カテゴリー:予想・考察

根岸S2018の競馬予想データ分析…4つの注目点から浮上する激走馬とは?

(C)Arappa

2018年1月28日、東京競馬場で根岸ステークス(GⅢ/ダート1400m)が行われる。カフジテイク、サンライズノヴァ、キングズガード、アキトクレッセント、ベストウォーリア、ブルドッグボス、ノンコノユメらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

現在中央競馬で行われているダート重賞の中では歴史が古く、現在は冬の東京開催最終日に行われるダートGⅠフェブラリーステークスの前哨戦としてすっかり定着した感のあるレースが根岸ステークスだ。

先日行われた東海ステークス(優勝:テイエムジンソク)同様に1着馬にはフェブラリーステークスへの優先出走権が与えられる。

昨年は比較的堅い配当傾向だったが、過去10年で見ると2008年を除いて6番人気以下の馬が必ず1頭は3着以内に入るなど、大荒れとまではいかないまでも必ずしも堅い決着とはなっていない。

2018年も昨年同様人気サイドの決着となるのか、2016年以前のような結果となるのか。

今回は過去10年の根岸ステークスの結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。


過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順馬名性齢人気
20162タールタン牡86
20163グレープブランデー牡810
20153アドマイヤロイヤル牡815
20142ノーザンリバー牡68
20133セイクリムズン牡710
20122トウショウカズン牡59
20113ダイショウジェット牡810
20101グロリアスノア牡411
20093セントラルコースト牡47

注目点① 単勝15倍以内の馬が1着で固定

該当馬のリストを見てもわかるように、1着に単勝6番人気以下の馬が入ったのは2010年のグロリアスノアただ1頭であることから、1着には人気上位単勝1番人気から5番人気、オッズでは15倍以内で選べばほぼ間違いがないことがわかる。

人気別集計 根岸ステークス 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1番人気4- 2- 0- 4/ 1040.0%60.0%
2番人気1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%
3番人気0- 2- 1- 7/ 100.0%30.0%
4番人気3- 0- 2- 5/ 1030.0%50.0%
5番人気1- 2- 2- 5/ 1010.0%50.0%
6番人気0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%
7番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
8番人気0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%
9番人気0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%
10番人気0- 0- 3- 7/ 100.0%30.0%
11番人気1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%
12番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
13番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
14番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
15番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
16番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

単勝オッズ別集計 根岸ステークス 過去10年

単勝オッズ着別度数勝率複勝率
1.0~ 1.40- 0- 0- 0/ 0
1.5~ 1.90- 0- 0- 0/ 0
2.0~ 2.92- 2- 0- 3/ 728.6%57.1%
3.0~ 3.93- 0- 0- 0/ 3100.0%100.0%
4.0~ 4.90- 2- 0- 3/ 50.0%40.0%
5.0~ 6.90- 1- 0- 10/ 110.0%9.1%
7.0~ 9.93- 1- 4- 8/ 1618.8%50.0%
10.0~14.91- 2- 2- 10/ 156.7%33.3%
15.0~19.90- 1- 0- 16/ 170.0%5.9%
20.0~29.90- 1- 0- 15/ 160.0%6.3%
30.0~49.91- 0- 2- 15/ 185.6%16.7%
50.0~99.90- 0- 1- 22/ 230.0%4.3%
100.0~0- 0- 1- 28/ 290.0%3.4%

集計期間:2008年 ~ 2017年

注目点② 穴馬は馬体重500kg以上を狙え

力のいるダートコースということもあり、人気がない馬体重500kg以上の馬が過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った9頭中8頭までを占めている。

馬体重別の成績で見た場合、500kg未満の馬でも3着以内に入っているケースもあるが、上位人気の馬については馬体重を気にする必要はないとも言える。

馬体重別集計 根岸ステークス 過去10年

馬体重着別度数勝率複勝率
440~459kg1- 0- 0- 5/ 616.7%16.7%
460~479kg1- 0- 1- 19/ 214.8%9.5%
480~499kg3- 2- 0- 28/ 339.1%15.2%
500~519kg4- 2- 4- 37/ 478.5%21.3%
520~539kg1- 6- 4- 37/ 482.1%22.9%
540~0- 0- 1- 4/ 50.0%20.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名馬体重
タールタン502
グレープブランデー534
アドマイヤロイヤル528
ノーザンリバー480
セイクリムズン514
トウショウカズン538
ダイショウジェット568
グロリアスノア516
セントラルコースト502

注目点③ 3コーナーで10番手以内につけられる脚を持っていること!

