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シンボリクリスエスが苦境に?ライバル増加と代表産駒の種牡馬入りで正念場へ

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2009年以来、リーディングサイアーランキングで常に上位をキープしてきたシンボリクリスエスが苦境に立たされている。

07年に初年度産駒がデビューすると、徐々に勢力を拡大し、09年から昨年まで年間3位3回、4位3回と高い次元で安定した成績を残してきた。

しかし、今年は11月第1週終了時点で11位。トップスリーどころか10位からも滑り落ちている。今、非サンデー系の大物種牡馬は岐路を迎えようとしているのだ。

今回はシンボリクリスエスの現状と、苦境に立たされた理由を探っていこう。

苦境の理由

なぜシンボリクリスエスが成績を落としているのだろうか?理由として真っ先に挙げられるのが、以下の事柄だ。

・エピファネイア登場に至るまで大物が不在
・非サンデー系種牡馬の充実

まず一番大きな理由として挙げられるのが大物の不在だ。

シンボリクリスエス産駒はコンスタントに勝ち星を積み重ねてきた。しかし、大レースになるとディープインパクトやキングカメハメハといった“大将格”の産駒に後塵を拝するシーンが目立ち、なかなか大成する馬が現れなかった。

初年度産駒からサクセスブロッケンが出たものの、芝の大物は不在。06年の世代から安田記念を勝つストロングリターンが出たが、華やかなクラシックホースたちに比べると地味な印象は否めなかった。

10年の世代からようやくエピファネイアという大物が出たが、種牡馬としての評価は少しずつ下がっていったと考えられる。

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エピファネイアは種牡馬で成功するのか?血統から導く産駒への5つの期待と不安

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圧勝劇に未来への可能性を感じずにはいられなかった。

エピファネイアは2013年の菊花賞と14年のジャパンカップを勝った。特にジャパンカップでは当時の世界ナンバーワンホースのジャスタウェイらを置き去りにして圧巻のパフォーマンスを披露した。ポテンシャルの高さを遺憾なく発揮した形だ。

残念ながら引退が決まってしまったが、種牡馬としてのポテンシャルも高いと思われる。

果たして、エピファネイアは種牡馬として成功するのか? その期待と不安を徹底的に検証していこう。

期待① 超良血

まず血統面は申し分ない。

母のシーザリオは現役時代に日米のオークスを制覇した名牝だ。日本のオークスでは絶望的な位置取りから豪脚を披露してエアメサイア、ディアデラノビアらをおさえて優勝した。さらにアメリカンオークスでは4馬身差の圧勝劇を演じている。

どちらのパフォーマンスも高く、類まれな競争能力を持っていた。それは繁殖牝馬としてエピファネイアを出したことで証明されている。

近親に活躍馬があまりいないことは気になるものの、「母シーザリオ」という裏付けがあるなら期待を寄せるには十分だろう

【次のページヘ】あの種牡馬と同じ配合に成功の可能性を感じる?

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エピファネイアが引退!13年菊花賞と14年ジャパンカップの覇者がターフに別れ

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2013年の菊花賞と14年のジャパンカップを勝ったシンボリクリスエス産駒のエピファネイア(牡5)が引退することが決まった。所属するキャロットファームが発表している。今後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りする。

エピファネイアは父シンボリクリスエス、母シーザリオという血統。シーザリオは日米のオークスを制した名牝であるため、エピファネイアはデビュー前から注目を集める存在だった。

デビュー3連勝で重賞を制覇すると、皐月賞、ダービーでは2着に。春のクラシックのリベンジに燃える秋は神戸新聞杯、菊花賞と連勝してクラシックホースの仲間入りを果たした。

古馬になってからは勝ち星に恵まれなかったが、迎えたジャパンカップでは2着のジャスタウェイを0.7秒ちぎる圧勝劇を演じた。この時の走りは世界的な評価を集め、14年の世界ランキングでジャスタウェイに次ぐ2位にランクインしている。

15年はドバイワールドカップでダートに挑戦したが惨敗。結果的にこれが引退レースとなった。

角居勝彦調教師は「繋靱帯の痛みというのは、どうしても(治癒に)時間がかかる病です。また、治癒したとしても再発の可能性が高く、その後の経過を考えても無理に復帰を考えることがベストとは思いません。非常に無念ではありますが、いつかエピファネイアの子どもたちに携われる日を楽しみにしていますし、自身を超えるような馬を世に送り出してもらいたいと願っています」とコメントしている。

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