勢力図を予想

カレンブラックヒル

3歳時はマイル王者に輝いた実力馬。成績の出ない時期もあったが今年は小倉大賞典を制すなど調子は上向きだ。安田記念の内容も悪くはなかったし、得意の左回りのマイルコースでこのメンバー相手のここは主役級の存在だ。ここを勝って秋のGI戦線に臨みたいところだ。

レッドアリオン

洛陽ステークス、読売マイラーズカップと2連勝で重賞初制覇とここにきて本格化の兆しが見える。特に読売マイラーズカップでは上がり3F32.9の末脚を繰り出してしゅうんぱつ力の高さを見せつけた。安田記念では8着に敗れたが、持ち味の瞬発力をいかす競馬ができればこのレースを楽勝できる力はある。

トーセンレーヴ

姉にブエナビスタなどがいる超良血馬だ。その血統通り、プリンシパルステークスを制すなど早い時期から素質の高さをうかがわせていた。3年前のエプソムカップで重賞初制覇を成し遂げて以降は勝ち星がないが、前走の洛陽ステークスで3着の後、しっかり休養をとってここに参戦してきた。万全とみてよさそうだ。

ダローネガ

1600万下ではあるが、ここ3走の成績は2着、2着、1着と優秀だ。昇級初戦での重賞挑戦となるが、過去には重賞での好走歴があり、力が足りないということはない。どの位置取りでも競馬ができる自在性がこの馬の強みであり、安定感を生み出している。このレースでも大崩れはなさそうだ。

他には、モンゴル大統領賞での大敗から巻き返しを狙うアルバタックス、ダートから芝に転向して結果が出始めているナリタスーパーワン辺りも圏内か。

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