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った9頭すべてが3コーナーで10番手以内につけている。

直線の長い東京競馬場のダートコースで人気もなく後ろ過ぎる場合にはまず届かないということをデータは示している。

馬名3コーナー4コーナー
タールタン66
グレープブランデー43
アドマイヤロイヤル89
ノーザンリバー57
セイクリムズン53
トウショウカズン33
ダイショウジェット99
グロリアスノア99
セントラルコースト22

注目点④ 人気馬でも人気薄でも関西馬!

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った9頭すべてが関西馬であるが、この傾向は人気馬であっても変わりない。

むしろ、関東の東京競馬場でのレースにも関わらず、出走頭数の約7割が関西馬であることは特筆すべきともいえる。


調教師分類別集計 根岸ステークス 過去10年

調教師分類着別度数勝率複勝率
関東1- 0- 1- 33/ 352.9%5.7%
関西9- 10- 9- 88/1167.8%24.1%
地方0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

まとめ

ここまでの4つの注目点からまずは1着馬として最適な単勝5番人気以内かつ単勝15倍以内になりそうな関西馬を選定すると次の5頭が該当する。

カフジテイク
サンライズノヴァ
キングズガード
アキトクレッセント
ベストウォーリア

次に上位人気以外で前走馬体重が500kg以上の関西馬で、前走の3コーナー10番手以内につけていた馬をピックアップすると次の1頭が該当する。

ニシケンモノノフ

ただし、ニシケンモノノフは本原稿執筆時点では同日に京都競馬場で行われるGⅢシルクロードステークスにも登録しており、現時点ではそちらに向かう可能性が高い。

以上、今回は激走馬候補が比較的多頭数となってしまったが、ニシケンモノノフが出走する場合はニシケンモノノフから人気馬へ流す馬券なり、1着が上位人気馬固定で2着と3着のどちらかにニシケンモノノフを加えるなどで購入点数を絞ることが可能だ。

また、ニシケンモノノフがシルクロードステークスに回った場合には上位5番人気までの堅い決着を予想してボックス買いする方法もありそうだ。

実際にどのような結果になるだろうか、優先出走権狙いの馬の一発はあるのだろうか。



シルクロードS2018の競馬予想データ分析…5つの注目点から浮上する激走馬とは?

(C)MAZIMICKEY

2018年1月28日、京都競馬場でシルクロードステークス(GⅢ/芝1200m)が行われる。ダイアナヘイロー、アレスバローズ、ナックビーナス、ファインニードル、ディバインコード、セイウンコウセイらが出走を予定しているが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵は果たしているのか?

芝1200mのハンデ重賞は年間でも他に2レース(CBC賞・北九州記念)しかなく、冬の時期に実施されているのはシルクロードステークスのみとなっている。

春のスプリント王決定戦GⅠ高松宮記念が3月の中京開催に定着した際に、シルクロードステークスも前哨戦の一つとして位置づけられ、2000年からこの時期に行われるようになった。

2012年の優勝馬は後のスプリント王であるロードカナロアであり、出世レースとも言えるレースであるが、一方で過去10年の三連単配当はすべて万馬券で、しかも一番安くて昨年2017年の40,820円とハンデ戦らしい高配当が続いているレースでもある。

2018年もこれまで同様の高配当となるのか、一転して堅く収まるのか。

今回は過去10年のシルクロードステークスの結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。


過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順馬名性齢人気
20173セカンドテーブル牡57
20163ワキノブレイブ牡611
20153セイコーライコウ牡812
20143リトルゲルダ牝513
20133メイショウデイム牝611
20123ケンブリッジエル牡616
20112アーバニティ牡714
20103シンボリグラン牡86
20091アーバンストリート牡57
20092ソルジャーズソング牡76
20082コパノフウジン牡611

