スマートオリオンの血統や将来性は?中京記念1着馬を徹底検証

7月26日に中京競馬場で行われた中京記念(GIII/芝1600m)はグラスワンダー産駒のスマートオリオン(牡5)が混戦を制してマイル重賞初勝利を飾った。

先行馬を見る形でレースを進めたスマートオリオンは直線に入るとカレンブラックヒルらを交わして先頭に。その後、アルマディヴァンやダローネガといった後方待機組が猛然と追い込んできたが、クビ差退けて1着でゴール板を駆け抜けている。

スマートオリオンの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。


好走の要因は?

スマートオリオンは父グラスワンダー、母トロピカルレディー、その父ウイニングチケットという血統。

サンデーサイレンスの血を持たない重厚な血を持つマイラー。特にウイニングチケットの血がレースを勝てた要因だと考えられる。歴代の中京記念を振り返ると、ウイニングチケットの父トニービンの血を持つ馬が毎年必ず馬券に絡んでいる。

中京記念連覇のフラガラッハは母父トニービン、2年連続で大穴をあけていたミッキードリームは母母父トニービンという血統だった。

トニービンの血が好走を後押ししたのは間違いないだろう。

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