カテゴリー:回顧

スワーヴリチャードの勝因、サトノダイヤモンドらの敗因は?大阪杯2018回顧

© 2017 Ricky All Rights Reserved.

人馬一体で待望の戴冠。

4月1日に阪神競馬場で行われた大阪杯(G1/芝2000 内回り)はスワーヴリチャードの優勝に終わった。

衝撃の大捲り!思わぬレース展開となった大阪杯。流石ミルコデムーロの一言に尽きるところも大きいが、レースを分析していきながらスワーヴリチャードがレースを制したポイントやアルアイン、サトノダイヤモンドなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
スワーヴリチャードMデムーロ騎手1
牡457(栗東)庄野3.5
2
ペルシアンナイト福永騎手6
牡457(栗東)池江16.3
3
アルアイン川田騎手2
牡457(栗東)池江3.6
4
ヤマカツエース池添騎手10
牡657(栗東)池添兼38.5
5
ミッキースワロー横山典騎手5
牡457(美浦)菊沢12.3
6
ダンビュライト浜中騎手8
牡457(栗東)音無20.1
7
サトノダイヤモンド戸崎圭騎手3
牡557(栗東)池江4
8
トリオンフ田辺騎手7
セ457(栗東)須貝19.4
9
スマートレイアー四位騎手11
牝855(栗東)大久保69
10
メートルダール松山騎手14
牡557(美浦)戸田249.1
11
ヤマカツライデン酒井騎手15
牡657(栗東)池添兼259.3
12
ウインブライト松岡騎手9
牡457(美浦)畠山37
13
シュヴァルグラン三浦騎手4
牡657(栗東)友道9.2
14
マサハヤドリーム北村友騎手16
牡657(栗東)今野555.7
15
サトノノブレス幸騎手13
牡857(栗東)池江107.8
16
ゴールドアクター吉田隼騎手12
牡757(美浦)中川80.6

払い戻し

単勝15350円1人気
複勝15
05
08
150円
310円
140円
1人気
5人気
2人気
枠連03 – 082,410円9人気
馬連05 – 152,930円12人気
ワイド05 – 15
08 – 15
05 – 08
1,020円
300円
640円
11人気
1人気
6人気
馬単15 → 053,750円14人気
三連複05 – 08 – 152,780円6人気
三連単15 → 05 → 0817,450円48人気

レース分析

まずラップを見てみると、前半が61秒1、後半が57秒1というかなり変則的なもので、持続力をかなり高いレベルで求められた一戦と言える。直線ややごちゃついたシーンには残念さも残る。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 スワーヴリチャード

はっきりと出負け。そのまま後方に位置したが残り1000のあたりから一気に進出しそのまま先頭に立った。

ここで3コーナーまでに内に切り込めたことが大きく外枠の不利を打ち消せた。しかしそれでもラスト1000を56秒前後(推定)で上がっておりすさまじい持続力を見せそのまま押し切った。

外枠もスローペースもクリアしてみせた能力と、この馬の特性を最大限引き出した鞍上の手腕には脱帽としか言いようがない。未完の大器がついに大きく花開いた。

2着 ペルシアンナイト

道中はアルアインの後ろ中団からの競馬。そのままコーナーを回り直線を向いてから外に出され脚を伸ばして連を確保した。

外に出た時にウインブライトを押しのける格好になったのはやや残念だが、距離不安を打ち消したという意味で作戦的には正解だっただろう。毎度上積みの大きい馬であることも覚えておきたい。

3着 アルアイン

好位4、5番手に位置した。そのまま脚を溜めて虎視眈々と運んでいたが勝負どころで下がってきたヤマカツライデンのあおりをやや受けてしまった。

直線は勝ち馬の背後から襲い掛からんとするも、ややモタれ気味にもなってしまい結局3着での入線。結果的にはもう少し積極的に運んだ方がチャンスは大きかっただろう。

4着 ヤマカツエース

後方から進め人気の一角サトノダイヤモンドの後ろの位置。そのままペルシアンナイトの後を追うように馬群をかき分けて追い上げた。捌きが上手くいったところはあるがやはり中距離では安定感がある。

