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毎日杯2018の競馬予想データ分析…5つの注目点から浮上する激走馬とは?

(C)n.hiroto

2018年3月24日、阪神競馬場で毎日杯(GⅢ/芝1800m)が行われる。ブラストワンピース、ギベオン、ユーキャンスマイル、シャルドネゴールド、ファストアプローチ、インディチャンプ、スズカテイオーらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

クラシック第一弾GⅠ・皐月賞まで中3週となることから皐月賞へ向けてというよりは、その先のGⅠ・日本ダービーなどを見据えて出走馬が揃うことが多いのが毎日杯の特徴だ。

2008年の勝馬ディープスカイや2004年の勝馬キングカメハメハがNHKマイルカップ・日本ダービーと連勝するなど皐月賞ではなく5月の3歳マイル王決定戦GⅠ・NHKマイルカップを次走に選ぶことも多い。

それでも、昨年2017年の毎日杯の勝馬アルアインは皐月賞で単勝9番人気の低評価を覆して見事に優勝をし、古くは1999年にはテイエムオペラオーが毎日杯・皐月賞と連勝し古馬になってからの活躍は誰もが知るところとなっている。

配当傾向を過去10年で見てみると、単勝1番人気が5勝、2番人気が2勝、3番人気が1勝と人気と実力を兼ね備えた馬が勝利する傾向にあるものの、三連単でみると10万円を超える配当となった年も2回あるなど必ずしも堅く収まっていない。

2018年はどのような決着となるのか。

今回は過去10年の毎日杯の結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。


過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順馬名
20173キセキ
20151ミュゼエイリアン
20132ガイヤースヴェルト
20123スピルバーグ
20092ゴールデンチケット
20081ディープスカイ
20083ミダースタッチ

注目点① 人気薄を狙うなら単勝6番人気か7番人気を中心に

該当馬のリストを見てもわかるように、過去10年で馬券圏内に入った延べ30頭のうち単勝6番人気以下が7頭と約2割とやや少なめとなっている。

しかも、過去10年の内、1頭もリストアップされていない年が4回もあることから積極的に人気薄を狙うかどうかは慎重に考えなければならない。

また、人気別に見ると該当馬7頭中5頭が単勝6番人気か7番人気となっていることからも極端な人気薄を狙うことは得策でない。

人気別集計 毎日杯 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1番人気4- 2- 2- 2/ 1040.0%80.0%
2番人気2- 0- 3- 5/ 1020.0%50.0%
3番人気1- 3- 1- 5/ 1010.0%50.0%
4番人気0- 2- 1- 7/ 100.0%30.0%
5番人気1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%
6番人気1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%
7番人気1- 0- 2- 7/ 1010.0%30.0%
8番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
9番人気0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
10番人気0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
11番人気0- 0- 1- 7/ 80.0%12.5%
12番人気0- 1- 0- 6/ 70.0%14.3%
13番人気0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%
14番人気0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%
15番人気0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
16番人気0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
17番人気0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
18番人気0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名人気単勝オッズ
2017キセキ732.8
2015ミュゼエイリアン714
2013ガイヤースヴェルト621.9
2012スピルバーグ714.4
2009ゴールデンチケット1281.9
2008ディープスカイ68.7
2008ミダースタッチ1167.5

注目点② 父・ロイヤルチャージャー系かネイティブダンサー系に注目

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った7頭すべてがロイヤルチャージャー系かネイティブダンサー系種牡馬となっている。

ロイヤルチャージャー系といえば、ディープインパクトに代表されるように現在の日本種牡馬界の王道とも言える血統であり、ネイティブダンサー系の代表種牡馬はキングカメハメハで、競馬場・距離問わず比較的成績を残す万能型ということもあるだろう。

種牡馬系統別集計 毎日杯 過去10年

チェック種牡馬着別度数勝率複勝率
ロイヤルチャージャー系10- 6- 8-69/9310.8%25.8%
ネイティヴダンサー系0- 4- 2-12/180.0%33.3%
ナスルーラ系0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%
ニアークティック系0- 0- 0-10/100.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年
ソート:着別度数順

