「昔の競馬は熱かった。今はクソ」なんていう老害にならないために僕らがすべきこと

自称コアファンは初心者を排除しようとする

こういったおっさんに共通して言えるのは、初心者を馬鹿にする傾向にあることだ。

初心者が馬券を買うことによって自分が儲けられているかもしれないことに感謝せず、上から目線で知識を振りかざすのだ。

あんな言い方をされていい気分をする者はいない。中には「なにをー!」といってyoutubeをあさりだすマゾヒストもいるだろうが、そんなの少数派だ。大多数は、競馬に萎えるはず。

それはつまり、競馬ファンの減少につながり、競馬文化の衰退に結びつく。

「あの頃はよかった」といっているおっさんは小さな普及活動をしてその時代の熱狂を取り戻そうとするどころか、どんどん競馬を衰退させているのだ。

まさに、老害でしかない。

僕達にできること

もうそういう、ネガティブキャンペーンはやめよう。ポジティブにいきよう。武井壮さんのTwitterを見てみてほしい。ポジティブに生きることがどれだけ素晴らしいか、キミは知ることになる。

ここで気をつけたいのが、若い競馬ファンも徐々に中堅になり、おっさん、おばさんになっていくということだ。知らず知らずのうちに老害になっていく可能性があるのだ。

「え、ディープインパクトのダービー見てないの?」

「ウオッカとダイワスカーレットの天皇賞秋知らないとかwwwww」

「キズナのダービー見てないなんて!俺なんて子どもが熱出してんのに行ってだな、夕飯がorz」

繰り返す。最後の例えは、忘れてほしい。忘れたい。

とにかく、昨日の競馬初心者も今日には老害になる可能性がある。

繰り返すが、そんな言い方をして嬉しいマゾヒストはごくごく一部だ。絶対に、やめてもらいたい。僕はマゾヒストじゃないから、そんな猟奇的なおっさんに魅力を感じることはできない。そんなの、ゲスの極みだ。

では、どうすればいいかといえば、とっても簡単だ。言い方を変えるだけでいい。

「ディープインパクトって強い馬がいてね、そのダービーがさ、凄かったのよ。見てみたらきっと、感動するよ!」

「ウオッカとダイワスカーレットって女傑がいてだな、凄かったんだよ、天皇賞。青島アナが一世一代の名実況してだな、むにゃむにゃ。そんな2頭が母親になって、子どもが走ってるんだぜ!ロマンだと思わないか!?」

嘘だと思うかもしれないが、私はそう促してディープインパクトのダービーを見た結果、号泣した人を知っている。しかも女子だ。女子はディープインパクトで号泣するのだ。

そんな彼女は好きな馬の追っかけで遠征するほどになった。なんて恐ろしい成長力。ハーツクライもビックリだ。

だから、否定するのではなく、促してほしい。競馬の魅力を伝えていってほしい。

とにもかくにも、競馬は面白い。みんなで楽しんでほしい。オールドファンにも新規のファンにも、魅力的なコンテンツであってほしい。

競馬を活かすも殺すも、いま競馬ファンをしているあなた次第なのだ。ぜひ、老害にならないでほしい。老害の多いコンテンツに、未来はない。

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