今年のきさらぎ賞や京都新聞杯で2着となり日本ダービーに出走した良血馬、ポルトドートウィユ(牡3)が左前脚に屈腱炎を発症していることが分かった。同馬を管理するサンデーサラブレッドクラブが公式HPで発表している。

秋へ向けてノーザンファーム早来で乗り込まれていたものの、左前脚に熱感と腫れがあったことからエコー検査を実施した結果、屈腱炎と判明したとのこと。復帰には1年程度がかかる見込み。

ポルトドートウィユは父ディープインパクト、母ポルトフィーノ、その父クロフネという血統。母の母がエアグルーヴ、その母ダイナカールという日本を代表する良血馬として注目を集めた。

重賞勝ち鞍こそないが、きさらぎ賞でルージュバックと接線を演じ、京都新聞杯でも後にダービーで2着となるサトノラーゼンの2着となり、力があることを示した。きさらぎ賞から手綱を取った武豊騎手は父のディープインパクトをはじめとして、母、母父、母母の主戦を務めていたことで注目を集めていた。

なお、ポルトドートウィユの全弟ポルトフォイユは同じく鞍上武豊騎手で新馬戦を圧勝している。

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