馬名父系統種牡馬
キセキネイティヴダンサー系ルーラーシップ
ミュゼエイリアンロイヤルチャージャー系スクリーンヒーロー
ガイヤースヴェルトロイヤルチャージャー系ダイワメジャー
スピルバーグロイヤルチャージャー系ディープインパクト
ゴールデンチケットネイティヴダンサー系キングカメハメハ
ディープスカイロイヤルチャージャー系アグネスタキオン
ミダースタッチネイティヴダンサー系Seeking the Gold

注目点③ 前走は4着以内

今回の該当馬7頭すべてが前走でも4着以内と好走している。

クラシックへ向けては勝ち抜き戦の様相が強いこともあり、毎日杯では他馬との比較で人気を落としていても前走で好走していた馬が、前評判を覆した場合に馬券圏内に入ってくることを示している。

前走着順別集計 毎日杯 過去10年


前確定着順着別度数勝率複勝率
前走1着1- 4- 5- 41/ 512.0%19.6%
前走2着2- 3- 0- 9/ 1414.3%35.7%
前走3着1- 0- 2- 9/ 128.3%25.0%
前走4着3- 0- 2- 11/ 1618.8%31.3%
前走5着1- 1- 0- 7/ 911.1%22.2%
前走6~9着2- 2- 0- 14/ 1811.1%22.2%
前走10着~0- 0- 1- 8/ 90.0%11.1%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走着順
キセキ3
ミュゼエイリアン4
ガイヤースヴェルト2
スピルバーグ4
ゴールデンチケット1
ディープスカイ3
ミダースタッチ1

注目点④ レース間隔は6週以内

今回の該当馬を見てみると、いずれの馬もレース間隔が6週以内と比較的間をあけずに出走してきていることがわかる。

目標となるGⅠが皐月賞だけでなくNHKマイルカップや日本ダービーと様々な馬が集まる中でも毎日杯が春の始動戦ではなく、すでにレースを使われてきた馬が活躍することが言える。

レース間隔別集計 毎日杯 過去10年

間隔着別度数勝率複勝率
連闘0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
2週0- 2- 1- 13/ 160.0%18.8%
3週1- 1- 4- 20/ 263.8%23.1%
4週2- 2- 1- 21/ 267.7%19.2%
5~ 9週5- 5- 3- 33/ 4610.9%28.3%
10~25週2- 0- 0- 12/ 1414.3%14.3%
半年以上0- 0- 1- 0/ 10.0%100.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名レース間隔
キセキ4
ミュゼエイリアン6
ガイヤースヴェルト6
スピルバーグ2
ゴールデンチケット2
ディープスカイ4
ミダースタッチ3

注目点⑤ 前走は主場で出走

最後に前走の競馬場別で集計をした場合、今回の該当馬7頭中6頭がいわゆる主場(中山・東京・京都・阪神各競馬場)で出走していた。

第三場と言われるローカル開催でも2歳戦3歳戦はもちろん行われているが、ある程度競走馬としての能力が見込まれている馬が主場で出走することも多く、毎日杯で人気を落としていても見込まれている馬が活躍しているといえる。

前走場所別集計 毎日杯 過去10年

前走場所着別度数勝率複勝率
札幌0- 0- 0- 0/ 0
函館0- 0- 0- 0/ 0
福島0- 0- 0- 0/ 0
新潟0- 0- 0- 0/ 0
東京4- 1- 2- 14/ 2119.0%33.3%
中山1- 0- 3- 18/ 224.5%18.2%
中京0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%
京都3- 4- 1- 20/ 2810.7%28.6%
阪神2- 4- 4- 35/ 454.4%22.2%
小倉0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%
地方0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走場所
キセキ阪神
ミュゼエイリアン東京
ガイヤースヴェルト東京
スピルバーグ中山
ゴールデンチケット船橋
ディープスカイ阪神
ミダースタッチ阪神