注目点① 単勝10倍以内の馬が1着で固定

該当馬のリストを見てもわかるように、1着に単勝6番人気以下の馬が入ったのは2009年のアーバンストリートただ1頭であることから、1着には単勝1番人気から3番人気までの上位人気、オッズでは10倍以内で選べばほぼ間違いがないことがわかる。

また、2着は単勝1番人気から6番人気で過去10年中8頭、3着は単勝1番人気から3番人気までの馬が1頭も入ったことがないなど、人気と着順が比較的比例している。

これは、馬券を購入する競馬ファンが、ハンディキャッパーがつけたハンデを確実に理解し、予想に結びつけているものと考えられる。

人気別集計 シルクロードステークス 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1番人気2- 1- 0- 7/ 1020.0%30.0%
2番人気4- 1- 0- 5/ 1040.0%50.0%
3番人気3- 1- 0- 6/ 1030.0%40.0%
4番人気0- 3- 2- 5/ 100.0%50.0%
5番人気0- 1- 1- 8/ 100.0%20.0%
6番人気0- 1- 1- 8/ 100.0%20.0%
7番人気1- 0- 1- 8/ 1010.0%20.0%
8番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
9番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
10番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
11番人気0- 1- 2- 7/ 100.0%30.0%
12番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
13番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
14番人気0- 1- 0- 8/ 90.0%11.1%
15番人気0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
16番人気0- 0- 1- 8/ 90.0%11.1%
17番人気0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

単勝オッズ別集計 シルクロードステークス 過去10年

単勝オッズ着別度数勝率複勝率
1.0~ 1.41- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%
1.5~ 1.90- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%
2.0~ 2.91- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%
3.0~ 3.90- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%
4.0~ 4.92- 0- 0- 4/ 633.3%33.3%
5.0~ 6.95- 2- 0- 5/ 1241.7%58.3%
7.0~ 9.90- 3- 1- 8/ 120.0%33.3%
10.0~14.91- 2- 3- 13/ 195.3%31.6%
15.0~19.90- 0- 1- 17/ 180.0%5.6%
20.0~29.90- 0- 1- 11/ 120.0%8.3%
30.0~49.90- 0- 1- 19/ 200.0%5.0%
50.0~99.90- 2- 1- 21/ 240.0%12.5%
100.0~0- 0- 2- 25/ 270.0%7.4%

集計期間:2008年 ~ 2017年

注目点② 乗り替わりを狙え!

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った11頭すべてが前走と騎手が乗り替わりになっている。

事情はそれぞれ異なるだろうが、上位入線が見込める馬ほど騎手は継続騎乗を望む傾向にあるのが一般的で、その傾向が如実に現れているとも言える。

前走騎手別集計 シルクロードステークス 過去10年

前走騎手着別度数勝率複勝率
同騎手6- 5- 1-54/669.1%18.2%
乗替り4- 5- 9-74/924.3%19.6%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走騎手騎手
セカンドテーブル武豊水口優也
ワキノブレイブD.マクド小牧太
セイコーライコウ柴田善臣藤岡康太
リトルゲルダ丸山元気菱田裕二
メイショウデイム川須栄彦国分恭介
ケンブリッジエル上村洋行和田竜二
アーバニティ藤田伸二四位洋文
シンボリグランA.スボリM.デムー
アーバンストリート上村洋行福永祐一
ソルジャーズソング武幸四郎岩田康誠
コパノフウジン北村宏司藤岡佑介

注目点③ 斤量が増えていないこと!

