名牝シルクプリマドンナの仔グランプリブラッドが北の大地で重賞制覇

807_阪神9R ⑦グランプリブラッド 返し馬 (2)

父がG1を7勝したディープインパクト、母は2000年のオークス馬・シルクプリマドンナで半弟には13年NHKマイルカップで3着のフラムドグロワール、14年いちょうSで2着のネオルミエールがいるという良血馬・グランプリブラッドが7月9日に門別で行われた星雲賞(内1600m)を勝利し移籍後初勝利、そして重賞は初制覇を果たしました。

グランプリブラッドは2011年に中央でデビューすると今年ホッカイドウ競馬に移籍するまで通算5勝を挙げ、昨年のエルムSでは4着という結果を残しました。そして2015年のホッカイドウ競馬の開幕を前に道営・田中淳厩舎へ移籍するとこれまでコスモバルク記念2着、赤レンガ記念3着と重賞で惜しい競馬が続いていました。

移籍後3戦目となった7月9日の星雲賞は1番人気は北斗盃を制し前走の北海優駿ではスタート後、落馬競走中止となった3歳馬のオヤコダカが単勝1.9倍。2番人気には重賞4連勝を含め7連勝中のウルトラカイザーが2.3倍と2強ムード。グランプリブラッドは離され10.7倍というオッズで3番人気でした。

レースはスタート後、ピエールタイガーがハナに立ち前は4頭ほどが先団を形成し馬群は縦長。1番人気のオヤコダカはこの先団を追走。2番人気のウルトラカイザーはこの先団の後ろ、グランプリブラッドは後方を追走する形に。3コーナー手前でオヤコダカ、ウルトラカイザーなどが逃げ馬に並びかけるために進出し、4コーナーでこの2頭が抜け出す形になったところをグランプリブラッドがスルスルと内から進出し直線入り口で一気に先頭に立つと最後はウルトラカイザーの追撃を3/4差振り切って勝利しました。1番人気のオヤコダカは早めに先頭に立ったものの直線で失速し4着となりました。

このレースは内回りコースの内を見事に抜け出したグランプリブラッドの服部騎手の好プレーという部分もありましたが58キロという斤量で最後まで粘ったグランプリブラッドの走りも見事。念願の重賞制覇となりました。また2着ウルトラカイザー、3着キタノイットウセイとは着順は異なるもののこの3頭はこれで重賞で3戦続けて上位を争う結果となりました。ここに今回は4着に敗れたものの3歳馬であるオヤコダカが今後加われるとこの4頭のライバル対決は非常に見ものです。北の大地で復活したグランプリブラッドの今後の走りを注目すると共にこの4頭のライバル対決も一緒に今年のホッカイドウ競馬は注目してもらえればと思います。

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夢想

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投稿者プロフィール

兵庫県生まれ。スポーツカメラマン。もともとは競馬、馬の魅力に惹かれて撮り始めたことで今のスポーツカメラマンになるきっかけに。競馬撮影は10年以上。最近は地方競馬に惹かれ(中でも地元園田競馬が最も好き)、全国の競馬場を巡り残す地方競馬場は水沢と帯広を残すのみ。ここ2年地方競馬の2歳戦全レース、3歳戦の主要レースはチェックしブログで掲載中。雑誌・「競馬最強の法則」のナムラダイキチの記事にて写真掲載される事もあり

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