まとめ

ここまでの5つの注目点から、人気薄で激走する可能性のある馬を選定すると次の2頭が該当する。


アルムフォルツァ
スズカテイオー

なお、本原稿は最終登録の段階で執筆しているため、仮に今回の該当馬が上位人気に支持されたり、出走回避した場合などは、人気薄が上位に食い込む可能性は低いと見て、素直に上位5番人気までの堅い決着を予想する方法もありそうだ。

後は予想時点での単勝人気やオッズも確認の上、検討を加えていくのも、面白いのではないだろうか。


ミスターメロディの勝因、ダノンスマッシュの敗因は?ファルコンステークス2018の回顧

(C)meteorshoweryn

芝砂兼用の個性派誕生。

3月17日に中京競馬場で行われたファルコンステークス(G3/芝1400)はミスターメロディの優勝に終わった。レースを分析していきながらミスターメロディがレースを制したポイントやダノンスマッシュなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
○外ミスターメロディ福永騎手3
牡356(栗東)藤原英8.2
2
○外アサクサゲンキ武豊騎手7
牡357(栗東)音無15.3
3
フロンティア川田騎手5
牡357(栗東)中内田10.4
4
アンブロジオ横山典騎手4
牡356(美浦)菊沢10.2
5
○外モズスーパーフレア中谷騎手9
牝354(栗東)音無36.2
6
タイセイプライド岩田騎手6
牡357(栗東)西村12.2
7
ダノンスマッシュ戸崎圭騎手1
牡356(栗東)安田隆2.2
8
テンクウ田辺騎手2
牡356(美浦)奥村武5
9
ドラグーンシチー藤岡康騎手12
牡356(栗東)北出80
10
タイセイアベニール北村友騎手13
牡356(栗東)西村95.9
11
カイザーメランジェ武士沢騎手10
牡356(美浦)中野72.3
12
ヒシコスマー荻野極騎手11
牡356(栗東)清水久77.3
13
ダークリパルサー柴山騎手14
牡356(美浦)金成126.2
14
アシャカデッシュ丸山騎手16
牡356(美浦)鈴木伸354.5
15
ムスコローソ津村騎手8
牡356(美浦)手塚17.2
16
エールショー松若騎手15
牡356(栗東)鈴木孝235.6

払い戻し

単勝10820円3人気
複勝10
07
08
350円
460円
310円
5人気
8人気
4人気
枠連04 – 05590円1人気
馬連07 – 105,480円20人気
ワイド07 – 10
08 – 10
07 – 08
1,730円
1,280円
1,390円
21人気
14人気
16人気
馬単10 → 078,880円31人気
三連複07 – 08 – 1011,120円34人気
三連単10 → 07 → 0861,560円203人気

レース分析

レースのラップを見てみよう。前半が34秒9、後半が35秒5というやや速い流れだった。しかしこのタイムは離して飛ばしたモズスーパーフレアのものであり他の馬は平均ペースだったと言うことも出来るだろう。

それでも距離不安をささやかれたモズスーパーフレアが寸前まで粘ったように展開面での有利不利はさしてなかったと言える。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ミスターメロディ