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った11頭すべてが斤量が前走と同じか軽くなっている。

近走の結果が悪いことや今回の相手関係から斤量が同じか軽くなった馬が好走していると言っていいだろう。


ただし、上位人気馬はハンデが重くなっても比較的実力を発揮できているので要注意だ。

斤量別集計 シルクロードステークス 過去10年

前走斤量着別度数勝率複勝率
増減無し2- 3- 3- 41/ 494.1%16.3%
増減±1kg以内8- 7- 6- 89/1107.3%19.1%
今回1~1.5kg増3- 1- 0- 20/ 2412.5%16.7%
今回2~2.5kg増1- 2- 0- 2/ 520.0%60.0%
今回3kg以上増0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
今回1~1.5kg減2- 3- 3- 27/ 355.7%22.9%
今回2~2.5kg減0- 0- 1- 17/ 180.0%5.6%
今回3kg以上減0- 1- 3- 16/ 200.0%20.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走斤量斤量斤量差
セカンドテーブル56560
ワキノブレイブ5755-2
セイコーライコウ5857-1
リトルゲルダ5453-1
メイショウデイム5453-1
ケンブリッジエル5753-4
アーバニティ57570
シンボリグラン5854-4
アーバンストリート5554-1
ソルジャーズソング5754-3
コパノフウジン5554-1

注目点④ レース間隔は長くても2ヶ月

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った11頭すべてが最長でも2ヶ月以内の間隔でこのレースに臨んでいる。

高松宮記念へ向けてここから始動する有力馬はともかく、人気がない馬にとっては、ここが目標のレースでもある場合があることを伺わせる。

馬名間隔(週)クラスレース名
セカンドテーブル3OP淀短距離S
ワキノブレイブ3OP淀短距離S
セイコーライコウ7OPラピスラズリS
リトルゲルダ8OP尾張S
メイショウデイム2OP淀短距離S
ケンブリッジエル31600万新春S
アーバニティ6GⅡ阪神カップ
シンボリグラン10GⅢ京阪杯
アーバンストリート6OP尾張S
ソルジャーズソング7GⅡ阪神カップ
コパノフウジン4GⅢガーネットS

注目点⑤ 馬齢は5歳から8歳、斤量は53kgから57kg

そして、過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った11頭すべてが馬齢は5歳から8歳の間、斤量は53kgから57kgの間に入っている。

馬齢は4歳や9歳以上、斤量は軽ハンデやトップハンデなど両極端に該当する馬は該当していないことがわかる。

まとめ

ここまでの5つの注目点からまずは1着馬として最適な単勝3番人気以内かつ単勝10倍以内になりそうな馬を選定すると次の3頭が該当する。

ダイアナヘイロー
アレスバローズ
ナックビーナス

次に上位人気以外で乗り替わり予定があり、斤量が同じか軽くなり、前走からの間隔が2ヶ月以内、そして馬齢と斤量が注目点の範囲内に当てはまる馬をピックアップすると次の4頭が該当する。


アクティブミノル
グレイトチャーター
コスモドーム
ナリタスターワン

なお、アクティブミノルとコスモドームは最終登録段階で獲得賞金順から除外対象となっているのでご注意いただきたい。

以上、今回は激走馬候補が比較的多頭数となってしまったが、フォーメーションを組むなどで購入点数をある程度絞ることが可能だ。

また、高配当となることを前提に点数を多めにする方法も一考に値する。

以上を参考にして馬券を組み立てていくのも、面白いのではないだろうか?


根岸S2018の予想オッズ・人気と出走予定馬は?フェブラリーSの前哨戦を展望

(C)Ko-Mei

2017年1月28日、東京競馬場で(GIII/ダート1400m)が行われる。カフジテイク、キングズガード、サンライズノヴァ、ベストウォーリア、アキノクレッセントらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望、過去の傾向(上位馬)を振り返っていこう。


日程・概要

2018年 1月28日(日) 1回東京2日目 16頭 [仮想出馬表]
【11R】  第32回根岸S
4歳以上・オープン・G3(別定)(国際)(指定) ダート1400m

出走予定馬・登録馬

実績馬が揃った印象で混戦模様を呈しているが、東京D1400mなら末脚が存分に活かせる去年の覇者カフジテイクが最有力か。

東京D1400mは3戦3勝。自然と足が溜まるコース形態、クラスが上がるにつれて極端なスローペースの少なくなる同舞台はベストだろう。

去年のこのレースを勝った後は、フェブラリーS(GⅠ)3着、ゴドルフィンマイル5着とマイル戦でも善戦を見せた。一息入れた夏のプロキオンS(中京D1400m)は差し遅れて惜しい2着と好走。

