアドマイヤラクティがGIを制し、日本馬が豪州で十分通用することを証明している。

今後は豪州遠征が“トレンド”になっていくかもしれない。


リアルインパクトとワールドエースに勝機は?ドンカスターマイル2015を展望

ザ・チャンピオンシップの公式HP(画面キャプチャ)

オーストラリアの豪州のロイヤルランドウィック競馬場で4月4日に行われるドンカスターマイル(GI/芝1600m)にリアルインパクト(牡7)とワールドエース(牡6)の2頭が出走する。

ドンカスターマイルは南半球の秋シーズンのビッグイベント『ザ・チャンピオンシップ』における主要レースの一つ。同イベントは1週間に1日ずつ、計2週にわたって行われ、1週目の最高賞金レースがドンカスターマイルだ。

果たして日本馬はオーストラリアで新たな快挙を達成できるのか? 探っていくことにしよう。

想定人気

1番人気 ハロウドクラウン
2番人気 カーマデック
3番人気 リアルインパクト、ポミシェ
5番人気 ロイヤルディセント

上位人気はこんなところだろう。

ライバルたち

最大のライバルとなるのが3歳馬のハロウドクラウンだ。今年3月のランドウィックギニー(豪GI/芝1600m)を制したオーストラリアのクラシックホースである。

キャリア8戦6勝と抜群の安定感を誇っている。前走のローズヒルギニー(豪GI/芝2000m)は3着に敗れたが、「距離」という明確な敗因があった。マイルに戻れば間違いなく大将格だろう。距離短縮というローテーションや、斤量52キロも評価され、1番人気となっている。

2番人気の3歳馬カーマインはリアルインパクトが勝った前哨戦のジョージライダーステークス(豪GI/芝1500m)で3着。このレースで大きく出遅れながら3着まで迫ったことや、ハロウドクラウンと僅差の競馬をしていること、さらに斤量50キロで出走できることが評価されている。

ただ、出遅れグセがあり、差し馬ということもあって7戦2勝と不安定なキャリアを送っている。ハマれば強いが、不利を受けるリスクが常に付きまとう。

リアルインパクトと同じ3番人気に支持されているのはポミシェはフランスの2000ギニー(芝1600m)で3着の実績を持つ。この時の勝ち馬カラコンティは昨年のブリーダーズカップ・マイルの覇者。先週行われた2000mのGIII戦を勝ってここに参戦してくる。過酷なローテがどうか。

ロイヤルディセントは昨年のドンカスターマイルで2着になった実績馬だ。昨年は外枠から発走となった中で距離をロスしながら最後は勝ち馬に半馬身まで迫った。2着が多いタイプでなかなか勝ち切れないキャリアが続いているのがどうか。

日本馬たちに勝機は?

ではリアルインパクトとワールドエースに勝機はあるのだろうか?

現実的に考えると、簡単なことではないと感じられる。

まずオーストラリアのこの路線のレベルは決して低くない。前走、リアルインパクトがいきなりGIを制したが、あくまでも前哨戦だ。ドンカスターマイルは南半球のマイル王決定戦であり、日本円にして約1億6000万円の賞金がかかるレースだ。各陣営の本気度は高く、“メイチ”で仕上げてくるはずだ。

また、2頭とも外枠からの発走になってしまったのは痛い。最大で20頭立てとなるため、どうしても外枠は距離ロスにつながり、不利になりがちだ。特にワールドエースは前走のように外を回らせられると厳しい。

さらにリアルインパクトは前走の人気薄から、マークされる立場に変わった。前走は楽にレースが運べて押し切れたものの、今回はそうならないはず。

となると、日本馬にとって厳しいレースになる可能性は十分ある。

ただ、上記したように、不安を抱えていたり、勝ち味に遅かったりする上位人気馬が多い。そう考えると、日本馬にチャンスが出てくる可能性はある。特に前走凡走して人気を落としているワールドエースに注目したい。

前走は1500mと、ワールドエースにとって明らかに距離が短かった。今回は1600mに距離が伸びる。ディープインパクト産駒は数々のマイルGI馬を輩出しているため、ワールドエースもポテンシャルは秘めているはずだ。しかも前走の凡走によって気楽な立場で臨める。そうなると、一発あってもおかしくないのではないか。

最後に

南半球の秋競馬の一大イベントということで、好メンバーが揃った。

そんな中に日本馬が2頭参戦するというのは楽しみだし、今後に向けてもいい経験になるはずだ。ここでいい成績を残せれば、今後「春のオーストラリア遠征」は定番化するかもしれない。

まずはいいレースを期待し、願わくば日本馬たちの活躍という吉報がとどくことを願いたい。


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