好位につけ直線も早々に前を窺いそのまま押し切る強い内容だった。初の芝とは思えないほどの行きっぷりで馬場を問わないタイプだろう。

臨戦過程や血統背景から距離延長にはやや不安も残り、この春は目標設定自体が難しくなりそうだが先々まで楽しみな逸材であることは間違いない。

2着 アサクサゲンキ

中団から進め直線は勝ち馬の後ろを伸びてきた。1400までなら安定感のある差し脚をこれからも見せてくれそうだ。

3着 フロンティア

中団からの競馬になり直線はアサクサゲンキの外から脚を伸ばしたがここまで。キレないタイプではあるが堅実で左回りなら特に信頼度が高い。

7着 ダノンスマッシュ

消極的なレース運びで馬群に包まれ持ち味を出せず。それでも直線一瞬は伸びかけたが抜け出すには至らず。スピード能力を生かせるスムースな競馬なら巻き返しは可能。

8着 テンクウ

ほぼ最後方で直線を向きさらに大きく外に切り替えるロスがあった。脚は使っており度外視可能な一戦。

まとめ

惑星扱いだったミスターメロディが見事な重賞制覇を収めた。番組選択も冴えわたる藤原きゅう舎はリーディングを快走し今年の複勝率は6割に迫る。

フラワーカップを制した才女とともに高い素質を持つ3歳馬の美しい音色が響き渡った土曜日だった。

文=櫻井秀幸


カンタービレの勝因、ロックディスタウンの敗因は?フラワーカップ2018の回顧

(C)Pelusa214

ハイレベルな牝馬クラシック戦線に新星浮上。

3月17日に中山競馬場で行われたフラワーカップ(G3/芝1800)はカンタービレの優勝に終わった。レースを分析していきながらカンタービレがレースを制したポイントやロックディスタウンなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
カンタービレMデムーロ騎手2
牝354(栗東)角居3.4
2
トーセンブレス柴田善騎手3
牝354(美浦)加藤征6.8
3
ノームコア北村宏騎手4
牝354(美浦)萩原7.4
4
ウスベニノキミ内田博騎手8
牝354(栗東)鈴木孝45.8
5
ファストライフ大野騎手9
牝354(美浦)青木47.5
6
メサルティム石橋脩騎手5
牝354(栗東)荒川7.5
7
ノーブルカリナン勝浦騎手6
牝354(栗東)友道12.1
8
モルフェオルフェ吉田隼騎手7
牝354(美浦)大江原40.1
9
カラリエーヴァ江田照騎手12
牝354(美浦)中川132.8
10
バケットリストミナリク騎手10
牝354(美浦)高橋文52.5
11
インヴィジブルワン三浦騎手11
牝354(栗東)藤原英67.9
12
キープシークレット柴田大騎手13
牝354(栗東)矢作269.6
13
ロックディスタウン柴山騎手14
牡356(美浦)金成126.2

払い戻し

単勝10340円2人気
複勝10
09
03
140円
180円
210円
1人気
3人気
4人気
枠連06 – 071,070円5人気
馬連09 – 101,420円5人気
ワイド09 – 10
03 – 10
03 – 09
480円
510円
740円
3人気
6人気
11人気
馬単10 → 092,180円6人気
三連複03 – 09 – 102,870円10人気
三連単10 → 09 → 0312,440円34人気

レース分析

レースのラップを見ると前半が36秒8、中盤が36秒9、後半が35秒5となっている。スローの上がり勝負だったと見て問題ないだろう。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 カンタービレ

中団のやや前目に付け勝負所から手ごたえ良く進出しそのまましっかり抜け出した。しかしここで大外からトーセンブレスが急追。脚色的には厳しくも見えたがそこからもうひと伸びししのぎ切って見せた。外からの強襲をミルコデムーロが堪えきるシーンはもはや様式美でこの馬の根性もさることながら鞍上の手腕も光った。

遠征で馬体はやや寂しくも見え次走に関しても現状未定の模様。大きいところでも通用する大器に見えるだけにフィジカル面での成長が今後の鍵か。

2着 トーセンブレス

後方からレースを組み立てたが勝負どころでも反応はイマイチ。しかし直線ぐいぐいと前に迫り勝ったかと言うシーンまで作ったが惜しくも2着。賞金的勝っておきたかった馬だけに悔しさが残る。不利な展開の中見せた決め手は本物で、特に中山での切れ味はすさまじいものがある。

3着 ノームコア

早め早めの競馬で最終コーナーではもう先頭を伺う位置取りだった。そこから2頭の脚には屈したもののしっかり粘りを見せ馬券内に残って見せた。半年ぶりだったことを考えれば及第点以上のレースぶりだったと言える。

13着 ロックディスタウン

スタート後すぐインヴィジブルワンがやや内によれたことに端を発するごちゃつきに巻き込まれ折り合いを欠いた。酌量の余地はあるがレースには付き物の些細なアクシデントと言えるレベルのもので、この程度の事であそこまで影響を受けるようでは現状気性面の課題が大きいと言わざるを得ない。転厩したばかりでもあり、立て直しにはまだまだ時間がかかりそうだ。キャットコインら牝系を見るに早熟の可能性もあるだろう。