秋シーズンの飛躍が期待されたが、マイルCS南部杯、武蔵野S、チャンピオンズCともに今一つな内容。

加齢とともに馬体がパンとしてきたものの、父プリサイスエンド×母父スキャンという純然ダート血統らしく、少し硬さも見られるようになってきた。それがマイル以上の距離では若干伸び負けするようになった要因の一つかもしれない。その点では距離短縮は好材料だ。

どちらにせよ、この根岸Sの舞台はベストな条件であることは明白である。素直に上位を期待したい。

古豪GⅠ馬ベストウォーリアが続く。交流GⅠ2勝(マイルCS南部杯)の実績は今回のメンバーではナンバーワンだ。

スプリントからマイルまで、中央でも地方交流でも安定して走る同馬であるが、D1400mに限定すれば――9回走って馬券を外したのは1回だけという安定感を誇っている。

去年のフェブラリーS(2着)以降、着順はそこそこだがレース振りが今一つな点に年齢的な懸念はあるが、馬体はまだまだ若い。距離短縮で集中力が持続すれば差はないだろう。

4歳馬サンライズノヴァはここが試金石の一戦。去年のユニコーンSを完勝した時は世代の中心を担うかと期待されたものの、その後は若干安定感を欠くレース内容が続いている。

ダート馬にしては軽さのあるストライドの大きい走りなので、時計のかかるダートは今一つな印象。その点では東京コースは合いそう。

D2000mのジャパンダートダービー(交流GⅠ)で人気を裏切る6着、D1400mのグリーンチャンネルC(OP)で完勝、D1600mの武蔵野S(GⅢ)で12着、前走D1800mの師走S(OP)は2着というローテーションできており、大敗の原因がレースの格なのか、回りなのか、距離なのか明確にわからないのは気になるが、スムーズに走れば一発はあっていい。

去勢明け精彩を欠いていたノンコノユメだが、2走前の武蔵野S(4着)の末脚は見どころがあった。初めてマイル未満の距離への挑戦となるが、起爆剤となればまとめての撫で斬りも。

他にも安定株キングズガード、南関の強豪ブルドックボス、岩手競馬の刺客ラブバレット、すんなりハナなら崩れないサイタスリーレッドなどが一発を狙っており、面白いメンバーとなった。

登録馬は以下のとおりだ。


出走予定馬・登録馬

馬名性齢斤量
アキトクレッセント牡656
イーデンホール牡656
カフジテイク牡657
キングズガード牡757
サイタスリーレッド牡557
サンライズノヴァ牡456
ニシケンモノノフ牡759
ノボバカラ牡656
ノンコノユメセ658
ヒカリブランデー牡756
ブラゾンドゥリス牡657
ブルドッグボス牡657
ベストウォーリア牡858
マッチレスヒーロー牡756
モンドクラッセ牡756
ラブバレット牡756

想定・予想オッズ

5番人気アキトクレッセント9.6倍
16番人気イーデンホール2008.6倍
1番人気カフジテイク2.6倍
2番人気キングズガード4.1倍
11番人気サイタスリーレッド66.8倍
3番人気サンライズノヴァ4.1倍
7番人気ニシケンモノノフ14.7倍
9番人気ノボバカラ38.4倍
6番人気ノンコノユメ11.6倍
15番人気ヒカリブランデー2008.6倍
10番人気ブラゾンドゥリス41.7倍
8番人気ブルドッグボス15.6倍
4番人気ベストウォーリア7倍
12番人気マッチレスヒーロー100.2倍
14番人気モンドクラッセ502倍
13番人気ラブバレット143.3倍

シルクロードS2018の予想オッズ・人気と出走予定馬は?短距離戦線を占う一戦を展望

(C)Yushi Machida

2017年1月28日、京都競馬場で(GIII/芝内回り1200m)が行われる。ダイアナヘイロー、ディバインコード、ファインニードル、アレスバローズ、ナックビーナスらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望、過去の傾向(上位馬)を振り返っていこう。