5着 ミッキースワロー

後方に位置したが3コーナーから勝負をかけ外を進出。直線も懸命に脚を伸ばしたが、回った位置のロスも大きかったか最後は伸び負ける形に。上がりのかかる展開でこそ本領発揮か。現状での力は出し切っている。

7着 サトノダイヤモンド

レース序盤は中団の内目にいたが徐々に位置を下げ結局は後方からのレースに。直線は外に出されある程度伸びてはいるが勝ち負けには程遠かった。完調には一息だったか。消極的な戦法も悔いが残る。

13着 シュヴァルグラン

中団馬群の中を追走。直線は外目に出され、さぁここからというところで、ペルシアンナイトに寄られたウインブライトに進路をカットされそこからは脚を使えず。

距離も不足していただろうし、休み明けで本調子だったかも疑問だが、有馬記念に続き消化不良な敗戦になってしまったのは非常に残念。

まとめ

大いに不安視されていた右回りを全く物ともせず押し切って見せたスワーヴリチャード。

ラチを頼れば大丈夫と鞍上に確信があったかどうか定かではないが、その腹を括った騎乗ぶりには毎度感嘆の声をあげるしかない。しかし一見強引にも思える戦法を完遂したスワーヴリチャード自身の能力も当然高く評価されるべきだろう。

惜しくも涙を飲んだダービーの惜敗から1年も経たぬうちに、どこか頼りなさと危なっかしさを残す素質馬は立派な一流馬に成長していた。父はダービーの2着から大輪を咲かせるまでに1年半もかかったことを考えれば息子の成長力のすさまじさがよくわかる。

またミルコマジック、の一言だけでは片づけたくないと思わせるだけの説得力がその脚色にはあった。名馬の物語はまだ始まったばかりなのかもしれない。


文=櫻井秀幸


ヒーズインラブの勝因、グレーターロンドンらの敗因は?ダービー卿CT2018回顧

(C)Yusuke Tsutaya

その勢いは止まらない。

3月31日に中山競馬場で行われたダービー卿チャレンジトロフィー(G3/芝1600)はヒーズインラブの優勝に終わった。

実績馬たちが馬群に沈み中波乱といったところだが、どこがレースの鍵となったのだろうか?レースを分析していきながらヒーズインラブがレースを制したポイントやグレーターロンドンなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
ヒーズインラブ藤岡康騎手4
牡555(栗東)藤岡6.5
2
○外キャンベルジュニア石橋脩騎手6
牡655(美浦)堀13.4
3
ストーミーシー大野騎手9
牡554(美浦)斎藤誠26.3
4
テオドール吉田隼騎手5
牡554(美浦)国枝13.3
5
グレーターロンドン田辺騎手1
牡656.5(美浦)大竹3.6
6
ゴールドサーベラス柴山騎手7
牡654(美浦)清水英14.8
7
レッドアンシェル戸崎圭騎手2
牡456.5(栗東)庄野4
8
マイネルアウラート柴田大騎手14
牡756(美浦)高橋裕202
9
マルターズアポジー柴田善騎手3
牡658(美浦)堀井5.5
10
アデイインザライフ北村宏騎手8
牡757(美浦)萩原17.6
11
ダイワリベラル菊沢騎手15
牡756(美浦)菊沢243.4
12
ロジチャリス池添騎手12
牡657(美浦)国枝62.4
13
クラリティスカイ木幡巧騎手16
牡657(美浦)斎藤誠407.2
14
ソルヴェイグ三浦騎手11
牝555.5(栗東)鮫島44.4
15
サンライズメジャー田中勝騎手13
牡956.5(栗東)浜田110.9
16
ミュゼエイリアンミナリク騎手10
セ656(美浦)黒岩32.9