まとめ

未勝利を勝ってこの舞台に出走し人気に応える。2年前にエンジェルフェイスが同じ道を切り開いているが、同馬はその後クラシック戦線では精彩を欠いた。浅いキャリアで遠征し重賞に出走するという事は、やはり若駒にとって大きな負荷がかかるのだろう、牝馬であればなおさら。また今年は路線のレベルも高い。

しかし今日の走りを見れば、ミルコデムーロが同じ勝負服で昨秋起こしたキセキを再び見てみたいとも思う。それほどに彼女に走りは軽やかで美しく、まるで歌うようだった。

文=櫻井秀幸


ステルヴィオの勝因、ルーカスの敗因は?スプリングステークス2018の回顧

© 2017 Ricky All Rights Reserved.

皐月賞戦線を終わらせない。

3月18日に中山競馬場で行われたスプリングステーウス(G2/芝1800)はステルヴィオの優勝に終わった。レースを分析していきながらステルヴィオがレースを制したポイントやルーカスなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
ステルヴィオルメール騎手1
牡356(美浦)木村2.3
2
エポカドーロ戸崎圭騎手3
牡356(栗東)藤原英5.3
3
マイネルファンロン柴田大騎手6
牡356(美浦)手塚16
4
バールドバイ北村宏騎手10
牡356(美浦)木村48.9
5
レノヴァール北村友騎手7
牡356(栗東)高野24.8
6
カフジバンガード内田博騎手9
牡356(栗東)松元30.3
7
ゴーフォザサミット田辺騎手4
牡356(美浦)藤沢和7.8
8
□地ハッピーグリン大野騎手5
牡356(地方)田中淳10.9
9
ルーカスMデムーロ騎手2
牡356(美浦)堀4.6
10
ビッグスモーキー浜中騎手8
牡356(栗東)清水久25.1
11
コスモイグナーツ津村騎手12
牡356(美浦)高橋祥194.5
12
ライトカラカゼ丸山騎手11
牡356(美浦)相沢115.4
13
○外フォルツァエフミナリク騎手13
牡356(栗東)森383.4

払い戻し

単勝8230円1人気
複勝08
05
12
120円
180円
260円
1人気
3人気
5人気
枠連04 – 06570円1人気
馬連05 – 08680円1人気
ワイド05 – 08
08 – 12
05 – 12
290円
460円
800円
2人気
4人気
9人気
馬単08 → 051,120円2人気
三連複05 – 08 – 122,230円5人気
三連単08 → 05 → 127,440円11人気

レース分析

レースのラップを3分割すると、35秒6、36秒1、36秒4となっており比較的ハイペースの消耗戦だったと言える。飛ばしたコスモイグナーツ以外の面々は平均的なラップだったとはいえ荒れ気味の馬場も含め若駒にはタフな条件だった。

好走した馬たちは底力があると言えるが、ここから短いスパンで疲労を回復できるかも皐月賞好走のカギとなるだろう。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ステルヴィオ

中団から進め直線もスムースに外に出すロスの少ない競馬。そこから末脚を繰り出しエポカドーロでほぼ決まっていた大勢を覆して見せた。

展開が向いたとはいえ最後並んでからのキレは素晴らしかった。追走に不安が残るタイプで200延長もむしろ歓迎ではないか?東の大関が前哨戦を制し再度G1に挑む。

2着 エポカドーロ

2番手を進み直線でしっかり抜け出したが惜しくもステルヴィオの鬼脚に屈した。目標にされたことを考えれば勝ち馬に近しい評価はすべきだが、本番で戦法の似かよる王者ダノンプレミアム相手にどう戦うかは悩ましい。

3着 マイネルファンロン

先団から運び直線もしぶとく脚を伸ばし皐月賞の切符を手に入れた。厳しいレースでステイゴールドの血が生きれば本番でも見せ場を作れるかもしれない。

9着 ルーカス

中団を進み勝負所で鞍上は内に進路を求めたように見えたが、操縦性が悪く結局中を突く形から直線はさほど追われることもなく沈んだ。前走直線の放馬の影響などもあるのか走りに集中出来ていない感が強い。出直しだろう、兄モーリスも古馬になって変わった。