日程・概要

2018年 1月28日(日) 2回京都2日目 22頭 [仮想出馬表]
【11R】  第23回シルクロードS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ)(国際)[指定] 芝1200m・内 (B)

出走予定馬・登録馬

昨夏の内容から平坦京都ならスピードが更に活かせそうなファインニードルを中心視してみたい。

昨夏の鮮やかなオープン入りから1番人気に支持された北九州記念では包まれて5着と破れたものの、秋初戦セントウルSはそのスピードを存分に見せつけて快勝した。

テンの2F目から10秒台が2回続くタイトなラップを押し切って、開幕週とは言え1:07.05の好時計であった。まだ余力がありそうな内容で、今後に大きな期待が持てるレースぶりだったと言える。

前走のスプリンターズSも期待は集まったが、輸送の影響があったのか、レース前から覇気がなく中途半端な位置取りになってしまい、直線も中山の急坂にも苦戦しているようなレースぶりであった。セントウルS好時計の反動もあったかもしれない。

その点、今回はスピードを活かせる平坦京都芝1200m、輸送なし、相手弱化とプラス材料が多く揃っている。年齢的にも上積みはまだありそうで、ここは高松宮記念に繋がる好走を期待したい。

芝のスプリント戦なら崩れないナックビーナスが続く。前走、連覇となったカーバンクルSの内容は着差以上の余裕があり、このスプリント戦線の重賞を再度賑わせそうなレース振りであった。

良馬場馬場の芝1200mであれば、春の京都の超高速馬場から札幌の洋芝までこなしており、スプリント適性ならメンバー随一か。

今回は主戦の横山典弘騎手がニシケンモノノフに騎乗するため勝浦騎手の騎乗となるが、騎乗経験・勝鞍ともにありそれほどマイナスにはならなさそう。

遠征競馬の実績もあり輸送は問題なく、週中の寒波でもし多少馬場が渋ったとしてもこなせそうなのはこのメンバーではアドバンテージだろう。

去年このレースを2着の後、GⅠ高松宮記念を制したセイウンコウセイも復活を期している。

高松宮記念を制した後に使った夏の函館スプリントSで、1番人気に支持されながらとんでもないハイペースを番手追走してしまい、4着と思わぬ凡走。そこからリズムが崩れてしまった印象がある。

あのハイペースを洋芝のタフな馬場で刻んでしまった影響は、その後の走りの硬さに現れていると言えよう。去年のこのレース、そして次走の勝った高松宮記念では、パワフルな掻き込みが見られたが、昨秋のレースではそれがなりを潜めていたように思う。パドックでは馬体以上に、前脚の捌きに注目したい。

昨夏4連勝、ファインニードル他を下した北九州記念で初重賞制覇を飾ったダイアナヘイローも面白い1頭。

前走・スプリンターズSでは流石にお釣りがなかったようで、じっくり休ませたのは印象としては悪くない。平坦コースのほうが良いタイプで、京都代わりも良い材料。休み明けの成績が今一つな部分だけが気になる材料か。

他にもローテーションの幅を広げに来た交流GⅠ馬ニシケンモノノフ、西田騎手との乾坤一擲コンビのラインミーティア、スプリント戦に慣れが見込める実績馬ロードクエスト、前走折り合いに心境あったカラクレナイ、素質馬アレスバローズなどが虎視眈々と芝スプリント戦線への殴り込みを狙っている。


登録馬は以下のとおりだ。

出走予定馬・登録馬

馬名S性齢斤量
アクティブミノル牡6
アットザシーサイド牝5
アレスバローズ牡6
カラクレナイ牝4
キングハート牡5
グレイトチャーター牡6
コスモドーム牡7
スマートカルロス牡6
セイウンコウセイ牡5
セカンドテーブル牡6
タマモブリリアン牝5
ダイアナヘイロー牝5
ディバインコード牡4
ナックビーナス牝5
ナリタスターワン牡6
ニシケンモノノフ牡7
ファインニードル牡5
フミノムーン牡6
ミッキーラブソング牡7
ユキノアイオロスセ10
ラインミーティア牡8
ロードクエスト牡5