払い戻し

単勝9650円4人気
複勝09
03
15
230円
470円
580円
3人気
8人気
9人気
枠連02 – 05850円2人気
馬連03 – 093,890円17人気
ワイド03 – 09
09 – 15
03 – 15
1,510円
1,880円
4,010円
19人気
23人気
46人気
馬単09 → 036,770円26人気
三連複03 – 09 – 1527,990円91人気
三連単09 → 03 → 15126,530円426人気

レース分析

まずラップを見てみると、前半が46秒2、後半が46秒となっておりほぼイーヴンな推移と言える。中山の馬場はそれなりに時計の出る状態で極端な追い込みは利きづらくある程度立ち回りの器用さも求められた。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ヒーズインラブ

中団の内目でレースを進めた。勝負どころでも外を回らずタイトな位置を維持し、ダイワリベラルの内側の狭いところをうまく回ってきた。

直線も間を割る形となったが力強く伸び、先に抜けた2着馬を余裕を持って交わしさった。兄にサンデーウィザードを持つ良血馬がいよいよ本格化。

2着 キャンベルジュニア

スタート直後はハナにも行ける勢いだったが結局は好位のインに収まった。勝負どころでソルヴェイグの内を掬ってロスなく回り一旦は抜け出した。

しかし勝ち馬の強襲に遭い昨年に続いて2着に終わった。一昨年のこのレースこそチグハグな競馬で大敗したが、中山は本当に得意な馬だ。

3着 ストーミーシー

出負けし道中は勝ち馬の一列後ろにつけた。勢いよく外を進出し追い上げ、直線でも一頭だけ違う脚で差してきたがそれでもここまで、やはり中山マイルの外枠は難しい。

5着 グレーターロンドン

後方のインを進みその位置のまま直線へ。コーナーワークでやや位置をあげたもののそこからイマイチ脚を使えず。本来の決め手を生かせない競馬が続いている。

7着 レッドアンシェル

中団の内目で勝ち馬のインに位置した。しかしそのまま見せ場の少ない競馬に終わった。直線はキャンベルジュニアの後ろでやや窮屈ではあったがいづれにせよ好走は厳しかっただろう。

9着 マルターズアポジー

まずますのスタートだったが他馬も速くハナを取り切れたのは1Fほど行ったあたり。そこからペースも緩まず厳しいレースになった。それでも一旦は振り切りらしさはみせている。マイルは少し忙しい。

まとめ

力強い伸び脚で見事親子鷹を実現させたヒーズインラブが藤岡家を愛で包んでみせた。ハービンジャー産駒ながら速い時計にも難なく対応しており本当に地力強化が顕著だ。

混沌とするマイル戦線にまた新星が誕生。このスピード能力と根性はもっと上のレベルでも十二分に通用するだろう。

文=櫻井秀幸


ファインニードルの勝因、レッドファルクスの敗因は?高松宮記念2018回顧

(C)MAZIMICKEY

充実の5才春、大輪が花開く。

3月25日に中京競馬場で行われた高松宮記念(G1/芝1200)はファインニードルの優勝に終わった。

人気の中心レッドファルクスこそ沈んだが、実力馬たちがしのぎを削ったゴール前は流石G1の直線らしく迫力があった。もつれ合うように入線したゴール前を中心にレース全体を分析していきながらファインニードルがレースを制したポイントやレッドファルクスなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
ファインニードル川田騎手2
牡557(栗東)高橋忠5.5
2
レッツゴードンキ岩田騎手3
牝655(栗東)梅田6.3
3
ナックビーナス三浦騎手10
牝555(美浦)杉浦41.2
4
ダンスディレクター武豊騎手4
牡857(栗東)笹田8.1
5
□外ブリザードティータン騎手6
セ757(地方)イウ13.4
6
セイウンコウセイ松田騎手5
牡557(美浦)上原12.8
7
レーヌミノル和田騎手7
牝455(栗東)本田19.3
8
レッドファルクスMデムーロ騎手1
牡757(美浦)尾関2.3
9
スノードラゴン大野騎手15
牡1057(美浦)高木130
10
キングハート北村宏騎手12
牡557(美浦)星野46.5
11
ネロミナリク騎手9
牡757(栗東)森40.8
12
シャイニングレイ北村友騎手8
牡657(栗東)高野32.6
13
ノボバカラ武藤騎手17
牡657(美浦)天間356.7
14
○外リエノテソーロ吉田隼騎手13
牝455(美浦)武井114.7
15
ラインスピリット森一騎手16
牡757(栗東)松永昌264.4
16
ラインミーティア西田騎手18
牡857(美浦)水野449.3
17
ジューヌエコール福永騎手14
牝455(栗東)安田隆120.3
18
ダイアナヘイロー松山騎手11
牝555(栗東)大根田45.5