まとめ

ダノンプレミアム1強ムードが漂う中、西の大関タイムフライヤーが無残に沈んだ翌日にこちらは見事に存在感を示した。

坂を上がってもうひと伸びした姿は中山向きを思わせる。3度目の正直は夢ではない。

文=櫻井秀幸


レインボーラインの勝因、クリンチャーの敗因は?阪神大賞典2018の回顧

(C)Arappa

名脇役の名を返上。

3月18日に阪神競馬場で行われた阪神大賞典(G2/芝3000 内回り)はレインボーラインの優勝に終わった。レースを分析していきながらレインボーラインがレースを制したポイントやクリンチャーなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
レインボーライン岩田騎手3
牡556(栗東)浅見5.6
2
サトノクロニクル川田騎手4
牡455(栗東)池江6.3
3
クリンチャー武豊騎手1
牡456(栗東)宮本1.9
4
アルバート福永騎手2
牡757(美浦)堀3.7
5
カレンミロティック池添騎手6
セ1056(栗東)平田29.5
6
ヤマカツライデン松山騎手7
牡656(栗東)池添兼43.5
7
シホウ小牧騎手10
牡756(栗東)笹田149.3
8
ムイトオブリガード藤岡佑騎手5
牡455(栗東)角田19.3
9
□地スーパーマックス山口勲騎手9
牡455(地方)九日俊135
10
トミケンスラーヴァ秋山騎手8
牡856(美浦)竹内61.6
11
コウエイワンマン四位騎手11
牡756(栗東)川村396

払い戻し

単勝7560円3人気
複勝07
06
08
140円
150円
110円
3人気
4人気
1人気
枠連06 – 061,300円4人気
馬連06 – 071,290円6人気
ワイド06 – 07
07 – 08
06 – 08
380円
220円
260円
6人気
2人気
3人気
馬単07 → 062,710円11人気
三連複06 – 07 – 08760円3人気
三連単07 → 06 → 086,530円20人気

レース分析

レースのラップを3分割すると、60秒1、63秒3、60秒2となっており長距離戦にありがちな中だるみの推移となっている。

しかし前半がそこそこ流れたこともあり瞬発力勝負というわけでもなく総合力とスタミナが問われた。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 レインボーライン

後方から進めたが外から押し上げ直線を向いた時にはもう圏内にいた。そこからしっかり脚を伸ばし快勝。内にささった走りはあまり褒められたものではないが内容的にはかなり強い。

実力馬が前哨戦を制し盾制覇に名乗りを上げた。

2着 サトノクロニクル

中団から進め勝ち馬と一緒に進出し直線へ。しかしレインボーラインとクリンチャーの間でやや窮屈な走りになった。レインボーラインが抜けてから脚を伸ばしたがここまで。距離に目途を立てたし力を付けている。

3着 クリンチャー

3番手あたりを進んだが、かかるシーンもあり折り合いはイマイチ。勝負どころでも反応が冴えずなんとかという3着。最低限の格好は付けたがやはり軽い馬場では抜けた力まではなかったか。

4着 アルバート

かなり後方を追走していたが勝負所で押し上げ、1、2着馬の直後で直線を向いた。しかしそこから思ったほど伸びずこの着順にとどまった。唯一57キロを背負っていたとはいえ案外な結果。ムーアでこそか。

まとめ

レインボーラインが2年ぶりの美酒に酔った。前回の勝利であるアーリントンカップ以降この馬はG2以上にしか出走していない。厳しい相手に揉まれた苦しく長い日々にようやくピリオドが打たれた。

札幌記念でモーリスに迫り、菊花賞でただ一頭サトノダイヤモンドに食い下がった玄人好みのステイヤー。昨秋の天皇賞でも豪雨の中歴史的名勝負に華を添えている、そんなレインボーラインが次に狙うは春の天皇賞。次も虹色の末脚で飛んでくる。

文=櫻井秀幸


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