想定・予想オッズ

10番人気アクティブミノル31.1倍
12番人気アットザシーサイド37.8倍
4番人気アレスバローズ7.1倍
15番人気カラクレナイ49.7倍
11番人気キングハート33.1倍
19番人気グレイトチャーター266.1倍
17番人気コスモドーム145.1倍
20番人気スマートカルロス266.1倍
6番人気セイウンコウセイ13.5倍
7番人気セカンドテーブル15.6倍
16番人気タマモブリリアン132.9倍
1番人気ダイアナヘイロー2.8倍
2番人気ディバインコード5.4倍
5番人気ナックビーナス7.4倍
18番人気ナリタスターワン228.1倍
13番人気ニシケンモノノフ38.8倍
3番人気ファインニードル6.1倍
21番人気フミノムーン399.2倍
14番人気ミッキーラブソング43倍
22番人気ユキノアイオロス798.7倍
9番人気ラインミーティア23.6倍
8番人気ロードクエスト15.9倍

シルクロードS2018の予想オッズ・人気と日程、出走予定馬と過去の傾向は?

(C)Arappa

2017年1月28日、京都競馬場で(GIII/芝内回り1200m)が行われる。ダイアナヘイロー、ディバインコード、ファインニードル、アレスバローズ、ナックビーナスらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望、過去の傾向(上位馬)を振り返っていこう。


日程・概要

2018年 1月28日(日) 2回京都2日目 22頭 [仮想出馬表]
【11R】  第23回シルクロードS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ)(国際)[指定] 芝1200m・内 (B)

出走予定馬・登録馬

馬名S性齢斤量
アクティブミノル牡6
アットザシーサイド牝5
アレスバローズ牡6
カラクレナイ牝4
キングハート牡5
グレイトチャーター牡6
コスモドーム牡7
スマートカルロス牡6
セイウンコウセイ牡5
セカンドテーブル牡6
タマモブリリアン牝5
ダイアナヘイロー牝5
ディバインコード牡4
ナックビーナス牝5
ナリタスターワン牡6
ニシケンモノノフ牡7
ファインニードル牡5
フミノムーン牡6
ミッキーラブソング牡7
ユキノアイオロスセ10
ラインミーティア牡8
ロードクエスト牡5

想定・予想オッズ

10番人気アクティブミノル31.1倍
12番人気アットザシーサイド37.8倍
4番人気アレスバローズ7.1倍
15番人気カラクレナイ49.7倍
11番人気キングハート33.1倍
19番人気グレイトチャーター266.1倍
17番人気コスモドーム145.1倍
20番人気スマートカルロス266.1倍
6番人気セイウンコウセイ13.5倍
7番人気セカンドテーブル15.6倍
16番人気タマモブリリアン132.9倍
1番人気ダイアナヘイロー2.8倍
2番人気ディバインコード5.4倍
5番人気ナックビーナス7.4倍
18番人気ナリタスターワン228.1倍
13番人気ニシケンモノノフ38.8倍
3番人気ファインニードル6.1倍
21番人気フミノムーン399.2倍
14番人気ミッキーラブソング43倍
22番人気ユキノアイオロス798.7倍
9番人気ラインミーティア23.6倍
8番人気ロードクエスト15.9倍

過去5年好走馬

日付馬名着順人気
2017.1.29ダンスディレクター3
2017.1.29セイウンコウセイ4
2017.1.29セカンドテーブル7
2016.1.31ダンスディレクター2
2016.1.31ローレルベローチェ5
2016.1.31ワキノブレイブ11
2015.2.1アンバルブライベン2
2015.2.1サドンストーム3
2015.2.1セイコーライコウ12
2014.2.2ストレイトガール2
2014.2.2レディオブオペラ1
2014.2.2リトルゲルダ13
2013.1.27ドリームバレンチノ2
2013.1.27ダッシャーゴーゴー4
2013.1.27メイショウデイム11

集計期間:2013. 1.27 ~ 2017. 1.29


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