払い戻し

単勝9550円2人気
複勝09
08
07
240円
220円
750円
3人気
2人気
8人気
枠連04 – 051,300円5人気
馬連08 – 091,690円5人気
ワイド08 – 09
07 – 09
07 – 08
700円
2,290円
2,760円
4人気
23人気
26人気
馬単09 → 083,170円9人気
三連複07 – 08 – 0915,910円46人気
三連単09 → 08 → 0760,450円170人気

レース分析

まずラップを見てみよう。前半が33秒3で後半が35秒2とかなり速いペースとなった。差し勢に有利な流れになったと見て間違いないだろう。G1らしい締まった流れとも言えるが展開での有利不利は少なくないレースだった。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ファインニードル

先団の後ろぐらいから進めたが直線は安全策で外を回ったこともあり前との差はそれなりにあった。

ジワジワと脚を伸ばしレッツゴードンキがやや外にヨレつつ垂れたことも幸いしゴール寸前で捉えてみせた。余裕のある馬体でトライアルを制し今回は引き締まった体で大仕事。充実一途だ。

2着 レッツゴードンキ

先団で進めたが直線はセイウンコウセイの内にもぐりこみ抜け出しを図った。しかしわずかに脚が鈍ったところで勝ち馬の強襲を受けてしまった。これでスプリントG1は3戦連続の2着。堅実だがもどかしい。

3着 ナックビーナス

こちらも先団からの競馬。ファインニードルと併せる形で脚を伸ばしたが少しだけ遅れ3番手での入線。甘さは残るが堅実で常に力を出し切れるタイプだ。

4着 ダンスディレクター

中団からレースを進め直線は内へ。レッツゴードンキの後ろから差を詰めたが勝ち負けまでには食い込めず。衰えはないが大舞台ではやはりいくらか足りない。

5着 ブリザード

先団で進め1、3着馬のやや前で直線を向いたが伸び負けて掲示板まで。すでに7歳だがせん馬は息が長いし、再来日時があれば警戒が必要だろう。

6着 セイウンコウセイ

敢然とハナを切り正攻法の逃げ。このペースを考えればよく踏ん張っているが、同馬主のネロもハイペースを助長してしまったところには悔しさが残るだろう。

8着 レッドファルクス

後方2番手から進めたが手ごたえにあまり余裕はなかった。直線は内目をさばいていくらかは追い上げたがここまで。行きっぷりの悪さは加齢からのものか。前が流れる展開でこの大敗はふがいない。

まとめ

何度も世界の大舞台で見てきた真っ青な勝負服に衣替えしたファインニードルが最後の最後でタイトルを掴み取ってみせた。

思えばアドマイヤムーンの電撃買収から始まったゴドルフィンチームの日本進出。そのアドマイヤムーンの産駒がチームに初のビッグタイトルをもたらしたことにも縁を感じる。ごちゃつく内側を尻目に真一文字に伸びたファインニードルの視界には世界の舞台が入っただろうか。

文=櫻井秀幸


センチュリオンの勝因、ハイランドピークの敗因は?マーチステークス2018回顧

(C) ritajulius

自分の庭でしっかりとタイトルを射止める。

3月25日に中山競馬場で行われたマーチステークス(G3/ダート1800)はセンチュリオンの優勝に終わった。

高松宮記念同様ハナ差のマッチレースとなったが、このレースから混沌としたダート戦線で今後のし上がっていく馬は現れただろうか?では、センチュリオンの勝因、ハイランドピークの敗因など各馬について振り返っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
センチュリオン幸騎手2
牡657(美浦)田村6.1
2
クインズサターン津村騎手5
牡555(栗東)野中11.4
3
□地ロワジャルダン真島大騎手10
牡756(地方)荒山勝49.1
4
アルタイル田中勝騎手6
牡657(美浦)手塚13.3
5
コスモカナディアン柴田大騎手8
牡556(美浦)金成20.5
6
ロンドンタウン松岡騎手7
牡557.5(栗東)牧田18.1
7
ディアデルレイ勝浦騎手4
牡757(美浦)牧10.7
8
サクラルコール柴田善騎手9
牡753(美浦)田島32.5
9
ハイランドピーク横山典騎手1
牡455(美浦)土田2
10
サンマルデューク蛯名騎手13
牡955(美浦)和田勇110.2
11
オールブラッシュ石橋脩騎手12
牡658(栗東)村山95.6
12
ブレスアロット丹内騎手15
牡553(美浦)高柳瑞133.6
13
ジョルジュサンク藤岡康騎手14
牡554(栗東)鮫島111.2
14
エピカリスルメール騎手3
牡456(美浦)萩原8.2
15
ストロングサウザー木幡巧騎手16
牡755(美浦)久保田365.4
16
メイショウウタゲ内田博騎手11
牡757(栗東)安達54.3

払い戻し

単勝8610円2人気
複勝08
14
04
190円
310円
870円
2人気
3人気
10人気
枠連04 – 07400円1人気
馬連08 – 142,540円11人気
ワイド08 – 14
04 – 08
04 – 14
830円
2,520円
5,460円
8人気
27人気
49人気
馬単08 → 145,090円16人気
三連複04 – 08 – 1429,020円86人気
三連単08 → 14 → 04153,570円413人気

レース分析

まずラップを見てみよう。前半が36秒4、中盤が37秒9、後半がが37秒8となっており、中盤が緩んだ分中山ダートに多い極端な消耗戦とはならなかった。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 センチュリオン

先行馬群の中に身を置き、勝負どころからしっかり進出。先に抜け出し2着馬の急追をしのぎ切った。これで中山1800では9戦連続で馬券になっている。

この舞台とは抜群の相性を誇るだけに他場での走りにまだ疑問は残るが、じっくりと力を付けてパワーアップした今なら夢は広がる。

2着 クインズサターン

中団から進め直線は勝ち馬を追うようにスパート。惜しくも届かなかったが、昨秋のオープン入り以降徐々に成績を上げており地力強化が顕著。今後も楽しみ。

3着 ロワジャルダン

昨年以来の中央場。馬体を中央在籍時並みに絞り狭いところからしっかり伸びた。ブルドッグボスらとともに再度の殴り込みに期待。

9着 ハイランドピーク

大きく離れた後方を進み、直線やや差を詰めては来たがほぼ見せ場のない競馬に終わった。本来の戦法を取れていたわけでもないため力負けかの判断は難しいがムラがあることは確か。

14着 エピカリス

良い行きっぷりで先行集団から進めたが、直線は全く反応できず。長引きそうなスランプに陥っている。

まとめ

オープンでは3勝の実績を持ちながらも久々の重賞参戦となったセンチュリオン。大得意の舞台で出した一発回答はさらなく躍進を予想させるのに十分だった。

文=櫻井秀幸


ブラストワンピースの勝因、ギベオンの敗因は?毎日杯2018回顧

(C)n.hiroto

こじ開けてみせた内ラチ沿い。

3月24日に阪神競馬場で行われた毎日杯(G3/芝1800 外回り)はブラストワンピースの優勝に終わった。上位3頭は人気通りの決着で、タイムもまずまず優秀。上がりも速い。一定以上の評価を与えることが出来るレースだったと言えるだろう。

ではそのレースを分析していきながらブラストワンピースがレースを制したポイントやギベオン、インディチャンプなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
ブラストワンピース池添騎手1
牡356(美浦)大竹2.5
2
ギベオンバルジュー騎手2
牡356(栗東)藤原英3.9
3
インディチャンプ岩田騎手3
牡356(栗東)音無5.1
4
ノストラダムス和田騎手8
牡356(栗東)鈴木孝52.9
5
ウォーターパルフェ酒井騎手9
牡356(栗東)田所68.4
6
ユーキャンスマイル武豊騎手5
牡356(栗東)友道8.2
7
シャルドネゴールド川田騎手4
牡356(栗東)池江5.3
8
アルムフォルツァ浜中騎手6
牡356(栗東)五十嵐26.4
9
テイエムディラン田中健騎手10
牡356(栗東)木原130.9
10
マイハートビート松山騎手7
牡356(栗東)高橋忠45.9

払い戻し

単勝1250円1人気
複勝01
05
03
120円
130円
140円
1人気
2人気
3人気
枠連01 – 05620円1人気
馬連01 – 05660円1人気
ワイド01 – 05
01 – 03
03 – 05
230円
290円
330円
1人気
3人気
5人気
馬単01 → 051,050円1人気
三連複01 – 03 – 05860円1人気
三連単01 → 05 → 033,570円1人気

レース分析

まずラップを見てみよう。前半、中盤、後半と分けてみると36秒、36秒4、34秒1となっており完全な上がり勝負だったと言える。

長い直線をびっしり使っての無敗馬たちの追い比べは見ごたえのあるもので、上位の面々は今後大きな舞台でも活躍が期待出来そうだ。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ブラストワンピース

2番手集団の一角に位置し直線は最内にもぐりこんだ。ラチのない部分で大きく内に入り、そこで逃げたウォーターパルフェがモタれたこともあり若干ではあるが合流の部分で内ラチに接触したように見えた。

しかし、そこから再度末脚に点火。しっかりと伸びを見せ危なげなく押し切った。皐月賞スキップが濃厚なのはやや残念だが当然注目すべき器。

2着 ギベオン

中団を進み直線も中に進路を取った。スタートも何とか出たという感じで、直線もフラつくシーンが目立ち若さが残る。しかしそれでも連を確保したあたりは能力の証でもある。本格化は先かもしれないが面白い存在だ。

3着 インディチャンプ

最後方から直線は馬群を割る戦法を選択。展開も向かず、ギベオンに寄られるシーンもありここまで。力は見せているが一方、距離適性に関してはこのペースでは判断しづらい。

6着 ユーキャンスマイル

中団を追走し直線は外に回った。伸びそうな雰囲気はあったがさほど脚を使えず。上手く立ち回った馬が上位に来ており、展開のあやな部分はある。ただそれを跳ね返すまでの底力は無かったか。

7着 シャルドネゴールド

勝ち馬と同じような位置を進み直線も逃げ馬を外から交わしに出る正攻法の競馬だったが、結局逃げ馬をも交わせず。ややごちゃつくシーンもあったが力負けの色合いのほうが強い。

まとめ

勝ったブラストワンピースはこれで3戦全勝。3戦目で関西に遠征し、重賞制覇と来れば思い出すのは厩舎の先輩であり昨年の有馬記念で引退したルージュバック。

同じく未完の大器で終るのか、タイトルまで手が届くのか、ブラストワンピースの未来はどちらだろうか?ひとまず最速の答えは、およそ2か月後競馬の祭典の舞台で示されることだろう。

文=櫻井秀幸


競馬TIMESについて

keiba_times_atoz1

投稿・執筆者募集

093524

公式Twitter&FB

Twitter_logo_blue FB-f-Logo__blue_72

カテゴリー

アーカイブ

写真提供

競馬TIMESでは以下の写真家の方々にご協力いただいております

写真家一覧

※写真提供は随時募集しております。お問い合わせフォームからご連絡いただければ幸いです

ページ上部へ戻る